最終更新日:2025/09/22

She always exaggerates her accomplishments.

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彼女はいつも自分の成果を誇張します。

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元となった辞書の項目

exaggeration

名詞

〈U〉誇張,過大視 / 〈C〉誇張した表現,大げさな言い方

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解説

1. 基本情報と概要

単語: exaggeration

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): the act of making something seem larger, more important, or more extreme than it really is; overstatement.

意味(日本語): 物事を実際よりも大げさに表現すること;誇張。

「exaggeration」は「事実以上に盛って話す」イメージを表す名詞です。「大げさすぎるよ!」などと相手に伝えたいときに使われる、誇張を表す言葉です。

活用形:


  • 「exaggeration」は名詞形で、特に「数の変化」はありませんが、可算・不可算どちらの使い方も可能です。例) “That’s a complete exaggeration!” (可算) / “Exaggeration can be misleading.” (不可算)

  • 動詞形: 「exaggerate」(exaggerates, exaggerating, exaggerated)

  • 形容詞形: 「exaggerated」

  • 副詞形: 「exaggeratedly」という形もありますが、ややフォーマル&文語的です。

難易度(CEFR): おおむね B2 (中上級) レベル


  • B2:中上級。「ある程度の複雑な主題について、抽象的な説明や意見交換ができる」レベル。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (prefix): ex-(「外へ」「超えて」というニュアンス)

  • 語幹 (root): agger (ラテン語で「土塁」「盛り上げる」)

  • 接尾語 (suffix): -ation(名詞を作る語尾。「〜すること」「状態」を表す)

これをまとめると、「外へ盛り上げて強調すること」というニュアンスになります。

関連する派生語


  • exaggerate (動詞): 誇張する

  • exaggerated (形容詞): 誇張された、大げさな

よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)


  1. a slight exaggeration(少しの誇張)

  2. a wild exaggeration(とんでもない誇張)

  3. to accuse someone of exaggeration(誰かを誇張だと非難する)

  4. to check for exaggeration(誇張表現がないか確認する)

  5. to avoid exaggeration(誇張を避ける)

  6. blatant exaggeration(露骨な誇張)

  7. media exaggeration(メディアによる誇張)

  8. to dismiss something as an exaggeration(何かを誇張として退ける)

  9. to detect exaggeration in a statement(発言の中にある誇張を見抜く)

  10. slight exaggeration for effect(効果のための少し大げさな表現)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “exaggerare” (ex- 「外に」+ aggerare「盛り上げる」) に由来しています。もともとは「山や土塁をより高くする」というイメージから、「大きく見せる・誇張する」という意味になりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「exaggeration」は主に「大げさすぎる」というニュアンスが強いです。会話でも文章でも、フォーマル・カジュアル問わず用いられますが、相手を批判するようなトーンになる場合もあります。

    -「やや皮肉」や「ユーモア」を込めて使われることもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞/不可算名詞: 「誇張」という概念自体は不可算として扱うこともできますが、「誇張の例」という個別性を示したいときは可算名詞として “an exaggeration” のように使われます。


    • 可算例: “That’s a ridiculous exaggeration.”

    • 不可算例: “Exaggeration can sometimes be harmful.”


  • 一般的な構文:


    • “(Something) is an exaggeration.” ⇒ 「(何か) は誇張だ。」

    • “to claim (something) as an exaggeration.” ⇒ 「(何か) を誇張だと主張する。」


  • イディオムはあまり多くありませんが、口語的に「It’s no exaggeration (to say ~)」(「~と言っても過言ではない」)という言い回しをよく使います。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Don’t you think saying he’s the best in the world is a bit of an exaggeration?”

    (彼が世界一だなんて、ちょっと大げさじゃない?)

  2. “It’s no exaggeration to say this pizza is the best I’ve ever had.”

    (このピザは、私が今まで食べた中で一番だと言っても過言ではないよ。)

  3. “Stop with the exaggeration; it wasn’t that scary.”

    (大げさなこと言うのはやめてよ。そんなに怖くなかったよ。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “We should avoid exaggeration in our product descriptions.”

    (製品の説明で誇張を避けるべきです。)

  2. “Some marketing campaigns rely on subtle exaggeration of benefits.”

    (一部のマーケティングキャンペーンは、利益を微妙に誇張することに頼っています。)

  3. “Be careful not to make an exaggeration in the sales pitch.”

    (営業トークで誇張しすぎないよう気をつけてください。)

学術的な文脈での例文


  1. “Exaggeration can distort research findings and lead to misinformation.”

    (誇張は研究結果を歪め、誤った情報を生み出す可能性があります。)

  2. “The author’s argument contains a slight exaggeration for rhetorical effect.”

    (著者の主張には、レトリック上の効果を狙ったわずかな誇張が含まれています。)

  3. “In many historical accounts, exaggeration plays a role in shaping narratives.”

    (多くの歴史的記述では、誇張が物語形成に役割を果たすことがあります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (synonyms)


  1. overstatement (オーバーステイトメント)


    • 「言い過ぎ」という意味。より直接的に「過剰に述べる」というニュアンス。


  2. hyperbole (ハイパーボリー)


    • 修辞技法としての「誇張法」を指す場合が多い。文学的・修辞的な文脈に多用。


  3. magnification (マグニフィケイション)


    • 「拡大」という意味。比喩的にも使われるが、ややテクニカルな印象。


反意語 (antonyms)


  1. understatement (アンダーステイトメント)


    • 「控えめに言うこと」。誇張とは逆に、「実際より小さく言う」を表現。


  2. moderation (モデレーション)


    • 「節度」「適度さ」。誇張や極端さを避けるという点で反対概念。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ɪɡˌzædʒəˈreɪʃ(ə)n/


    • アメリカ英語・イギリス英語ともに大きくは変わりません。


  • アクセント位置: “ig-ZA-juh-RAY-shun” のように、第三音節(“ray” の部分)に強勢が置かれます。

  • よくある間違い: 「エグザジェレイション」と発音する際に強勢がずれたり、子音の /dʒ/(ジャ音)をうまく発音できなかったりすることがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “exaggeration” の “gg” の部分を一つだけにしてしまい “exageration” と書くミスが起きやすいです。また、末尾の “-ation” を “-ation” 以外にしてしまう誤りも注意。

  • 同音異義語との混同: “exacerbation” (悪化) や “examination” (試験) と似たつづりですが、全く意味が違います。

  • 試験対策: TOEIC や英検でも「誇張」「大げさ」という意味を問う文脈で出題されることがあります。同義語・反義語と一緒に覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 接頭語 “ex-” は「外へ」のイメージ、語幹の “agger” は「盛り上げる」のイメージなので、「何かを外に向かって大きく盛り上げる→大げさにする」というストーリーで覚えるとわかりやすいです。

  • スペリングのコツは「ex + agg + er + ation」のまとまりを意識することです。

  • 「エッグ(egg)」という音を想像して「大きな卵をさらに背伸びして盛る」というイメージにすると、単語が思い出しやすいかもしれません。


上記を踏まえると、「exaggeration」は「事実よりも盛って話すこと」を意味する、ややフォーマルでもありながら日常会話でも使われる便利な単語です。適度に使えば効果的ですが、用いすぎると「本当のことが伝わりにくい」という皮肉な面も覚えておきましょう。

意味のイメージ
exaggeration
意味(1)

〈U〉誇張,過大視

意味(2)

〈C〉誇張した表現,大げさな言い方

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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