最終更新日:2025/09/16

She was ecstatic when she received the job offer.

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彼女は仕事のオファーを受けた時に有頂天だった。

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元となった辞書の項目

ecstatic

IPA(発音記号)
形容詞

有頂天の,無我夢中の;(…に)夢中で《+『at』+『名』》

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解説

以下では、形容詞 “ecstatic” をできるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

英語表記: ecstatic

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語)

• Feeling or expressing overwhelming happiness or joyful excitement.

(圧倒的な幸福感や喜びの興奮を感じている、または表現している)

意味 (日本語)

• 有頂天の, 熱狂的な, 非常にうれしい気持ちを表す

「最高にうれしい!」「興奮が最高潮!」というニュアンスを表す形容詞です。興奮や喜びが頂点に達している様子を強調するときに使います。

活用形

形容詞なので、比較級・最上級の形は通常ありません。非常にフォーマルでも、ややカジュアルでも使える表現ですが、程度を強めたい場合は “completely ecstatic” のように副詞をつけることがあります。

他の品詞形


  • 名詞: ecstasy (エクスタシー … 有頂天の状態、恍惚)

  • 副詞: ecstatically (エクスタティカリー … 有頂天になって)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 日常会話でも使われるが、非常に強い感情を表す形容詞で、応用的な単語。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • ecstatic は、ギリシャ語 “ekstasis” (エクスタシス) に由来すると考えられ、 “ek-” (外へ) + “stasis” (立つ) → 「自分の外へ飛び出さんばかりの喜び」という意味の流れで使われるようになったといわれています。

関連する派生語や類縁語


  • ecstasy (名詞): 恍惚、陶酔状態

  • ecstatically (副詞): 有頂天になって

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ (10個)


  1. an ecstatic crowd

    → 熱狂的な観衆

  2. be ecstatic about something

    → 何かについて有頂天になっている

  3. feel ecstatic

    → 有頂天になる

  4. ecstatic applause

    → 大歓声・熱狂的な拍手

  5. ecstatic grin

    → 満面の笑み・喜びにあふれた笑顔

  6. ecstatic reaction

    → 熱狂的な反応

  7. absolutely ecstatic

    → 完全に有頂天・大喜び

  8. positively ecstatic

    → とてもうれしい・興奮状態

  9. ecstatic with joy

    → 喜びで有頂天の

  10. drive someone ecstatic

    → 人を有頂天にさせる


3. 語源とニュアンス

語源


  • ギリシャ語 “ekstasis” から。「自分の体から外に出るような興奮状態」を指す言葉で、歴史的には宗教的/神秘的な「恍惚状態」を表す場面でよく使われました。

ニュアンス・使用上の注意


  • “ecstatic” は非常に強い喜びや興奮を表現するので、少し大げさな印象を与えることがあります。嬉しさが極限のときや、心から興奮している場面などで使うと効果的です。

  • 口語・書き言葉どちらでも使えますが、やや感情を大きく表す言葉なので、ビジネスメールなどフォーマルな場面では使用に注意が必要です(プレゼンの中やポジティブな査定コメントでは使われることもあります)。


4. 文法的な特徴と構文

文法・構文上のポイント


  • 形容詞として「be + ecstatic」で用いることが一般的。

    例: I was ecstatic about the news. (その知らせに有頂天だった)

  • 目的語を直接取らず、前置詞 “about/over/with” などで「〜について/〜で有頂天になる」と表現するのが一般的です。

イディオム


  • “be in an ecstatic state” などの言い回しもありますが、日常口語ではあまりイディオム化されていません。

  • フォーマルな文章や特定の文脈では “ecstatic trance” (恍惚状態) といった使い方があります。


5. 実例と例文

さまざまな場面で使われる例文を挙げます。感情の強さを示したい時に用いられます。語感から少し演出感がある表現になる場合があります。

日常会話 (3例)


  1. “I was absolutely ecstatic when I got the concert tickets!”

    (コンサートチケットを手に入れたときは本当に有頂天だったよ!)


  2. “She was ecstatic to finally see her favorite band perform live.”

    (彼女は、ついに大好きなバンドのライブを観られて有頂天だった。)


  3. “They looked ecstatic after winning the local soccer tournament.”

    (地元のサッカー大会で優勝して、彼らは有頂天になっていた。)


ビジネスシーン (3例)


  1. “Our clients were ecstatic about the campaign results.”

    (顧客はキャンペーン結果に大喜びでした。)


  2. “The board members seemed ecstatic with the quarter’s high profits.”

    (取締役会のメンバーは、この四半期の高い利益に有頂天の様子でした。)


  3. “He was ecstatic to receive the promotion he’d been working hard for.”

    (彼は努力してきた昇進を手にして、非常に喜んでいました。)


学術的・フォーマルな文脈 (3例)


  1. “Participants reported an ecstatic state during the peak of the meditative session.”

    (参加者たちは、瞑想セッションの最高潮時に恍惚状態を報告した。)


  2. “In historical literature, religious devotees often described their visions as ecstatic experiences.”

    (歴史的な文献では、宗教的信者が幻視体験をしばしば恍惚的な体験として描写している。)


  3. “The artist expressed an ecstatic sense of wonder through her abstract paintings.”

    (その芸術家は、抽象画を通じて有頂天のような驚嘆の感情を表現した。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (シノニム)


  1. overjoyed (大喜びしている)


    • ecstatic よりもう少し素直に「とても嬉しい」。


  2. elated (意気揚々としている)


    • 勝利や称賛で気分が高揚している感じ。


  3. thrilled (ぞくぞくするほどうれしい)


    • 喜びや興奮でワクワクしている。ecstatic よりカジュアル。


  4. euphoric (極度の幸福感に浸っている)


    • しばしば医学・薬学的に「多幸感」を表すときにも使われる。


  5. delighted (とても喜んでいる)


    • 一般的な丁寧表現。ecstatic ほど強い興奮ではない。


反意語 (アンティノム)


  • miserable (みじめな)

  • depressed (落ち込んでいる)

  • devastated (打ちのめされた)

  • disappointed (がっかりした)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ɪkˈstætɪk/ または /ekˈstætɪk/

アメリカ英語 (AE)


  • /ɪkˈstætɪk/ の傾向が強い

  • 第2音節 “-sta-” にストレス(アクセント)が置かれます: “ik-STÁ-tik”

イギリス英語 (BE)


  • /ɪkˈstætɪk/ と発音されることが多い

  • 同様に第2音節が強く発音されます。

  • AE・BEともに大きな差はありませんが、母音の長さや「t」の発音が若干異なる場合があります。

よくある発音の間違い


  • 第1音節にアクセントを置いて “ˈɛk-stætɪk” と言う誤り。正しくは第2音節を強調します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “ecstatic” と書くところを “exstatic” や “ecstactic” などと間違えることがあるので注意してください。

  • “ecstasy” (名詞) と混同して文法が崩れることがあります。形容詞としては “ecstatic” を使いましょう。

  • 同音異義語は特にありませんが、発音に注意 (“static” /ˈstætɪk/ と似た部分があるため)。

  • 試験対策 (TOEICや英検など) で出る場合は強い感情を表す形容詞として類義語問題に出やすいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “ecst-” を “エクスタシー” と結びつけると覚えやすい: 「エクスタシー (ecstasy) = 有頂天」 → 形容詞形が “ecstatic” です。

  • 語源の “ek-” (外へ) + “stasis” (立つ) → 「立ち上るほどの感情」と連想すると「体が浮き立つほどの喜び」とイメージしやすいです。

  • 発音のポイント (ik-STÁ-tik) を頭の中でリズムとして刻むと定着しやすいです。


以上が“ecstatic”の詳しい解説です。強い喜びの感情を印象的に表現したいときに、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
ecstatic
意味(1)

有頂天の,無我夢中の;(…に)夢中で《+at+

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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