cube
名詞 “cube” を徹底解説
1. 基本情報と概要
単語: cube
品詞: 名詞 (ほかにも、動詞として「立方体の形に切る」などの用法があります)
意味(英語): A three-dimensional shape with six square faces, all angles right angles, and all edges of equal length.
意味(日本語): 立方体(すべての面が正方形で、すべての辺の長さが等しい三次元の形)
「cube(キューブ)」は、立方体やサイコロのように、すべての面が正方形で構成された形を指します。
たとえば「ice cube(氷の立方体)」や「Rubik’s Cube(ルービックキューブ)」などで馴染みのある単語です。
活用形の例(動詞として)
- cube (原形)
- cubes (三人称単数現在形)
- cubed (過去形・過去分詞形)
- cubing (現在分詞形)
品詞の変化例
- 名詞:cube
- 動詞:to cube (〜を立方体に切る、または「x³」のように三乗する)
- 形容詞形:cubic (立方体の、三次関数の、などの意味)
CEFRレベル: B1(中級)
・「cube」は日常会話というよりも、図形を説明するときや、特定の形状を示すときに出てくるやや専門的な単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹: 「cub」
- 接尾語: 「-e」 は名詞を形成する一般的な文字というより、ラテン語由来の末尾となっています。
他の単語との関連性
- cubic (形容詞): 立方体の、三次の
- cubicle (名詞): パーティションで区切られた小部屋やオフィスの一区画
よく使われるコロケーション・フレーズ(10個)
- “ice cube” — 氷の立方体
- “sugar cube” — 角砂糖
- “cube root” — 立方根
- “cube a number” — 数を三乗する
- “perfect cube” — 完全立方体(数の場合は「完全立方数」)
- “frozen cube” — 凍った立方体(主に氷)
- “Rubik’s Cube” — ルービックキューブ
- “cube steak” — 小さく角切りにしたステーキ
- “volume of a cube” — 立方体の体積
- “cube shape” — 立方体の形
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の「cubus」から派生し、さらに古フランス語の「cube」を経て中英語に入ったとされています。
- ギリシャ語の「kybos(サイコロ)」に由来。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 一般的には、立方体の形状を指すときに使われるので、カジュアル・フォーマルを問わず幾何学的形状の話題で頻繁に登場します。
- ルービックキューブなど、特定の商品名や日常的アイテムとしても見聞きしますが、あまり感情的な響きはありません。
- 日常会話で何気なく使うときは、「キューブ(立方体状になっているもの)」という印象で包装や製品の形・氷・砂糖などの形状説明に使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 例えば “one cube / two cubes” のように数えられます。
- 動詞 “to cube”: 「何かを立方体状に切り分ける」または「(数を)三乗する」という意味。文脈で意味が変わります。
- He cubed the potatoes. (ジャガイモを角切りにした)
- We need to cube 2 to get 8. (2の三乗を求めると8になる)
- He cubed the potatoes. (ジャガイモを角切りにした)
一般的な構文例
- “The box was shaped like a cube.”
- “I need to cube these vegetables for the soup.”
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
“Can you pass me a few ice cubes for my drink?”
(飲み物に入れるために氷をいくつか取ってもらえる?)“I love playing with my Rubik’s Cube when I’m bored.”
(退屈なときはルービックキューブで遊ぶのが好きなんだ。)“She cut the cheese into small cubes for the appetizer.”
(彼女は前菜用にチーズを小さなキューブ状に切った。)
ビジネスでの例文(3つ)
“The product comes in a compact cube, making it easy to ship.”
(その製品はコンパクトな立方体のパッケージで届くので、配送が簡単です。)“Our new logo is designed as a three-dimensional cube to symbolize stability.”
(我々の新しいロゴは安定性を象徴するために三次元のキューブの形にデザインされています。)“The manager wants each cubicle arranged in a grid to maximize floor space.”
(マネージャーはフロアスペースを最大化するために、各キュービクルを格子状に配置したいと思っている。)
学術的な文脈(3つ)
“To find the volume of this cube, use the formula side³.”
(この立方体の体積を求めるには、一辺の長さの三乗の公式を使います。)“A perfect cube in mathematics is a number that can be expressed as x³.”
(数学における完全立方数は、x³ の形で表すことができる数を指します。)“Early studies in geometry examined simple solids like the cube and sphere.”
(初期の幾何学研究では、キューブや球のような単純な立体を調査していました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “block”(ブロック)
- 一般的に「ブロック状のもの」「塊」を指す。必ずしも辺・面は同じ長さではない。
- 一般的に「ブロック状のもの」「塊」を指す。必ずしも辺・面は同じ長さではない。
- “cuboid”(直方体)
- 立方体に似ているが、長さ・幅・高さが異なる場合の三次元の長方形のこと。
- 立方体に似ているが、長さ・幅・高さが異なる場合の三次元の長方形のこと。
- “dice”(サイコロ)
- 「ダイス」はサイコロの意味だが、見た目はcubeとほぼ同じ形の小さな立方体。ゲームで用いられる。
- 「ダイス」はサイコロの意味だが、見た目はcubeとほぼ同じ形の小さな立方体。ゲームで用いられる。
- “block”(ブロック)
反意語
- 明確な反意語は存在しませんが、「sphere(球)」は形状としては反対にイメージしやすい形です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA): /kjuːb/
- アメリカ英語: [kjúːb]
- イギリス英語: kjuːb
アクセントの位置:
- “cube” の1音節目(頭)に強勢があり、/kjuːb/ で発音します。
- /kjuː/ の部分が長めの音になります。
よくある発音ミス:
- 「キューブ」で /kjuː/ の部分を曖昧にして「キュウブ」と伸ばしすぎたりすることがあります。
- 口を軽くすぼめながら「キュー(kjúː)」と発音し、最後に軽く「ブ」をつけます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “cude”, “cub” などと書いてしまうミス
- 同音異義語との混同: 特に同音異義語はありませんが “tube” /tjuːb/(チューブ)と似て見えるので書き間違いに注意
- 試験対策: TOEICなどで直接出題頻度は高くありませんが、図形に関した問題や科学技術分野の語彙として知っておくと役立ちます。英検でも物体の形を説明する場面で出題される可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 視覚的イメージ: 「サイコロ」や「ルービックキューブ」を思い浮かべると覚えやすいです。
- 語尾を意識して覚える: “cube” の “-be” に注意。英語には “tube” や “lube” など似た終わり方をする単語がありますが、先頭の “c” で「キューブ」と関連づけましょう。
- 3次元のイメージで認識: 頭の中で立方体のイメージを繰り返すと、スペリングと形状のイメージが紐づきやすくなります。
以上が名詞 “cube” の詳細解説です。立方体のイメージを持っておくと、形や使い方、関連表現が頭に入りやすいでしょう。ぜひ日常会話や学習の中で活用してみてください。
〈U〉立方,3乗
〈数〉'を'3乗する
''を'立方体に切る
〈C〉立方体;立方体の物(さいころ,敷石,木れんがなど)