最終更新日:2025/09/18

The old abandoned house gave me a creepy feeling.

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その古い廃屋は私を不気味な気持ちにさせた。

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元となった辞書の項目

creepy

形容詞

(恐れ・嫌悪などで)ぞくぞくする,気味の悪い

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解説

1. 基本情報と概要

単語: creepy

品詞: 形容詞 (adjective)

CEFRレベルの目安: B1(中級)

英語での意味: Something that causes an unpleasant feeling of fear or unease.

日本語での意味: 気味が悪い、不気味な、ゾッとするような

「creepy」は、怖がらせるような不気味さを表す形容詞です。ホラー映画や薄暗い場所、奇妙な行動をする人などに対して使われることが多いです。日常会話でもわりとよく使う単語ですが、「気味が悪い」というネガティブな感情を伴うので、使い方に注意すると良いでしょう。

活用形

形容詞なので基本的に活用はありませんが、比較級・最上級で用いる場合は以下のようにします。


  • 比較級: creepier (より気味が悪い)

  • 最上級: creepiest (最も気味が悪い)

他の品詞形


  • 名詞形: –

    ※ 「creepy」は名詞としては通常使いませんが、「a creep」と言う場合は「気味の悪い人」という名詞になります。単語「creep(動詞)」の派生で「creepy」という形容詞が作られています。

  • 動詞形: creep(這う、忍び寄る、ゾッとするような感じを与える)

  • 副詞形: creepily(不気味に)

2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: creep (にじり寄る、ゾッとさせるような動き)

  • 接尾語: -y (形容詞化する接尾語。「〜のような状態をもつ」)

派生語・類縁語


  • creep:動詞。「這う、忍び寄る」

  • creeps:名詞の複数形。「ゾッとする感覚」を指す口語表現として “give someone the creeps” というフレーズがあります。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ:10個


  1. creepy feeling(不気味な感じ)

  2. creepy atmosphere(不気味な雰囲気)

  3. creepy clown(不気味なピエロ)

  4. creepy whisper(不気味なささやき声)

  5. creepy doll(不気味な人形)

  6. a creepy old house(不気味な古い家)

  7. creepy story(気味の悪い話)

  8. creepy vibe(不気味な雰囲気)

  9. creepy crawly(這い回る虫などに対する表現)

  10. creepy silence(不気味な静寂)

3. 語源とニュアンス

語源

「creep」という語根は中世英語までさかのぼり、「這う、ゆっくり動く、鳥肌を立たせたりするような不快感を与える」というニュアンスを含む言葉です。「creepy」はそこから派生して、「這うような気味の悪さ」を形容する意味として使われるようになりました。

微妙なニュアンス・使用時の注意点


  • 「creepy」は明らかにネガティブな印象を相手に与える形容詞です。人に対して使う場合は相手を大きく傷つけたり、失礼になる可能性があるため注意が必要です。

  • 会話ではカジュアルに使われることが多いですが、フォーマルよりはインフォーマルな設定の方が自然です。

4. 文法的な特徴と構文


  1. 一般的な構文


    • This place is really creepy.

    • I find clowns creepy.


  2. イディオム系表現


    • get/give (someone) the creeps: 「ゾッとする感じがする(させる)」

      例: “That story gave me the creeps.”(あの話はゾッとしたよ。)


  3. 使用シーン


    • カジュアルな会話、SNS、ホラー小説や映画のレビューなどでよく使われます。

    • ビジネスやフォーマルシーンでそのまま「creepy」という言葉を使うのはややくだけた印象になります。


文法上のポイント


  • 形容詞なので修飾する名詞の前で使ったり、補語としてbe動詞などのあとに使ったりします。

  • 可算・不可算のような区別は必要ありません。(形容詞のため)

5. 実例と例文

以下では、日常会話、ビジネス、学術的な文脈それぞれで3つずつ自然な例文を提示します。

日常会話


  1. “I watched a horror movie last night, and it was so creepy!”

    (昨夜ホラー映画を見たんだけど、めっちゃ不気味だった!)


  2. “That abandoned house looks creepy from the outside.”

    (あの廃墟は外から見ただけでも不気味だね。)


  3. “I got a creepy text message from a strange number.”

    (知らない番号から気味の悪いメッセージが来たんだ。)


ビジネス


  1. “Although it’s a creative concept, the design might appear creepy to some customers.”

    (クリエイティブなコンセプトだけど、一部のお客様には不気味に見えるかもしれません。)


  2. “Some marketing campaigns that rely on excessive tracking can feel creepy to potential clients.”

    (過剰なトラッキングをしているように見えるマーケティングキャンペーンは、不気味に感じられることがあります。)


  3. “We should avoid any branding that comes across as creepy or invasive.”

    (不気味、または押し付けがましいと感じさせるようなブランディングは避けるべきです。)


学術的な文脈


  1. “The concept of the ‘uncanny valley’ addresses how slightly human-like robots can be perceived as creepy.”

    (「不気味の谷」理論は、人間にすごく近いロボットが不気味と感じられる現象を説明します。)


  2. “In some psychological studies, certain stimuli are designed to induce a ‘creepy’ sensation in participants.”

    (一部の心理学研究では、被験者に「気味の悪い」感覚を引き起こすような刺激が用いられます。)


  3. “The phenomenon is often described subjectively, with participants labeling various images or videos as creepy.”

    (その現象は主観的に語られることが多く、被験者はさまざまな画像や動画を気味悪いと評価します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. eerie(不気味な)

  2. spooky(幽霊が出そうな感じの、不気味な)

  3. unsettling(落ち着かない・動揺させるような)

  4. disturbing(心を乱すような、不安にさせるような)

「creepy」はホラー映画や場所、人の行動などにも広く使えるややカジュアルな表現です。


  • eerie は「不思議なほどに静かで不気味」のような状況に多用。

  • spooky は「ぼんやりと幽霊っぽい恐怖」を伴う印象がある。

  • unsettling は直接の恐怖よりも「胸騒ぎがする」感じ。

  • disturbing は「精神的にショックを与えるほどの不安や動揺」を含む度合いがやや強め。

反意語(Antonyms)


  1. comforting(安心させる)

  2. reassuring(心強い)

  3. pleasant(快い)

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語(AmE): /ˈkriː.pi/

  • イギリス英語(BrE): /ˈkriː.pi/

アクセント(強勢)の位置は、先頭の “cree-” の部分にあります。


  • “CREE”-py とCREEの部分を強調します。

よくある発音の間違い


  • /krə́pi/ のように弱めに発音されることがありますが、実際は /kriː/ と長めに母音を発音します。

  • アクセントを後半につけないように注意しましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスで “creapy” と書いてしまうことがありますが、正しくは “creepy” です。

  • 「creep」と混同することがあるので、文脈によって動詞(creep)か形容詞(creepy)かを判別してください。

  • TOEICや英検などの試験で直接問われるケースは多くありませんが、「気味の悪さ」を表現するための語彙問題などで出題される可能性があります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「creep(這う)」という動きがベースにあると想像すると、「背筋がゾクッとする」イメージで覚えやすいでしょう。

  • スペリングの中の “ee” が「長い“イー”」という音を作っていると把握すると、発音とつなげて覚えやすくなります。

  • 暗がりで何かが「忍び寄る」ような怖さをイメージすると、自然と単語の意味が頭に残ります。


「creepy」は、日常のちょっとした怖さから、ホラー映画などの本格的な不気味さまで幅広くカバーする便利な形容詞です。使い方に気をつけながら、イメージを膨らませて覚えると良いでしょう。

意味のイメージ
creepy
意味(1)

(恐れ・嫌悪などで)ぞくぞくする,気味の悪い

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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