最終更新日:2025/07/27

I always keep a backup supply of food in case of emergencies.

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緊急時のために、常に食料の予備を持っています。

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元となった辞書の項目

backup

名詞

(食料などの)予備,たくわえ / 支持,支援 / 《おもの米》(パイプなどの)詰まり / (車などの)渋滞《形容詞的に》back-up pilot{名}〈C〉予備操縦士

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解説

以下では、名詞 “backup” について、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: backup

品詞: 名詞 (動詞 “back up” の名詞形)

意味(英語): A copy or support that is kept so that it can be used to restore or replace something if necessary.

意味(日本語): 何かがうまくいかなくなったときに備えて、予備として保管しておくコピーや支援のことです。「データを守るために取っておく予備コピー」というイメージや、「人手や支援の追加要員」というニュアンスでも使われます。日常的に「バックアップを取る」「予備要員がいる」といった形で使います。

名詞の活用形:

名詞なので、形の変化は特にありませんが、複数形は “backups” となります(例: “I have several backups.”)。

他の品詞:


  • 動詞 “back up”


    • 例: “I will back up my data tonight.”


  • 形容詞として使われることもあります(口語的・ビジネス向け表現): “backup plan” のように名詞を修飾して使われることがあります。

CEFRレベル (目安): B1(中級)

・ITやビジネスの文脈などで良く使われ、日常会話でも登場する単語です。


2. 語構成と詳細な意味

英単語 “backup” は、もともと動詞フレーズ “back up” (後退する, 支援する, コピーをとる) が名詞化したもので、以下の要素に分解できます:


  • back: 後方, 背後

  • up: 上へ、または上方に上げるニュアンス

これらが合わさり、「支援として後ろから支える」「後方で支える」という意味合いが強調され、名詞としては「予備のコピー」や「支援やサポート」という意味で広く使われるようになりました。

よく使われるコロケーション(10選)


  1. make a backup → バックアップを作成する

  2. create a backup → バックアップを作る

  3. backup file → バックアップファイル

  4. data backup → データバックアップ

  5. system backup → システムバックアップ

  6. cloud backup → クラウドバックアップ

  7. regular backup → 定期的なバックアップ

  8. backup plan → 代替案、予備計画

  9. backup copy → 予備のコピー

  10. provide backup → バックアップを提供する、支援する


3. 語源とニュアンス

もともと “back up” という句動詞(前から使われている表現)が、ITの発展とともに「データのバックアップ」「予備の支援」という実用的な名詞として定着したと考えられます。


  • 1950年代以降、コンピューターの普及に伴い「データを保存する」意味として広く定着

  • 軍事用語や警察の現場でも「支援を要請する」意味で使用されていた歴史あり

ビジネスやITではよく使われますが、フォーマル/カジュアル両方のシーンで用いられます。日常会話でも「予備」や「助け」が必要な状況で「バックアップしてくれる人がいる?」のように使われることがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “a backup,” “the backup,” “several backups” のように可算扱い

  • 「助けになる人」を指す場合や「(何らかの)代替パーツ/コピー」を指す場合に用いられます。

一般的な構文の例:


  1. “I have a backup for important data.”(重要なデータにはバックアップを用意しています)

  2. “We need some backup in the kitchen.”(キッチンでヘルプが必要です)※人手の不足を指す口語的用法

  3. “We should keep a backup copy in a safe place.”(バックアップコピーを安全な場所に保管した方がいいです)


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “Do we have a backup plan if it rains on the barbecue day?”

    (バーベキュー当日に雨が降った場合の予備プランはある?)

  2. “I saved a backup of the photos on my external hard drive.”

    (写真を外付けハードドライブにバックアップしたよ)

  3. “Could you be my backup in case I can’t make it to the meeting?”

    (ミーティングに行けなかったとき、代わりに出てくれない?)

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “We always keep multiple backups of our client data.”

    (顧客データのバックアップを常に複数取っています)

  2. “Our backup server is located in another city for safety.”

    (安全確保のためにバックアップサーバーは別の都市に置いてあります)

  3. “We need a backup plan in case the supplier fails to deliver on time.”

    (仕入先が時間通りに納品できなかった場合に備えた予備計画が必要です)

学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “Researchers recommend maintaining a secure backup of all experimental data.”

    (研究者はすべての実験データの安全なバックアップを維持することを推奨しています)

  2. “A consistent backup strategy is essential for long-term data integrity.”

    (一貫したバックアップ戦略は長期的なデータ整合性に不可欠です)

  3. “Backup archives should be reviewed periodically to ensure their validity.”

    (バックアップアーカイブは、有効性を確保するため定期的にチェックすべきです)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. “copy”(コピー)


      • データの複製という意味では似ていますが、「あくまでコピーを作るだけ」というニュアンスで、バックアップほど「予備」や「安全策」の強い意味合いはありません。


    2. “spare”(予備)


      • 予備のもの、スペアパーツという意味で、モノに対して使いやすい単語ですが、デジタルデータの保存という文脈では “backup” がより適切です。


    3. “support”(サポート)


      • 人的な支援やサポートという点では似ていますが、IT的なデータのバックアップにフォーカスする場合は “backup” の方が的確です。



  • 反意語


    • 明確な反意語はありませんが、あえて言えば “primary data” (メインのデータ) という対比があります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (米英): /ˈbæk.ʌp/

  • IPA (英英): /ˈbæk.ʌp/ (ほとんど変わりません)

  • アクセントは前の “bäck” の部分に置かれます(“BACK-up” というイメージ)

よくある発音の間違い:


  • “バックアップ” を “バックアッ” のように曖昧に言ってしまいがちです。母音の “ʌ” は「ア」と「オ」の中間のような音を意識すると良いです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “back up” (動詞句) と “backup” (名詞または形容詞) を混同し、誤用することが多いです。


    • 動詞句: “Please back up your computer.”

    • 名詞: “Please make a backup of your computer.”


  • 試験対策(TOEICや英検)でも、ITやビジネスに関連した英文で頻繁に登場する可能性が高い単語です。

  • カタカナ英語で慣れている人は、一語の “backup” 「バックアップ」ではなく、動詞句の “back up” との区別に注意。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “back” + “up” = 「後ろからサポートする」イメージを頭に浮かべると、突発的な故障やトラブルを“後ろで支えている”感覚として思い出しやすいです。

  • IT関連、警察、軍事などで「援護射撃」や「サポート要員を呼ぶ」場面でも使われる単語だと覚えると印象に残ります。

  • スペル区別: 名詞は一緒に “backup”、動詞フレーズは分けて “back up” と頭に入れておくと混乱が少なくなります。


以上が名詞 “backup” の詳細な解説です。ぜひ、使い分けに注意して、バックアップの重要性を意識しながら学習に活かしてみてください。

意味のイメージ
backup
意味(1)

(食料などの)予備,たくわえ

意味(2)

支持,支援

意味(3)

《おもの米》(パイプなどの)詰まり

意味(4)

(車などの)渋滞《形容詞的に》back-up pilot{名}〈C〉予備操縦士

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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