最終更新日:2025/07/19

The traffic lights alternate between red and green.

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信号は赤と緑が交互に変わります。

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元となった辞書の項目

alternate

動詞

〈自〉〈両者が〉交替する, 《…と》交替する《with ...》 / 〈他〉…を交互にさせる, 互い違いにする

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解説

1. 基本情報と概要

単語: alternate

品詞: 動詞 (場合によっては形容詞・名詞としての用法もあり)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 学習者にとって少し抽象度のある語ですが、会話や文章でもよく見かける単語です。

意味 (英語・日本語)


  • (動詞) “to alternate” : 「交替する・交互に行う」

    例:一人が終わったら次の人が始める、といったように順番に入れ替わるイメージです。

「alternate」は、「順番に入れ替わる」「一つおきに変わる」というニュアンスを持つ動詞です。何かが終われば、次は別のものが始まり、また最初のものに戻る、と繰り返し交互に行うイメージです。

活用形


  • 原形: alternate

  • 三人称単数現在形: alternates

  • 現在分詞/動名詞: alternating

  • 過去形/過去分詞: alternated

他の品詞の例


  • 形容詞: alternate

    例)“on alternate days”「1日おきに」など。

  • 名詞: alternate (主に北米英語)

    例)「代理の人」(たとえば、投票に行けない人の代わりを指す場合など)。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 前置部分(接頭語): なし

  • 語幹: alter- 「変える」(ラテン語由来)

  • 接尾語: -ate(動詞化するための接尾語)

派生語・類縁語


  • alternative (形容詞/名詞):「代替の、選択肢の」

  • alternation (名詞):「交替、交換」

  • alternate (形容詞):「交互の、一つおきの」

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. alternate days → (日本語) 「1日おきに」

  2. alternate shifts → 「交替制のシフト」

  3. alternate route → 「代わりの経路」

  4. alternate plan → 「代替案」

  5. alternate turns → 「交互に順番を取る」

  6. alternate schedule → 「交替スケジュール」

  7. alternate perspective → 「視点を切り替える」

  8. alternate between languages → 「言語を切り替える」

  9. on alternate weekends → 「隔週末に」

  10. alternate approach → 「別のアプローチをとる」


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「alternare」(交互にする、一つおきにする)が由来。

  • 歴史的背景: ラテン語からフランス語を経て英語に伝わり、同じ振り子運動のように「行ったり来たりする」イメージが受け継がれてきました。

使用場面のニュアンスや注意


  • 「順番に変わる」という動きを強調したいときに使う。

  • 日常会話からビジネス文書・学術文でも広く使われる。

  • フォーマル・カジュアルどちらでも使用可能だが、カジュアルな会話では “take turns” の方がわかりやすい場合も。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive): “We alternated the tasks.”(私たちはタスクを交互に行った。)

  • 自動詞 (intransitive): “Our work schedules alternate.”(私たちの勤務時間は交互に変わる。)

一般的な構文の例


  1. alternate A and B → AとBを交互に行う

    例)“We alternate singing and dancing.”

  2. alternate between A and B → AとBの間を行ったり来たりする

    例)“He alternates between happiness and sadness.”

イディオム


  • take turns とほぼ同義。ただし “take turns” はより口語的。 “alternate” はややかしこまった表現にも使いやすい。


5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “Let’s alternate who cooks dinner each night.”

    (夕食を作る人を毎晩交代しようよ。)

  2. “I usually alternate running with cycling for exercise.”

    (運動としては、普段はランニングとサイクリングを交互にやっています。)

  3. “We can alternate between playing video games and watching movies.”

    (ビデオゲームと映画鑑賞を交互にやろうよ。)

ビジネスシーン (3例)


  1. “We should alternate leadership roles in the project each week.”

    (このプロジェクトでは、リーダー役を毎週交替したほうがいいですね。)

  2. “To avoid fatigue, we can alternate tasks every two hours.”

    (疲労を避けるために、2時間おきに担当業務を切り替えましょう。)

  3. “Let’s alternate the presentation segments for variety.”

    (プレゼンのパートを交互に担当してバリエーションをつけましょう。)

学術的な文脈 (3例)


  1. “The experiment requires participants to alternate between two protocols.”

    (この実験では、参加者は2つのプロトコルを交互に行う必要がある。)

  2. “Several species of birds alternate breeding sites for optimal resources.”

    (いくつかの鳥の種は、最適な資源を求めて繁殖地を交互に変える。)

  3. “Students are asked to alternate data-collection methods weekly.”

    (学生は、データ収集方法を週替わりで行うように求められている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. rotate (回転する・交代する)


    • “rotate” は物理的に回転させるイメージも含む。


  2. switch (切り替える)


    • “switch” はスイッチのようにパッと切り替えるイメージ。


  3. take turns (交代でやる)


    • “take turns” は口語でよく使われ、意味はほぼ同じ。


反意語


  • continue (続ける)、maintain (維持する)


    • “alternate” は変化する、交互に行うに対し、これらはやり方を変えずに続けるイメージ。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈɔːl.tə.neɪt/(イギリス英語), /ˈɔːl.tɚ.neɪt/(アメリカ英語)

  • アクセント: 第1音節 “AL” に強勢が置かれる

  • イギリス英語とアメリカ英語の違い:


    • イギリス英語: ɒl か ɔːl の音

    • アメリカ英語: ɒl よりは ɔːl, r音が強い “tɚ” になる


よくある発音ミス


  • “アルタネイト” “オルテネイト” のように、語頭の母音・子音を曖昧に発音してしまうことが多い。

  • アクセントが第2音節にずれると不自然に聞こえるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「alternate」と「alternative」の混同に注意:


    • alternate → 動詞の「交互にする」、形容詞の「交互の」

    • alternative → 名詞/形容詞の「代わりの、別の選択肢」


  • スペルミス: “alter” (変更する) と書き間違えないようにする。

  • 試験での出題例: TOEICや英検などのリーディングセクションで、 “take turns” の言い換え表現として出る場合がある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「alter (変える)」 + 「-nate (○○にする)」 → 「行ったり来たり変化しながら、繰り返すイメージ」

  • Let’s alternate!” と口に出して、誰かと交互に作業や役割をする場面をイメージする。

  • 「オルタネイトジャケット」(リバーシブルのように表裏交互で着られそう)というイメージで覚えるのも楽しいかもしれません。


以上が、動詞 “alternate” の詳細解説です。交互に行うシーンや状況をイメージしながら覚えておくと、使いこなしやすくなります。

意味のイメージ
alternate
意味(1)

…'を'交互にさせる

意味(2)

〈両者が〉交替する;(…と)交替する,互い違いになる《+with+

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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