最終更新日:2025/09/11

『ヨット』,(大型で豪華な発動機つきの)快走船 / ヨットに乗る,ヨットを走らせる,ヨット競走をする

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元となった辞書の項目

yacht

名詞

『ヨット』,(大型で豪華な発動機つきの)快走船 / ヨットに乗る,ヨットを走らせる,ヨット競走をする

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私は豪華なヨットでセーリングに行きました。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: yacht

品詞: 名詞 (可算名詞)

英語での意味:

A yacht is a relatively large and often luxurious boat, usually used for leisure, recreation, or racing.

日本語での意味:

「ヨット」とは、レジャーや競走のために用いられる比較的大型で豪華なボートのことです。モーターが付いているものや帆で動くものなど、さまざまなタイプがあります。カジュアルな海辺のパーティや世界一周航海にも使われたりする「ちょっと優雅で趣味的な乗り物」というニュアンスも含まれます。


  • 活用形:


    • 単数形: yacht

    • 複数形: yachts


  • 他の品詞:


    • 派生的に「yachting」(名詞・動名詞)といって、ヨットを使ったスポーツやレクリエーション、あるいはヨットに乗る行為を指す表現があります。

    • ただし「to yacht」(動詞形)という用例は非常に限定的で、ごく稀に「ヨットで旅をする・楽しむ」という意味で使われることがありますが、日常的な用法ではあまり見られません。


  • CEFRレベルの目安: B1〜B2(中級〜中上級)


    • ヨットに関する用語は、日常英会話よりは少し専門的で、観光や趣味、ニュース記事などで見かける機会があります。中級以上で学習するのが一般的です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:

    「yacht」自体は、オランダ語由来の単語で、接頭語や接尾語を明確に分けられる形ではありません。


  • 関連語:


    • yachting: ヨットに乗ることや、ヨットを使ったスポーツ・レジャーを指す名詞。

    • yachtie (口語): ヨットを所有したりヨットで働いたりする人を指すスラング。


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(各日本語訳付き):



  1. luxury yacht(高級ヨット)

  2. yacht club(ヨットクラブ)

  3. racing yacht(競走用ヨット)

  4. motor yacht(モーターヨット)

  5. charter a yacht(ヨットをチャーターする)

  6. sail a yacht(ヨットを航行させる)

  7. yacht harbor(ヨットハーバー)

  8. yacht crew(ヨットの乗組員)

  9. yacht design(ヨットのデザイン)

  10. yacht party(ヨットパーティー)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「yacht」は、もともとオランダ語の「jacht」(狩り)に由来します。もともとは速さを重視した小型の船を指していたものが、18世紀ごろから徐々に王族や貴族、富裕層の余暇を楽しむための船を意味するようになりました。


  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 多くの場合、ヨットは「余暇」「レジャー」「豪華」というイメージを連想させます。

    • 日常会話では、船全般を指す場合には「boat」を使うことが多いですが、「yacht」はより高級感や大きさを含意します。

    • 口語・文章のどちらでも使えますが、「yacht」はどちらかというと書き言葉やフォーマルな場面でもよく使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞:

    「a yacht」「two yachts」のように数えられる名詞です。

  • 一般的な構文:


    • “(Someone) owns a yacht.”(~はヨットを所有している)

    • “(Someone) sails a yacht.”(~はヨットを操縦する/乗る)


  • フォーマル / カジュアルの使い分け:


    • フォーマルな記事や旅のパンフレット、ニュースなどでは「yacht」をそのまま用います。

    • 口語でも使えますが、必ずしもよく登場する単語ではないので、特定の趣味や話題の中でのみ使用頻度が高いです。



5. 実例と例文

ここでは主に「yacht」がどのように使われるか、場面別に例文を示します。

5.1 日常会話(カジュアル)


  1. “I saw a beautiful yacht at the harbor today.”

    (今日、港で美しいヨットを見かけたの。)

  2. “My neighbor invited me to a yacht party this weekend.”

    (週末に隣人がヨットパーティーに招待してくれたよ。)

  3. “I’ve never been on a yacht before. It sounds exciting!”

    (ヨットに乗ったことないんだ。なんだかワクワクするね!)

5.2 ビジネス(ややフォーマル)


  1. “Our client is interested in chartering a yacht for their corporate event.”

    (クライアントが企業イベントのためにヨットをチャーターしたいそうです。)

  2. “The luxury yacht industry is experiencing significant growth this year.”

    (今年は高級ヨット産業が大幅に成長しています。)

  3. “We’re hosting an exclusive networking reception on a yacht next month.”

    (来月、ヨット上で特別なネットワーキング・レセプションを行います。)

5.3 学術的・専門的文脈


  1. “Recent studies on yacht design focus on fuel efficiency and sustainability.”

    (最近のヨット・デザインに関する研究では、燃費効率や持続可能性に注目が集まっています。)

  2. “The historical evolution of the yacht reflects changing social and economic factors.”

    (ヨットの歴史的変遷は、社会的・経済的要因の変化を反映しています。)

  3. “Advancements in marine technology have made modern racing yachts significantly faster.”

    (海洋技術の進歩により、現代の競走用ヨットは格段に速くなっています。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms):


    1. boat(ボート): 船の総称。大きさや用途にかかわらず幅広く使う。

    2. vessel(船舶): ややフォーマルで、商業船舶なども含む一般的・広範囲な呼称。

    3. sailboat(帆船): 帆だけで動くボートを指す。モーター付きのヨットとは厳密に異なる。


これらは「yacht」ほどの高級感やレクリエーション用途のニュアンスを必ずしも含まない場合があります。


  • 反意語 (Antonyms):


    • 明確な反意語はありませんが、イメージ的には「fishing boat(漁船)」や「cargo ship(貨物船)」のように、レジャー用途ではない船が対極的な位置づけになります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • イギリス英語 (BrE): /jɒt/

    • アメリカ英語 (AmE): /jɑːt/ または /jɑt/


  • 強勢(アクセント):

    1音節で「yacht」すべてを一気に発音します。語頭の “y” をしっかり発音し、「ch」は発音しない(サイレント)点に注意してください。


  • よくある間違い:


    • 「yatch」とつづらないようにしましょう。「c」は入っていません。

    • 「ヤッチ」と読まないで、「ヨット」のように発音します。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「yacht」は「ch」があるため、「yatch」と綴ってしまうミスが多いです。「ch」はあっても発音されないので、注意しましょう。

  • 同音異義語: 「yacht」と同音異義語は特にありませんが、似たようなつづりの「yachtie」などはまた別のスラングなので混同しないようにしましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは直接の出題頻度はそれほど高くありませんが、リスニングで「yacht」に関するトピックが出た場合、知らないと聞き取れない可能性があります。一般教養やビジネスでの話題にも登場するので覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペルのポイント: 「y-a-c-h-t」の「ch」は「チャ」とは読まず、「ヨット」と発音する。

  • イメージ: 「ヨット」は高級感とレジャーのイメージが強いので、「お金持ちが趣味で乗る船」を思い浮かべると覚えやすいでしょう。

  • 覚え方: YachtGot は母音が似ていますが子音が違います。「y」と「got」の「g」を取り替えるようにイメージすると、“y-ot” となり、最後は “ch” と書くが発音しない、という流れで覚えましょう。


以上が “yacht” の詳細解説です。この単語を見ると「豪華な船」や「海のレジャー」といったイメージがわいてくると思います。ぜひ上記のポイントを参考にして、より深く身につけてください。

意味のイメージ
yacht
意味(1)

ヨット,(大型で豪華な発動機つきの)快走船

意味(2)

ヨットに乗る,ヨットを走らせる,ヨット競走をする

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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