最終更新日:2025/10/01
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元となった辞書の項目

shooting

IPA(発音記号)
名詞

射撃,発射 / 銃猟 / 銃猟権

このボタンはなに?

彼は射撃場で的を撃つことを楽しんでいます。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: shooting

品詞: 名詞 (動詞 “shoot” の動作を表す動名詞的な用法から派生した名詞)

意味 (英語・日本語)


  • 英語: “the act of firing a weapon,” “the act of filming or photographing”

  • 日本語: 「銃などを撃つ行為」、「(映画や写真などの) 撮影行為」という意味です。日常では、銃撃事件のニュースで使われたり、映画や写真の撮影について言及する時にも使われます。「shoot」という動詞から来ている名詞形で、「シューティング」とカタカナで表記されることもあります。

「shooting」は、

• 銃や弓矢などを撃つ行為 (射撃)

• 映画を撮影する行為 (撮影)

• 写真撮影、プロのモデル写真のようなシーン

などの場面で使われます。文脈によっては深刻(銃撃事件)にも、カジュアル(写真撮影)にもなり得る単語です。

活用形:


  • 名詞形: shooting (単数形・不可算扱いが多い)

  • 複数形: shootings (主に事件や出来事を数える際に)

他の品詞形:


  • 動詞: shoot (shoot - shot - shot / shooting)

  • 形容詞形: shooting (例: “shooting pain”「ズキズキする痛み」など)

  • 例: “The shooting pain in my arm hasn’t gone away.” (形容詞的に使われる場合)

CEFRレベル目安: B2 (中上級)

→ 「shooting」という単語は、ニュースや映画関連のトピックでよく登場し、中上級者向けの単語と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • shoot (動詞の語幹) + -ing (動名詞・名詞化の接尾辞)

    “shoot” は「撃つ、撮影する」という動詞で、そこに「ing」が付くことで「~すること」という名詞・動名詞形になります。

他の単語との関連性


  • to shoot = 動詞「撃つ、撮影する」

  • shooter = 名詞「撃つ人、シューティングゲームでのプレイヤーキャラクターなど」

  • shot = 動詞 “shoot” の過去形・過去分詞形、あるいは「発砲、写真の1カット」などを表す名詞

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. shooting range(射撃場)

  2. photo shooting(写真撮影)

  3. film shooting(映画の撮影)

  4. mass shooting(銃乱射事件)

  5. shooting victim(銃撃の被害者)

  6. shooting spree(連続銃撃)

  7. shooting gallery(射的場)

  8. shooting practice(射撃の練習)

  9. location shooting(ロケでの撮影)

  10. shooting schedule(撮影スケジュール)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “shoot” は古英語の “sceotan” (投げる、飛ばす、矢などを放つ) から来ており、中英語 “shooten” を経て現代の “shoot” に変化しました。

  • “shooting” はその動名詞形・派生名詞として、「(銃弾や矢などを) 放つこと」、「(カメラで) 撮ること」といった意味になりました。

ニュアンスや使用時の注意


  • 銃撃事件としての “shooting”: 深刻な響きがあり、ニュースや警察の報道などで「銃撃」に関する事件を指す際に使われるため、重々しい印象があります。

  • 撮影としての “shooting”: フォーマル・カジュアルどちらでも使えるが、写真現場や映画現場では日常的な用語です。

  • 口語でも文章でも使われますが、銃撃を意味する時はメディア報道やフォーマルな文章で見かけることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「shooting」は不可算名詞として使われることが多いですが、複数形の “shootings” は主に事件・出来事の数を指すときに用いられます (e.g., “There have been several shootings this month.”)。

  • 動詞の “shoot” には他動詞・自動詞両方の用法がありますが、名詞形 “shooting” の場合は「(主語にとって) 行為や出来事」という扱いです。

  • イディオムで “shooting gallery,” “shooting range,” などがあり、自由に組み合わせて派生表現を作れる場合もあります。


5. 実例と例文

以下では、日常会話・ビジネス・学術的な文脈の順に例文を示します。

日常会話 (カジュアル)


  1. “I have a photo shooting tomorrow for a magazine.”

    → 「明日、雑誌の写真撮影があるんだ。」

  2. “We went to a shooting range over the weekend.”

    → 「週末に射撃場に行ったんだ。」

  3. “The shooting scene in that movie was really intense.”

    → 「あの映画の銃撃シーンは本当に迫力があったね。」

ビジネスシーン


  1. “Our promotional video shooting is scheduled for next Monday.”

    → 「私たちのプロモーションビデオの撮影は来週の月曜日に予定されています。」

  2. “During the shooting, please ensure everyone follows the safety guidelines.”

    → 「撮影中は、全員が安全ガイドラインに従うようにしてください。」

  3. “We need to finalize the budget for the location shooting by tomorrow.”

    → 「ロケ撮影の予算を明日までに確定させる必要があります。」

学術・専門文脈


  1. “Recent studies indicate that the rate of mass shootings has increased significantly.”

    → 「最近の研究によると、銃乱射事件の件数は大幅に増加しているとのことです。」

  2. “The historical development of hunting and shooting sports reflects cultural evolution.”

    → 「狩猟や射撃スポーツの歴史的発展は、文化的進化を反映しています。」

  3. “In film theory, experts examine how shooting techniques influence audience perception.”

    → 「映画理論では、撮影技術が観客の認識にどのような影響を与えるか専門家が研究しています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. firing (銃撃、発砲)

    “firing” は銃などを発砲する行為を強調する単語。銃撃のシーンの物理的行為により近い印象。

  2. filming (撮影)

    “filming” は映画の撮影行為を指し、動画に特化している印象。

  3. photographing (写真撮影)

    写真を撮る場合に特に用いられるが、ややかしこまった響き。

  4. recording (録音・録画)

    音声や動画など、より広範囲の記録行為を指す。

反意語


  • non-shooting activity などといった直接的な反意語はあまり定着していませんが、文脈的には “peaceful event”「非暴力的な出来事」や “no filming allowed”「撮影禁止」などで対比的に扱われることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈʃuːtɪŋ/


    • 最初の “shoo” の部分に強勢があり、「シュートゥィング」のように発音します。


  • アメリカ英語とイギリス英語


    • 大きな差はありませんが、イギリス英語では若干 “t” の発音がはっきりしやすい傾向があります。


  • よくある発音の間違い


    • “shooting” と “shouting(叫ぶこと)” を混同しやすいので、母音 /uː/ と /aʊ/ の違いに注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “shooting” は “oo” のあとに “t” が一つだけ入る点に注意 ( × shoo*tt*ing など)。

  • 同音異義語との混同: “shooting” (シューティング) と “shootin’” (口語の省略形) などで混同しないようにしましょう。

  • 熟語表現: “shooting star” (流れ星) は銃の文脈とは無関係であることを理解すると混乱しません。

  • 試験対策: ニュース記事のリーディングやリスニングで “mass shooting,” “school shooting” などが英検・TOEICでも出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “shoot + ing” → 「シュートする(撃つ/撮影する) + 行為」というイメージで、「銃を撃つ」か「カメラで撮る」ことをまとめて “shooting” と覚えましょう。

  • スポーツやゲームなどの “シューティングゲーム” からも連想しやすいです。

  • 「oo」の部分を「ウー」と伸ばすイメージで、スペルをしっかり覚えると間違いを防げます。

以上が名詞 “shooting” の詳細解説です。撮影にも銃撃にも使われる幅広い意味を持つ単語なので、文脈に合わせて正しく理解して使ってみてください。

意味のイメージ
shooting
意味(1)

射撃,発射

意味(2)

銃猟

意味(3)

銃猟権

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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