最終更新日:2024/06/12

海水は溶解した塩分の存在により塩辛いです。

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Seawater is salty due to the presence of dissolved salts.

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元となった辞書の項目

seawater

IPA(発音記号)
名詞

海水

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: seawater

品詞: 名詞(不可算)

意味(英語): Water from the sea, which contains salt and other minerals.

意味(日本語): 海からくみ上げられる水で、塩分やミネラルが含まれる「海水」のことです。

「海水」は、海岸や海洋などから得られる塩辛い水を指し、飲めない水として認識されることが多い単語です。日常生活では「海水浴」や「海洋」などの文脈でよく登場します。

CEFRレベル目安: A2(初級)

海に関連したわかりやすい単語で、初級レベルからよく目にします。

活用形


  • 名詞形のみで、数えられない名詞(不可算名詞)として扱われるのが一般的です。

他の品詞形


  • 「seawater」は原則として名詞(不可算)表現のみで使われますが、形容詞的に使いたい場合は “seawater-based〜” のように、ハイフンなどでつないで形容の役割をもたせることがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • sea(海)+ water(水)

    それぞれ「海」と「水」の意味を持つ語が合わさってできた合成語です。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. seawater temperature(海水温)

  2. seawater desalination(海水の淡水化)

  3. seawater intake(海水の取り入れ、取水)

  4. seawater intrusion(海水の浸入)

  5. seawater composition(海水成分)

  6. seawater pressure(海水圧)

  7. seawater tank(海水タンク)

  8. seawater density(海水密度)

  9. seawater corrosion(海水腐食、海水による腐食)

  10. seawater treatment(海水の処理)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古英語の “sǣ” (sea) + “wæter” (water) が元となり、そのまま「海水」を表す合成語です。

使用上のニュアンス:


  • 「seawater」はカジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。

  • 科学的な文脈では塩分濃度や化学分析の話が出る場面でよく登場します。

  • 日常会話でも「海水」に関して話題になる時に違和感なく使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 不可算名詞として扱われる

    例: “Seawater is not safe to drink.” (× “Seawaters are not safe to drink.”)


  2. “sea water” と分けて表記する場合もありますが、現在は通例 “seawater” と一語で書かれることが多いです。


  3. 形容詞的に使う際の注意


    • 単独で形容詞にはなりにくいが、ハイフンを用いて “seawater-based” や “seawater-driven” のように表すことがあります。


  4. 使用シーン


    • 話し言葉・書き言葉:どちらでも使われる

    • フォーマル/カジュアル:制限は特にないが、学術論文で「seawater composition」などと書く場合はフォーマルな印象に。日常会話では「the seawater was really cold today!」などカジュアルに使います。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3例)


  1. “The seawater was so cold that I couldn’t stay in for long.”

    (海水がとても冷たくて、あまり長時間入っていられなかったよ。)


  2. “I love the smell of seawater in the morning.”

    (朝の海水の香りが大好きなんだ。)


  3. “Seawater got into my camera during the trip.”

    (旅行中に海水がカメラに入ってしまったよ。)


ビジネスシーンでの例文 (3例)


  1. “Our new plant focuses on seawater desalination for freshwater supply.”

    (弊社の新しいプラントは淡水供給のために海水の淡水化に注力しています。)


  2. “We have to consider seawater corrosion when designing offshore structures.”

    (洋上施設を設計する際、海水による腐食を考慮しなければなりません。)


  3. “The project aims to reduce the environmental impact of discharging treated seawater.”

    (このプロジェクトは、処理した海水を排出する際の環境への影響を低減することを目指しています。)


学術的または専門的な文脈での例文 (3例)


  1. “The chemical properties of seawater vary depending on salinity and temperature gradients.”

    (海水の化学的特性は、塩分濃度や温度勾配に応じて変化します。)


  2. “Seawater intrusion is a critical concern for coastal aquifers worldwide.”

    (海水の浸入は、世界中の沿岸帯水層にとって重大な問題です。)


  3. “Long-term exposure to seawater significantly accelerates metallic corrosion.”

    (長期的に海水にさらされると、金属腐食が著しく加速します。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. saltwater(塩水)


    • 「塩分を含んだ水」を広く指す。よって「海水」に限定されない場合にも使われる。


  2. brine(塩水、塩漬け用の濃い塩水)


    • 食品などを漬ける濃い塩水を指すことが多い。


反意語


  • freshwater(淡水)


    • 真水や川・湖などの塩分を含まない水を指す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号: /ˈsiːˌwɔːtər/ (米), /ˈsiːˌwɔːtə/ (英)


    • アメリカ英語: シーウォーター

    • イギリス英語: シーウォーター (後半の “water” 部分の発音がやや異なる)


アクセント位置


  • “SEA-water” のように、最初の “sea” の部分に強勢が来やすい。

  • “water” の方にも軽い強勢があるが、第一強勢は“sea”。

よくある間違い


  • “sea + water” なので、「シーウォラー」に聞こえてしまうなど、/t/ の発音があいまいにならないよう注意する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “seawater” を “sea water” と書いても間違いではないが、一語で書かれることが多い。

    • “saltwater” と混同しやすい場合もあるので注意。


  2. 同音異義語との混同


    • 同音異義語としてはあまりありませんが、“see water” と聞き間違えることはあるかもしれません。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検などのリーディングで出る場合は、文脈から海洋や水質の話題を問うことが多いので、「salt content(塩分濃度)」関連の単語とあわせて覚えておくと良いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「sea(海)+ water(水)」という直感的な合成語。

  • 海辺のイメージを思い浮かべて塩気のある「水」として想像すると覚えやすいです。

  • 「シーウォーター」という発音で、文字通り「海の水」とイメージが湧きやすいでしょう。

覚える際は、「sea」と「water」をしっかり発音しながら、海の光景をイメージすると定着しやすくなります。

意味のイメージ
seawater
意味(1)

海水

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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