元となった辞書の項目
puppy
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: puppy
品詞: 名詞 (countable noun:可算名詞)
日本語訳: 子犬
英語での意味: A young dog, typically a dog that has not yet reached maturity.
「puppy」は「子犬」のことで、まだ成長しきっていない、小さくてかわいい犬を指し示す単語です。子犬らしい愛らしさや、まだ成熟していないというニュアンスが含まれます。日常会話でもよく使う身近な単語で、犬好きの方なら必ず覚えておきたい単語です。
難易度 (CEFR レベル): A2(初級)
→ 初歩的な語彙として学ばれやすく、犬を飼うことや動物に興味があるときによく使います。
活用形
- 名詞なので時制の変化はありませんが、複数形は “puppies” となります。
- 例:I love playing with puppies. (私は子犬たちと遊ぶのが大好きです)
他の品詞形
- “puppyish” (形容詞):子犬のような、未熟な、無邪気な
- 例:He had a puppyish enthusiasm. (彼は子犬のような無邪気な熱意を持っていた)
2. 語構成と詳細な意味
“puppy” は特別な接頭語・接尾語が付いた語ではありません。ただし、語幹 “pup” は子犬を意味する短縮形として口語で用いられることがあります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- “puppy love”
- (幼い頃の淡い恋、初恋のような気持ち)
- (幼い頃の淡い恋、初恋のような気持ち)
- “puppy dog eyes”
- (子犬のように潤んだ目、哀願するような目つき)
- (子犬のように潤んだ目、哀願するような目つき)
- “puppy fat”
- (子供のときにみられる丸みやぷにぷにした体形)
- (子供のときにみられる丸みやぷにぷにした体形)
- “puppy mill”
- (犬の大量繁殖場)
- (犬の大量繁殖場)
- “cute puppy”
- (かわいい子犬)
- (かわいい子犬)
- “adopt a puppy”
- (子犬を引き取る/養子にする)
- (子犬を引き取る/養子にする)
- “puppy training”
- (子犬のしつけ・訓練)
- (子犬のしつけ・訓練)
- “buy a puppy”
- (子犬を買う)
- (子犬を買う)
- “puppy’s first shots”
- (子犬の初めての予防接種)
- (子犬の初めての予防接種)
- “puppy chow”
- (子犬用のドッグフード)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語の “puppe” (人形) を由来とし、古フランス語で “poupee” に遡るとされます。もともと“小さくてかわいいもの”を指すニュアンスがあり、そこから“小さな犬”という意味合いに派生したといわれます。
- ニュアンス: 子犬特有の愛らしさ、純粋さ、まだ成熟していないことが含意されます。カジュアルな場面で使われることが多いです。
使用時の注意点
- 主に会話やカジュアルな文面で一般的に使われます。
- 「子犬」の柔らかいイメージがあるため、フォーマルな文書よりも、日常会話・SNS・ペット関連の広告や記事などで使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (可算名詞): “one puppy,” “two puppies” のように数えられます。
- 構文例:
- “I got a new puppy.”
- “She adopted two puppies from a shelter.”
- “I got a new puppy.”
イディオム / 表現
- “puppy love” は「幼い恋」「淡い初恋」といった比喩的表現としてよく用いられます。
- 文中では「子犬愛」という直訳的意味よりも、甘く未熟な恋を表す言葉として比喩的に使われるケースが多いです。
5. 実例と例文
a) 日常会話 (カジュアルシーン)
- “I saw the cutest puppy at the park today!”
- (今日公園で本当にかわいい子犬を見かけたの!)
- “My neighbor’s puppy is so friendly. It always comes to greet me.”
- (隣の家の子犬はとても懐っこいんだ。いつも私に挨拶しに来るよ。)
- “Do you want to pet this puppy? He’s super soft!”
- (この子犬をなでてみる?すごく毛がふわふわだよ!)
b) ビジネス (ややフォーマルなシーン)
- “Our company’s charity drive supports local animal shelters in rescuing puppies.”
- (当社のチャリティ活動では、地域の動物保護施設で子犬を救済する支援を行っています。)
- “I designed a logo featuring a playful puppy for the client’s pet store.”
- (クライアントのペットショップ向けに、遊び心のある子犬をあしらったロゴをデザインしました。)
- “We are conducting a campaign to encourage adopting older dogs, not just puppies.”
- (当社は、子犬だけでなく成犬の引き取りも促進するキャンペーンを行っています。)
c) 学術的・専門的(リサーチや論文など)
- “The study observed social development patterns in puppies raised in group environments.”
- (この研究では、グループ環境で育てられた子犬の社会的発達パターンが観察されました。)
- “Early socialization of puppies is crucial for preventing behavioral issues in dogs.”
- (早期の子犬の社会化は、犬の行動上の問題を防ぐうえで重要です。)
- “Veterinarians recommend a specific vaccination schedule for puppies to ensure their health.”
- (獣医は子犬の健康を確保するため、特定の予防接種スケジュールを推奨しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms):
- “pup” (子犬)
- “puppy” よりやや砕けた口語表現。
- “puppy” よりやや砕けた口語表現。
- “young dog” (若い犬)
- 直訳的で、ニュアンスの可愛らしさはあまり強調されない。
- 直訳的で、ニュアンスの可愛らしさはあまり強調されない。
- “doggie” (ワンちゃん)
- 幼児語・愛称的表現。
- 幼児語・愛称的表現。
- “pup” (子犬)
反意語 (antonyms):
- 明確に「反意語」といえる単語はありませんが、あえて対比するなら “adult dog” (成犬) が挙げられます。
ニュアンス・使い分け
- “puppy” は「子犬全般」を指す一般的な語。
- “pup” はより省略的・くだけた言い方。
- “doggie” は幼児語または愛称的で、親しみのある響き。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈpʌpi/
- アメリカ英語: [pʌ́pi] (第一音節に強勢 /ʌ/ の発音)
- イギリス英語: [pʌ́pi] (アメリカ英語とほぼ同じ発音だが、/ʌ/ の音色にやや違いがある場合も)
- よくある間違い: “pappi” や “pupy” など、スペルを誤りがち。
- アクセントは最初の音節 “pup-” に置かれます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “puppy” の重なる “p” と “y” の位置に注意。
- 複数形: “puppies” と “y” が “ies” に変化することを忘れないように。
- 発音: “puppy” の最初の音節は /pʌp/ と発音し、“pap” (/pæp/) と混同しないこと。
- 試験対策: 動物関連のトピックやペットの話題で出題され、動詞や形容詞に派生して問われる可能性は低いが、複数形やコロケーションの理解を問われる場合がある。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “PUP-PY” で「パプ・ピィ」と区切ると、子犬の鳴き声をなんとなくイメージしやすくなります。
- 紙に “puppies” と書いて、最後の “ies” を子犬たちがちょこちょこついてきているようにイメージすると、複数形を覚えやすいです。
- イメージとしてかわいい小犬たちが集まっている写真などを思い浮かべると、綴りとともに記憶に定着しやすいです。
子犬の可愛いイメージと一緒に覚えると、スペリングや用法を忘れにくくなります。ぜひ、愛らしい「puppy」の世界を楽しんで学習してください。
意味のイメージ
意味(1)
子犬