最終更新日:2025/11/30
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元となった辞書の項目

columnist

名詞

(新聞・雑誌などの)コラムニスト,特約寄稿家

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彼女は人気雑誌の有名なコラムニストです。

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解説

以下では、英単語「columnist」について、学習者の方が理解しやすいように順を追って詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: columnist

品詞: 名詞 (countable noun)

意味・概要


  • 英語: A person who writes a regular article (column) for a newspaper or magazine.

  • 日本語: 新聞や雑誌などで、定期的にコラム(短い意見記事)を書いている人。


    • たとえば新聞の意見欄や雑誌のエッセイページなどを担当している書き手のことです。政治の話題や芸能ニュースなど、特定のテーマについて定期的に記事を書くイメージです。


活用形


  • 単数形: columnist

  • 複数形: columnists

他の品詞形


  • 「column(コラム)」: 名詞。縦に並べた段や、定期的に掲載される記事を指します。

  • suffix「-ist」: 「~する人、~を研究する人、専門家」という意味の接尾辞を持つ例として、artist, journalist, scientist などがあります。

難易度(CEFR レベル目安)


  • B2 (中上級)

    日常会話だけでなく、少し専門的な文章や報道関連の文に触れるようになってくるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • column + -ist


    • column: 「縦の欄」「定期的に掲載される文章」などの意味

    • -ist: 「~する人」「専門家」などを表す接尾語


由来する単語および関連語


  • column(コラム)

  • columnar(形容詞: 柱のような、縦の並びの)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. political columnist (政治コラムニスト)

  2. newspaper columnist (新聞コラムニスト)

  3. leading columnist (著名なコラムニスト)

  4. weekly columnist (週刊コラムの筆者)

  5. opinion columnist (オピニオン(意見)コラムニスト)

  6. syndicated columnist (シンジケート・コラムニスト、複数の新聞に配信するコラムニスト)

  7. guest columnist (ゲストコラムニスト)

  8. local columnist (地元のコラムニスト)

  9. influential columnist (影響力の大きいコラムニスト)

  10. well-respected columnist (高く評価されているコラムニスト)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「column」はラテン語で「支柱・柱」を意味するcolumnaに由来し、新聞や雑誌の「縦に区切られたスペース」や「連載記事」を表すようになりました。

  • そこから「-ist」という接尾辞がついて、そのコラムを書く人を「columnist」と呼ぶようになりました。

ニュアンス・使用上の注意点


  • ニュアンス: 定期的な意見や解説などを提供する専門家、または筆者という響きがあります。フォーマルからカジュアルまで、幅広い場面で使われます。

  • 一般的に新聞・雑誌・ウェブサイトなどでコラムをもつ人を指し、ジャーナリストほどの普遍的な取材活動まではしないかもしれませんが、個別テーマに関して深い知識や見解を述べることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • : 可算名詞 (a columnist, two columnists...)

  • 普通は人を表すため、冠詞(a/an/the)や所有格(my/your/their)などと併用します。

  • 使用シーン:


    • フォーマル: ビジネスレポート、新聞記事など

    • カジュアル: SNS上で「コラムニストの誰々が…」というときにも使われます


一般的な構文例


  • “He works as a columnist for The Times.”

  • “She is the chief political columnist at the local paper.”


5. 実例と例文

日常会話で使われる例文


  1. “I always read my favorite columnist’s article on Sunday mornings.”


    • 「日曜日の朝はいつもお気に入りのコラムニストの記事を読んでるんだ。」


  2. “Do you know who the new columnist in that magazine is?”


    • 「あの雑誌の新しいコラムニストが誰か知ってる?」


  3. “A columnist wrote a funny piece about daily life in the city.”


    • 「あるコラムニストが、都会の生活について面白いコラムを書いていたよ。」


ビジネスシーンで使われる例文


  1. “We invited a well-known business columnist to speak at our seminar.”


    • 「有名なビジネスコラムニストをセミナーに招きました。」


  2. “Our PR team collaborates with a columnist for product awareness.”


    • 「広報チームは製品の認知度向上のためにコラムニストと協力しています。」


  3. “Several prominent columnists have mentioned our company’s new service.”


    • 「数名の著名なコラムニストが、我が社の新サービスについて言及してくれています。」


学術的・専門的な文脈で使われる例文


  1. “She started her career as a health columnist focusing on medical research.”


    • 「彼女は医療研究に特化したヘルスコラムニストとしてキャリアをスタートさせました。」


  2. “The academic columnist analyzed the socioeconomic impact of the new policy.”


    • 「そのアカデミックコラムニストは、新しい政策の社会経済的影響を分析しました。」


  3. “A science columnist often translates complex topics into everyday language.”


    • 「サイエンスコラムニストは、複雑なトピックを日常語に訳すことが多いです。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. journalist(ジャーナリスト)


    • 新聞や雑誌などで情報を集めて記事を書く人。コラムニストよりも取材活動が中心。


  2. reporter(リポーター/記者)


    • 現地取材や、情報提供をメインにする人。事実を伝える点に重きがある。


  3. commentator(コメンテーター/解説者)


    • テレビやラジオなどで解説する人。コラムニストが書き手であるのに対し、口頭で解説するイメージ。


  4. writer(ライター/作家)


    • 文章を書く人の総称。コラムニストより広義で、ジャンルを問わずに表現される。


反意語

明確な「反意語」は存在しませんが、コラムを書く人と対比して「読者(reader)」などは間接的に反対の立場になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • 米: /ˈkɑː.ləm.nɪst/

    • 英: /ˈkɒl.əm.nɪst/


  • アクセント:


    • 「col」の部分に強勢があります (最初の音節にアクセント)。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 母音の発音がやや異なります。(米: /ɑ/ に近い音、英: /ɒ/ に近い音)


  • よくある間違い:


    • 「columu-nist」と母音を入れ特異に発音してしまうなど。書くときに「columnist」の “n” の位置を間違いやすい点にも注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペル: “columnist” は “column” の後ろに “-ist” が付いているだけですが、“column” の “n” を落として “columist” と書いてしまう人が多いです。

  • 同音異義語との混同: “column” 自体には同音異義語が少ないため混同は少ないですが、spell のミスに注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは、新聞や雑誌の記事を読む問題で出てくる可能性があります。ジャーナリズム関連の語彙として覚えておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ヒント:


    • 「column + -ist」で「コラムを書く人」。コラムを書いている専門家というイメージで覚えやすいです。


  • イメージ:


    • 新聞の縦列(column)に定期的に意見を書く人。


  • 勉強テクニック:


    • 自分のお気に入りの“columnist”を探し、その人の名前とともに単語を覚えると印象に残りやすいでしょう。



以上が「columnist」の詳細解説です。新聞や雑誌を読む際、著者紹介欄などでよく見かける単語なので、ぜひ注意して見てみてください。

意味のイメージ
columnist
意味(1)

(新聞・雑誌などの)コラムニスト,特約寄稿家

英和選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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