最終更新日:2025/08/24

《しばしば複数形で;単数扱い》包装材料,包装紙

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

wrapping

名詞

《しばしば複数形で;単数扱い》包装材料,包装紙

このボタンはなに?

私はギフトラッピングをアートとして楽しんでいます。

このボタンはなに?
解説

以下では、名詞“wrapping”をさまざまな観点から詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: wrapping

品詞: 名詞 (ただし、動詞“wrap”の進行形でもあります)

意味(英語)


  • “The material used to cover or protect something, especially gifts or packages.”

意味(日本語)


  • 「包装材・包むもの」のことです。特にギフトなどの包装紙や、物を保護するために包む素材を指します。

  • たとえば、誕生日プレゼントの包みに使うきれいな包装紙などを“wrapping”と呼びます。

「ラッピング素材」や「包むためのカバー」といったニュアンスで、プレゼントを包む場面や、物品を梱包する状況でよく使われます。

活用形


  • wrapping は主に名詞として使用されますが、動詞 “wrap” の -ing 形(現在分詞)としても使われます。


    • 動詞 “wrap”→過去形 “wrapped”→過去分詞 “wrapped”→現在分詞 “wrapping”


  • 他の品詞例:


    • 動詞 “to wrap” (~を包む)

    • 形容詞 “wrapped” (包まれた)


CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 日常会話でも見かける機会が多く、特に「プレゼントや小包の包装」を扱う時に登場します。B1レベルでも目にしますが、より複雑な文脈で使い分けるにはB2レベルの語彙として考えられます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “wrap” (包む)

  • 接尾語: “-ing” (進行形・動名詞を作る要素)

関連語や派生語


  • wrap (動詞): 何かを包む

  • wrapper (名詞): 包装紙や封など、物を包むもの

  • wrapping paper (名詞): ラッピングに使われる包装紙

10個のよく使われるコロケーション(共起表現)


  1. gift wrapping(ギフト包装)

  2. plastic wrapping(ビニール包装)

  3. wrapping paper(包装紙)

  4. food wrapping(食品包装)

  5. careful wrapping(丁寧な包み方)

  6. Christmas wrapping(クリスマスのラッピング)

  7. protective wrapping(保護用包装)

  8. wrapping process(包装の工程)

  9. wrapping material(ラッピング用の素材)

  10. wrapping instructions(ラッピングの指示・説明)

いずれも「包装」「包み方」「ラッピングの手順」といった意味合いを持ち、贈り物や梱包作業などの文脈でよく使われます。


3. 語源とニュアンス


  • “wrap” は中英語(Middle English)の “wrappen” に由来し、「巻き付ける」「覆う」という意味を持っていたとされています。

  • “wrapping” はその進行形・動名詞形から名詞用法が生まれ、現在は「包む行為」や「包むための素材」(特にギフトなどの包装)を指す言葉として定着しました。

使用時の注意点・ニュアンス


  • カジュアル: 日常生活・友人同士のギフト交換など

  • フォーマル: ビジネス上の贈答品や正式なプレゼント包装などでも使われる

  • 「包む行為」を強調するケースで使用します。ギフト包装に限らず、保護目的の包装も含意します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 / 不可算名詞: “wrapping” は内容によって可算・不可算の両方で使われます。


    • 不可算的に「包装材・ラッピング(総称)」を指す場合: “I need more wrapping for these gifts.”

    • 可算的に「包んだ物(個々の包み)」「包装の種類」を指す場合: “The wrappings were scattered on the floor.”


  • 一般的な構文:


    • “(something) + needs wrapping.”(~は包装が必要だ)

    • “The wrapping of the gift is beautiful.”(そのプレゼントの包装は美しい)


  • イディオム的表現: “gift wrapping” は日常的なフレーズ。あまり特別なイディオムは少ないですが、ビジネスシーンでは “professional wrapping” と表現することも。



5. 実例と例文

(1) 日常会話の例文


  1. “Could you pass me the wrapping paper? I want to wrap this birthday present.”

    (「包装紙を取ってくれる? この誕生日プレゼントを包みたいの。」)


  2. “I always struggle with neat wrapping. Mine ends up with wrinkles!”

    (「きれいにラッピングするのっていつも苦手。しわくちゃになっちゃうのよね。」)


  3. “The store offers free gift wrapping during the holiday season.”

    (「そのお店はホリデーシーズンの間、無料でラッピングサービスをしてくれるよ。」)


(2) ビジネスの例文


  1. “Our company is considering eco-friendly wrapping materials for product packaging.”

    (「当社は製品の梱包に環境にやさしい包装材の導入を検討しています。」)


  2. “Ensure the wrapping is secure before shipping to prevent damage in transit.”

    (「輸送中の破損を防ぐために、発送前にしっかり包装されているか確認してください。」)


  3. “Proper wrapping protects the contents and enhances the product’s presentation.”

    (「適切な包装は中身を保護し、製品の見栄えを良くします。」)


(3) 学術/専門的な文脈の例文


  1. “Researchers found that certain types of wrapping contribute to longer shelf life of perishable goods.”

    (「研究者らは、特定の種類の包装が生鮮食品の保存期間を延ばすのに寄与することを発見した。」)


  2. “In the study of packaging engineering, wrapping methods are crucial for maintaining product integrity.”

    (「包装工学の研究においては、製品の品質を保つための包装方法が極めて重要である。」)


  3. “The chemical properties of the wrapping material must be examined to ensure it is food-grade.”

    (「食品用に適合しているかを確認するために、その包装素材の化学的性質を調べなくてはならない。」)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. packaging(パッケージング)


    • 「包装全般」を意味し、やや広い概念。商業製品のパッケージデザインなども含む場面でよく使われます。


  2. covering(カバー・覆い)


    • 物理的に何かを覆うもの全般。ただしラッピングのように装飾要素を含むとは限りません。


  3. envelope(封筒・包み)


    • 手紙などを包むものを指しますが、比喩的に「包むもの」という意味で使われる場合もあります。


反意語


  • unwrapping(開封、包みを取ること)

  • exposure(むき出し、さらされた状態)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈræp.ɪŋ/

  • アクセント: “wráp-ping” のように最初の音節 “wrap” に強勢があります。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: 大きな違いはありませんが、ともに /ˈræp.ɪŋ/ です。

  • よくある発音ミス: 頭文字の “w” は発音せず、実際は /ræp/ のように “r” の音から始めることに注意しましょう。書き始めは “wr” ですが、発音は “ラップ” と同じように聞こえます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “wrap” の綴りに “r” と “a” の位置を間違えるケースがあるので注意してください。また “w + r” はセットで書く一方で “w” は発音しません。

  • 同音異義語との混同: “rapping”(ラップ音楽をする、またはドアを軽く叩く)と混同しないようにしましょう。スペルは “r-a-p-p-i-n-g” と “w-r-a-p-p-i-n-g” で異なります。

  • 試験対策: TOEIC や英検では「ビジネスや買い物」などの場面設定で出題されることがあります。文中に “gift wrapping” や “product wrapping” が出てきても驚かないようにしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • silent “w”: “write” や “wrong” と同じく “w” は発音しないパターンです。

  • “wrap” = 包む → “wrapping” = 包むもの: シンプルに、「ラップを巻き付けるイメージ」から派生して覚えると良いでしょう。

  • イメージ連想: プレゼントを包むシーンを具体的に思い浮かべ、“wrapping paper”や“gift wrapping”を連想させましょう。ギフトとセットで覚えると定着しやすいです。


以上が名詞 “wrapping” の詳細解説です。ギフト包装や食べ物の包装など、「ラッピング」に関する場面で幅広く活用できる単語なので、ぜひ覚えて活用してみてください。

意味のイメージ
wrapping
意味(1)

《しばしば複数形で;単数扱い》包装材料,包装紙

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★