swimmer

以下では英単語 swimmer を、できるだけ詳しく解説します。

1. 基本情報と概要

英語表記: swimmer

品詞: 名詞（可算名詞）

意味（英）: a person who swims

意味（日）: 泳ぐ人、泳ぎ手

「泳ぐ動作をする人」を指す単語で、水泳の習慣がある人や、水泳の競技者など、広く“泳ぐことができる人”を指します。日常会話やスポーツの文脈でよく使われる、とても基本的な単語です。

難易度目安 (CEFR): A2（初級）

→ 日常的によく使われる単語ですが、動名詞 swimming や動詞 swim なども併せて覚えると理解が深まります。

活用形

「swimmer」は名詞のため、動詞のように時制による活用はありません。

• 単数形: swimmer
  


• 複数形: swimmers
  

他の品詞への派生

• 動詞: swim（泳ぐ）
  


• 動名詞 / 現在分詞: swimming（泳いでいること、泳ぎ）
  

例:

• She is a strong swimmer. (彼女は泳ぎが上手です)
  


• She loves swimming. (彼女は泳ぐことが大好きです)

2. 語構成と詳細な意味

• 語幹: swim（泳ぐ）
  


• 接尾語: -er（〜する人を表す）

“swimmer” は “swim” に人を表す接尾語 “-er” がついた形で、「泳ぐ人」という意味を表します。

他の単語との関連性

• swim（動詞）: 泳ぐ
  


• swimming（名詞/形容詞）: 水泳、泳ぎの、泳いでいる
  


• swimwear（名詞）: 水着
  

よく使われるコロケーションや関連フレーズ（10個）

1. strong swimmer（泳ぎが上手な人）
   


2. Olympic swimmer（オリンピック競泳選手）
   


3. casual swimmer（気軽に泳ぐ人）
   


4. recreational swimmer（レクリエーションとして泳ぐ人）
   


5. skilled swimmer（熟練した泳ぎ手）
   


6. poor swimmer（泳ぎが苦手な人）
   


7. competitive swimmer（競技として水泳をする人）
   


8. summer swimmer（夏にだけ泳ぐ人）
   


9. dedicated swimmer（熱心な水泳愛好家）
   


10. champion swimmer（チャンピオン級の水泳選手）

3. 語源とニュアンス

• 語源: 古英語の “swim” (動詞: swimman) から派生。語幹 “swim” に「〜する人」を表す英語の接尾辞 “-er” がついた形。
  


• 歴史的背景: “swim” 自体は非常に古い単語で、英語が成立したころから存在する基本的な動詞です。そこから人を表す “-er” をつけて、動作主を指す名詞 “swimmer” になりました。
  


• ニュアンスや使用上の注意:
  
  
  
  • 日常会話で使われるカジュアルな単語。
    
  
  
  • スポーツの文脈（特に競泳）ではフォーマルな場面でも普通に使います。
    
  
  
  • 文語/口語どちらでも使いやすい単語です。
  
  

4. 文法的な特徴と構文

• 文法上のポイント:
  
  
  
  • 可算名詞なので、単数形と複数形を区別します。
    
  
  
  • a swimmer / the swimmer / swimmers などの形で使われます。
    
  
  



• 一般的な構文例:

  
  
  1. 主語 + be動詞 + 形容詞 + swimmer
     
     
     
     • She is a strong swimmer.
       
     
     
  
  
  2. 主語 + 動詞 + swimmer + 目的語(補語) …（あまり一般的ではありませんが、名詞として別の要素と結びつく例）
     
     
     
     • They recognized him as a talented swimmer.
     
     
  
  



• イディオム: 特に “swimmer” 単独でのイディオムはあまりありませんが、日常表現で “to be a natural swimmer” (生まれつき泳ぎが上手) などと言うことはあります。

5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)

1. Are you a good swimmer?
   
   「あなたは泳ぎが得意ですか？」




2. I’m not a strong swimmer, so I prefer shallow water.
   
   「泳ぎがあまり得意じゃないから、浅い水場のほうがいいんだ。」




3. My friend is a confident swimmer and can swim for hours.
   
   「私の友人は泳ぎに自信があって、何時間でも泳げます。」

ビジネスシーンでの例 (3つ)

1. Our company’s retreat includes a pool, so bring your swimwear if you’re a swimmer.
   
   「会社の研修旅行ではプールがあるので、泳ぐ人は水着を持ってきてください。」




2. Though he’s a competitive swimmer, he also excels in project management.
   
   「彼は競技水泳の選手でもありますが、プロジェクト管理にも優れています。」




3. We’re organizing a charity event for swimmers to raise funds.
   
   「水泳選手たちを対象にしたチャリティイベントを企画しています。」

学術的・フォーマルな文脈での例 (3つ)

1. According to the study, swimmers have better cardiovascular health than non-swimmers.
   
   「研究によると、泳ぐ人は泳がない人よりも心肺機能が優れていることがわかりました。」




2. The data indicate a correlation between regular swimmers and reduced stress levels.
   
   「定期的に泳ぐ人とストレスの軽減には相関関係があるとデータは示しています。」




3. Elite swimmers often start training at a very young age to develop proper technique.
   
   「トップクラスの水泳選手は、適切な技術を身につけるため幼少期からトレーニングを始めることが多いです。」

6. 類義語・反意語と比較

類義語

1. bather (入浴客、水辺や海水浴を楽しむ人)
   
   
   
   • “swimmer”ほど「泳ぎのうまさ」を重視せず、とにかく水に浸る人や海水浴客を指す。
     
   
   


2. diver (水中に潜る人、潜水士)
   
   
   
   • “泳ぐ”というよりは「潜る」行為を強調するので、厳密には意味が異なる。
     
   
   


3. water sports enthusiast (ウォータースポーツ愛好家)
   
   
   
   • サーフィンやウェイクボードなど、他のウォータースポーツも含める広い意味。
   
   

反意語

• non-swimmer (泳がない人、泳げない人)
  
  
  
  • 「泳げる人＝swimmer」の反対として「泳げない人」を指す言い方。
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号(IPA):

  
  
  • 米音: /ˈswɪm.ɚ/
    
  
  
  • 英音: /ˈswɪm.ə/
    
  
  



• 強勢（アクセント）は、最初の音節 “SWIM” に置かれます。




• アメリカ英語では「スウィマー」、イギリス英語では「スウィマ」のように “-er” の部分が微妙に異なる音になります。




• よくある間違いとしては、swimmer を「スウィマア」とのばしすぎる人がいますが、あまり伸ばしすぎないよう注意しましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス:
  
  
  
  • 「swimer」と “m” を一つだけ書いてしまう誤りなどがよくあります。
    
  
  


• 同音異字との混同:
  
  
  
  • swimmer に似た同音異義語は特にありませんが、「swimwear (水着)」と混同しないように。
    
  
  


• 試験対策:
  
  
  
  • 英検やTOEICでは「swimmer」のように「-er」接尾語を取る名詞は頻出テーマです。
    
  
  
  • 派生語を含めて覚えておくと、語彙問題や穴埋め問題で役立ちます。
  
  

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 「swim + er」で「泳ぐ人」というイメージを持つと覚えやすいです。
  


• 実際に水の中で泳いでいるイメージを思い浮かべれば、文字の並び（swim → swimmer）を連想しやすくなります。
  


• スポーツ選手の姿やオリンピックの競泳シーンを思い出してみると、自然に定着しやすいでしょう。

以上が名詞 swimmer の詳細な解説です。

「泳ぐ」が好きな方にとっては日常でもスポーツでも頻出する単語なので、ぜひセットで “swim / swimming” とあわせて覚えてみてください。