元となった辞書の項目
sweatshirt
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: sweatshirt
品詞: 名詞(noun)
CEFRレベル目安: A2(初級) 〜 B1(中級)
- 日常でもよく使われるカジュアルウェアを指すため、初級〜中級レベルで学習されることが多い単語です。
意味(英語)
A sweatshirt is a long-sleeved, thick cotton or cotton-blend shirt typically worn for casual or athletic activities.
意味(日本語)
「トレーナー」「スウェットシャツ」のことで、厚手の長袖トップスを指します。
スポーツをするときや、リラックスしたいときに着用されるカジュアルな上着の一種です。
派生表現
- 原則として名詞として用いられます。
- “sweatshirt”自体は冠詞や複数形の変化があります。
- 複数形: sweatshirts(スウェットシャツ複数枚)
- 複数形: sweatshirts(スウェットシャツ複数枚)
もし形容詞として使う場合は、形容詞的に “sweatshirt material” のように名詞を修飾しますが、実際はあまり一般的ではありません。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- sweat + shirt
- sweatは「汗」を意味し、運動などで汗をかいても大丈夫なラフな着心地をイメージさせます。
- shirtは「シャツ」を意味し、形がシャツ状であることを示しています。
- sweatは「汗」を意味し、運動などで汗をかいても大丈夫なラフな着心地をイメージさせます。
派生語や関連語
- sweater: 編み物素材のセーター(保温性が高く、よりフォーマル/カジュアル両方可)
- hoodie (hooded sweatshirt): フードが付いたタイプのスウェットシャツ
- tracksuit: 上下セットのスポーツウェア
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- wear a sweatshirt(スウェットシャツを着る)
- buy a new sweatshirt(新しいスウェットシャツを買う)
- oversized sweatshirt(オーバーサイズのスウェットシャツ)
- hooded sweatshirt(フード付きのスウェットシャツ)
- comfortable sweatshirt(着心地のよいスウェットシャツ)
- printed sweatshirt(プリントの入ったスウェットシャツ)
- plain sweatshirt(無地のスウェットシャツ)
- layer a sweatshirt(スウェットシャツを重ね着する)
- vintage sweatshirt(ヴィンテージ風のスウェットシャツ)
- crewneck sweatshirt(丸首のスウェットシャツ)
3. 語源とニュアンス
- 語源は “sweat” (汗) + “shirt”(シャツ)で、スポーツや運動時に着用しやすい伸縮性や吸汗性を持ったシャツとして使われてきたことに由来します。
- スポーティな印象を与えるので、カジュアルな場面でよく使われます。
- フォーマルな場面には不向きですが、カジュアルなパーティーや街着にはぴったりです。
- 口語でも文章でも使われますが、どちらかというと口語やカジュアルな文脈で目にすることが多い単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞:a sweatshirt / two sweatshirts のように可算で扱います。
- 「スウェットシャツを着る」など一般動詞と一緒に使われる場合は、「wear a sweatshirt」のように使います。
- フォーマル度合い: カジュアル寄り。ビジネス文書などではあまり登場しませんが、商品説明やドレスコードの文脈で使われることがあります。
イディオムや関連表現:
- 「to throw on a sweatshirt」= さっとスウェットシャツを羽織る
- throw onというイディオムは「簡単に〜を着る、身につける」を意味するカジュアルな言い回しです。
5. 実例と例文
① 日常会話(カジュアルシーン)
- “I always wear a sweatshirt when I go jogging in the morning.”
(朝ジョギングするときはいつもスウェットシャツを着ているよ。) - “It’s chilly outside; maybe you should grab a sweatshirt.”
(外は肌寒いから、スウェットシャツを持っていったほうがいいよ。) - “I spilled coffee on my favorite sweatshirt.”
(お気に入りのスウェットシャツにコーヒーをこぼしちゃった。)
② ビジネスシーン
- “Our company decided to create branded sweatshirts for promotional events.”
(当社は販促イベント用に、会社ロゴ入りのスウェットシャツを作ることにしました。) - “Please wear something casual, like jeans and a sweatshirt, for the team-building activity.”
(チームビルディングのアクティビティには、ジーンズやスウェットシャツなどカジュアルな服装で来てください。) - “We are contemplating adding sweatshirts to our product line this season.”
(今シーズンはスウェットシャツを製品ラインに加えるか検討しています。)
③ 学術的/フォーマルな文脈(やや例外的)
- “The study examines how clothing choices, including sweatshirts, affect social perception.”
(この研究では、スウェットシャツを含む服装の選択が社会的イメージにどう影響するのかを調査しています。) - “In some institutions, sweatshirts bearing the university logo are popular among students.”
(いくつかの大学では、大学のロゴが入ったスウェットシャツが学生の間で人気です。) - “A sweatshirt is considered informal attire and thus inappropriate for black-tie events.”
(スウェットシャツはインフォーマルな服装とみなされるため、ブラックタイのイベントには不向きです。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- hoodie(フード付きスウェット)
- フードが付いているかどうかの違い。よりカジュアルな印象。
- フードが付いているかどうかの違い。よりカジュアルな印象。
- sweater(セーター)
- ニット素材で保温目的が強い。フォーマルにも対応可能。
- ニット素材で保温目的が強い。フォーマルにも対応可能。
- pullover(プルオーバー)
- 頭からかぶって着るトップス全般。素材問わず。
反意語(Antonyms)
- 直接的な反意語はありませんが、強いて言えば「formal shirt」(フォーマルなシャツ)などは正反対の服装になります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˈswɛt.ʃɜrt/
- イギリス英語: /ˈswet.ʃɜːt/
アクセント位置
- “sweát-shirt” のように、最初の音節 “sweat” に強勢があります。
よくある発音ミス
- “sweet” と混同して /swiːt/ のように伸ばす場合がありますが、正しくは /swɛt/ (スウェット)の音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “sweat*shirt*” の “shirt” を “shit” と間違えたり、 “sweetshirt” と書いてしまう混乱。
- 同音異義語との混同: “suite” (スイートルーム) や “sweat” (汗) 単体と区別します。
- TOEICや英検などでの出題: 衣服の語句を問う問題で “shirt” “sweatshirt” “sweater” などの違いを問われる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ連想: “sweat” = 汗 → 運動する → 動くときもラクに着られるシャツ → “sweatshirt”
- スペルを覚えるときは “sweat + shirt” と区切って考えると間違いにくいです。
- 実際にジムや家で着用する機会を思い出すと、単語のイメージがしやすくなり、記憶に残りやすいでしょう。
以上が “sweatshirt” の詳細解説です。日常的にもよく登場する、とてもカジュアルな衣類の単語なので、しっかり覚えておくと便利です。
意味のイメージ
意味(1)
(特に運動選手が着る)綿ジャージーの長袖のTシャツ