snowstorm
1. 基本情報と概要
単語: snowstorm
品詞: 名詞 (countable noun)
活用形:
- 単数形: snowstorm
- 複数形: snowstorms
意味(英語): A storm in which a large amount of snow falls, often accompanied by strong winds.
意味(日本語): 大量の雪が降り、しばしば強い風を伴う嵐のことです。特に視界が悪くなるほどの雪と風を伴う天気を指します。日常でも天気予報でも、「吹雪」や「大雪の嵐」を意味するニュアンスで使われます。
CEFR レベル: B1 (中級)
・「storm」を知っている人なら理解しやすい複合語です。日常会話でもよく登場する中級レベルの単語です。
他の品詞への変化例:
- snow (名詞/動詞)
- storm (名詞/動詞)
snowstorm は複合語であり、それ自体が動詞や形容詞には通常変化しませんが、根本の “snow” や “storm” はそれぞれ動詞としても使われることがあります。「It’s snowing(雪が降っている)」「to storm(荒れる、猛威を振るう)」など。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- snow + storm
「雪」を意味する “snow” と、「嵐」を意味する “storm” が組み合わさった複合語です。
関連語・派生語
- blizzard: 吹雪 (特に非常に強い雪と風の嵐)
- snowy: 雪の (形容詞)
- snowfall: 雪の降り方、降雪量 (名詞)
- snowdrift: 吹きだまり (名詞)
コロケーション・関連フレーズ(10個)
- a heavy snowstorm
- (激しい吹雪)
- (激しい吹雪)
- a fierce snowstorm
- (凄まじい吹雪)
- (凄まじい吹雪)
- sudden snowstorm
- (急な吹雪)
- (急な吹雪)
- be caught in a snowstorm
- (吹雪に遭遇する)
- (吹雪に遭遇する)
- forecast a snowstorm
- (吹雪を予報する)
- (吹雪を予報する)
- a raging snowstorm
- (猛烈に荒れ狂う吹雪)
- (猛烈に荒れ狂う吹雪)
- survive a snowstorm
- (吹雪を生き延びる)
- (吹雪を生き延びる)
- due to a snowstorm
- (吹雪のために)
- (吹雪のために)
- snowstorm conditions
- (吹雪の状況)
- (吹雪の状況)
- stranded by a snowstorm
- (吹雪により立往生する)
3. 語源とニュアンス
語源:
“snow” はゲルマン語系の語源を持ち、古英語の “snāw” に遡ります。一方 “storm” は北欧語由来の言葉で、同じく「嵐」を意味する古い形からきています。2つの単語が組み合わさった非常に直接的な複合語です。
ニュアンスと使用上の注意:
- カジュアル/フォーマル: どちらでも使いやすい中立的な単語です。天候に関する説明をするときによく登場します。
- 感情的な響き: 「悪天候である」という意味合いを強調する響きがあるので、「 heavy snowstorm(激しい雪嵐)」などと形容詞と組み合わせることで危機感を強めることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 「a snowstorm」「two snowstorms」のように数えられます。
- 一般的な構文:
- “There was a huge snowstorm last night.” (昨夜、大雪の嵐があった)
- “We’re expecting another snowstorm tomorrow.” (明日、また吹雪が来る見込みだ)
- “There was a huge snowstorm last night.” (昨夜、大雪の嵐があった)
- イディオム específicos: 特に典型的なイディオムはありませんが、天気を表す文中では “caught in a snowstorm” などがよく使われます。
5. 実例と例文
日常会話での例 (3つ)
“I heard there’s going to be a snowstorm tonight. Let’s stay in.”
- 「今夜は吹雪になるみたいだよ。家にこもろう。」
“I got stuck in a snowstorm on my way home and couldn’t see anything!”
- 「帰宅途中に吹雪に遭遇して、何も見えなかったよ!」
“Because of the snowstorm, we should probably cancel our plans.”
- 「吹雪のせいで、予定はキャンセルしたほうがいいかも。」
ビジネスシーンでの例 (3つ)
“Due to the snowstorm, the office will be closed today for safety reasons.”
- 「吹雪のため、安全上の理由から本日はオフィスを閉鎖します。」
“Our clients got delayed by the snowstorm, so the meeting has been postponed.”
- 「顧客が吹雪で遅れているので、ミーティングは延期になりました。」
“We will arrange accommodations for employees who are stranded by the snowstorm.”
- 「吹雪により足止めを食らった従業員のために、宿泊施設を手配します。」
学術的・専門的文脈での例 (3つ)
“A snowstorm occurs when atmospheric conditions cause significant snowfall and high winds, reducing visibility drastically.”
- 「大雪と強風によって視界が大きく悪化する気象条件が揃うとき、吹雪が発生します。」
“Climatologists classify snowstorms based on wind speed, temperature, and the rate of snowfall.”
- 「気候学者は、風速、気温、降雪量の観点から吹雪を分類します。」
“Researchers study the impact of snowstorms on transportation infrastructure in cold regions.”
- 「研究者たちは寒冷地域における輸送インフラに対する吹雪の影響を調査しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
blizzard (ブリザード)
- 大規模で激しい吹雪を指します。通常、“snowstorm” よりも風がさらに強く、視界不良の程度も深刻な場合に使われます。
- 例: “A blizzard swept across the region, shutting down all roads.”
- 「激しい吹雪がその地域を襲い、すべての道路が閉鎖された。」
- 大規模で激しい吹雪を指します。通常、“snowstorm” よりも風がさらに強く、視界不良の程度も深刻な場合に使われます。
snow squall (スノースコール)
- 比較的短時間の局地的な吹雪を指しますが、突然の激しい降雪を伴います。
- 例: “We had a sudden snow squall that lasted only ten minutes but caused multiple accidents.”
- 「突然のスノースコールが10分ほど続いただけで、交通事故が相次いだ。」
- 比較的短時間の局地的な吹雪を指しますが、突然の激しい降雪を伴います。
反意語の例
- heatwave (熱波)
- dry spell (日照り続き、降雨不足の期間)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈsnoʊ.stɔːrm/
- イギリス英語: /ˈsnəʊ.stɔːm/
アクセントの位置:
- “snow” の部分に強勢があります。SNO-wstorm のように前半をやや強調します。
よくある間違い:
- 「snow」と「storm」の間に余計な音を入れたり、「sowstorm」と発音したりするミスがあります。
- アメリカ英語では “o” の音が「オウ」、イギリス英語ではもう少し短く「オー」に近い音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “snow” と “storm” の両方とも単純な単語ですが、合体させた際に “snowstorm” を “snowstrom” などとつづりを間違えることがあります。
- 同音異義語との混同: “storm” 自体は同音異義語が少ないため大きな混同はないですが、「snore (いびきをかく)」などと音で取り違えないよう注意します。
- 試験対策: 天気を表す単語は TOEIC や英検などでリスニングや読解問題に出ることがあります。 “snowstorm” はニュースやメールなどで「スケジュール変更」を説明する場面などに現れる可能性が高いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “snow” + “storm” → 雪と嵐がセットになったイメージで、そのまま覚えるとわかりやすいです。
- 「snow」(スノウ) と「storm」(ストーム) をリズミカルに組み合わせて “snowstorm” と唱えれば、記憶に残りやすいでしょう。
- 天気予報や冬の風景ニュースを観ながら、この単語をイメージすると自然に定着しやすいです。
以上が名詞 “snowstorm” の詳細解説です。雪と風を想像しながら覚えると、場面がイメージしやすくなりますよ。
吹雪