shop
1. 基本情報と概要
単語: shop
品詞: 動詞 (verb)
意味 (英語): to go to stores or online to buy things
意味 (日本語): お店やオンラインで買い物をすること
「shop」は、「買い物をする」という意味を持つ動詞です。日常生活で品物を購入する場面や、ウィンドウショッピングをする場面などで使われます。また、「ショッピングを楽しむ」というニュアンスからカジュアルに使われることが多い単語です。
主な活用形
- 原形: shop
- 三人称単数現在形: shops
- 現在分詞・動名詞: shopping
- 過去形: shopped
- 過去分詞: shopped
他の品詞形
- 名詞: shop(お店、店舗)
例: “I went to the shop to buy groceries.”(食料品を買うためにお店へ行った。)
CEFR レベル目安:A2(初級)
初級レベルの学習者でもよく出合う単語で、日常会話から買い物のやり取りなどでよく使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語・接尾語は特にありません。
- 語幹: “shop”
他の単語との関連性(派生語・類縁語)
- shopper (名詞) – 買い物客
- shopping (名詞/動名詞) – 買い物、買い物をしている最中
- shopfront (名詞) – お店の正面、ショーウィンドウ
よく使われるコロケーション(10個)
- go shopping(買い物に行く)
- shop online(オンラインで買い物をする)
- shop around(いろいろな店を見て回る・価格を比較する)
- shop for groceries(食料品を買う)
- shop at a local store(地元のお店で買い物をする)
- shop until you drop(疲れるまで買い物をする)
- shop in person(実店舗で買い物をする)
- shop for bargains(バーゲン品を探して買い物をする)
- shop responsibly(責任を持って買い物をする)
- shop for clothes(服を買う)
3. 語源とニュアンス
語源:
「shop」は古英語の“sceop”や“scep”という言葉から来ており、もともとは“店”や“作業所”を意味していました。名詞形が先に存在し、その後「買い物をする」という動詞としても使われるようになったとされています。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 「shop」は主にカジュアルから中程度のフォーマルまで幅広く使われる単語です。
- 「shop around」は「いろいろな店で比較しながら買い物をする」というニュアンスがあり、値段や商品の比較をする際に便利な表現です。
- 日常会話では「go shopping」という形で使われることが多く、カジュアルな印象があります。
4. 文法的な特徴と構文
自動詞的用法: “to shop” は「買い物をする」という行為自体を指す。
例: “We often shop on weekends.”(私たちは週末によく買い物をします。)他動詞的用法: “to shop for + モノ” で「~を買い物する」の意味を表す。
例: “I need to shop for new shoes.”(新しい靴を買わなくちゃ。)イディオム:shop around
意味: 「いくつかの店を回って比較したりする」
例: “I like to shop around before making a big purchase.”(大きな買い物をする前に、いくつか店を回って比較するのが好きです。)フォーマル/カジュアル度:
- カジュアル: “I’m going shopping.”(買い物に行ってくる。)
- 少しフォーマル: “I will shop for our office supplies.”(オフィス用品を購入します。)
- カジュアル: “I’m going shopping.”(買い物に行ってくる。)
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I’m going to shop for groceries after work.”
(仕事の後で食料品を買いに行くよ。) - “Let’s shop around for the best price.”
(一番安い値段を探すためにいくつか回ってみよう。) - “She loves to shop every weekend.”
(彼女は週末はいつも買い物をするのが大好きだ。)
(2) ビジネスでの例文
- “Our office manager will shop for new desks next week.”
(来週、オフィスマネージャーが新しい机を買いに行きます。) - “We should shop around for a reliable supplier.”
(信頼できる仕入れ先を探すために複数当たるべきです。) - “Could you shop for the conference materials before Friday?”
(金曜日までに会議の資料を購入してもらえますか?)
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
- “Researchers often shop for specialized equipment through specific channels.”
(研究者たちは特定のルートで専門的な機器を調達することが多い。) - “The department will shop for new laboratory supplies once the budget is approved.”
(予算が承認され次第、その部署は研究室用品を購入する予定だ。) - “Institutions may shop for grants and sponsorships to fund their projects.”
(機関はプロジェクトを資金調達するために助成金やスポンサーを探すことがあります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- purchase(購入する):ややフォーマル。大きい買い物や金額が高めのものに使われることも多い。
- buy(買う):「shop」よりも直接的。「shop」は“買い物をする”という行動全般を表すことが多いが、「buy」は実際に支払いをするイメージが強い。
反意語 (Antonyms)
- sell(売る):明確に反対の行為。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ʃɑp/ (アメリカ英語), /ʃɒp/ (イギリス英語)
- アメリカ英語発音: シャップ(「ɑ」は口を大きく開けた母音)
- イギリス英語発音: ショップ(「ɒ」は唇をやや丸めて発音)
強勢: 単音節語なので、特に強勢は定まりませんが、全体をしっかり発音することが重要。
よくある間違い: “shop” と “chop”(切り刻む)を混同しないように注意。“sh”と“ch” の子音の違いに留意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “shop” は短いのであまり起こりにくいですが、「shopp」などと誤って綴る場合もある。
- 同音異義語との混同: とくにありませんが、“chop” など発音が似ている別語は要注意。
- 試験対策 (TOEIC・英検など): シンプルな語なので、初級~中級レベルでよく出る可能性があります。派生表現の “shop around” も読解問題に出やすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「shop」は「ショッピングスモール(Shopping mall)」など、日本語でも「ショップ」として定着しているため、イメージしやすいです。
- 動詞の形もしっかり覚えるために、“shop” → “shopping” → “shopped” のように語末の “p” を重ねる点に注意してください。
- 「ショッピング = 楽しい」というポジティブなイメージがつきやすいので、それを記憶の手掛かりにしてみましょう。
以上が動詞「shop」の詳細解説です。買い物に関連する表現は日常会話で頻度が高いので、しっかり覚えて積極的に使ってみてください。
(…で)買物をする《+in(at)+名》
《英俗》(人を)裏切る,密告する