元となった辞書の項目
seaweed
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: seaweed
品詞: 名詞 (主に不可算名詞として扱われます)
意味(英語): A general term for marine algae or plants that grow in the sea.
意味(日本語): 海藻全般を指す言葉です。
「seaweed」は海や海岸で見られる藻類や海草をまとめて表す言葉です。食用にされることも多く、アジア圏だけでなく世界各地でさまざまな料理に使われます。「海から取れる植物」という感覚をイメージするとわかりやすいです。
- 活用形: 名詞のため動詞のような活用はありませんが、複数形として「seaweeds」と言う場合もあります(研究や複数の種類を指す場合など)。
- CEFRレベルの目安: A2 (初級)
- 海岸や水中で見られるシンプルな語彙として知っていると便利なくらいのレベル感です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成: “sea” (海) + “weed” (雑草、草)
- 海の“雑草”という直訳が示すとおり、海中で育つ植物(藻)全般を表す総称です。
- 派生語や類縁語:
- “kelp” (コンブなど大型の海藻の一種)
- “algae” (藻類全般)
- よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ
- dried seaweed(乾燥海藻)
- fresh seaweed(新鮮な海藻)
- seaweed salad(海藻サラダ)
- seaweed wrap(海藻で巻く、スパや美容で使われることも)
- harvest seaweed(海藻を収穫する)
- washed-up seaweed(打ち上げられた海藻)
- edible seaweed(食用海藻)
- seaweed soup(わかめスープなどの海藻スープ)
- seaweed bed(海藻の繁殖地、群生地)
- seaweed snack(海藻のおつまみ、おやつ)
- dried seaweed(乾燥海藻)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「sea + weed」で、もともと「weed」は「雑草」を表す言葉です。昔から「海で育つ雑草(藻)」という感覚で使われていました。
- ニュアンス:
- 口語・日常会話、説明文・記事など幅広いシーンで使われます。
- 料理や健康、海岸で見かけたものを指すときなど、ややカジュアルなシチュエーションからフォーマルな文書まで対応可能。
- 食用としてのポジティブな印象と、「打ち上げられた藻」のように少し見た目があまり良くないイメージの両面があります。
- 口語・日常会話、説明文・記事など幅広いシーンで使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算・不可算
- 通常は不可算名詞: “some seaweed,” “a piece of seaweed” のように扱われます。
- 種類や複数の海藻を区別する場合は可算名詞として “seaweeds” も使われます。
- 通常は不可算名詞: “some seaweed,” “a piece of seaweed” のように扱われます。
- 構文例
- “Seaweed is rich in minerals.” (不可算名詞として)
- “Various seaweeds grow around this area.” (可算名詞の用法)
- “Seaweed is rich in minerals.” (不可算名詞として)
- 使用シーン
- カジュアル: 「海辺で見つけたよ!」などの日常会話
- フォーマル~学術的: 「海藻の生態系への役割」を論文で説明するなど
- カジュアル: 「海辺で見つけたよ!」などの日常会話
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I found some seaweed on the beach this morning.”
- (今朝、ビーチで海藻を見つけたよ。)
- (今朝、ビーチで海藻を見つけたよ。)
- “Could you pass me the dried seaweed for my soup?”
- (スープに入れるから、その乾燥海藻を取ってもらえる?)
- (スープに入れるから、その乾燥海藻を取ってもらえる?)
- “There’s a lot of seaweed stuck to my swimsuit!”
- (水着に海藻がたくさんくっついちゃった!)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company is exploring the potential of seaweed as a sustainable resource.”
- (弊社は海藻を持続可能な資源として活用する可能性を探っています。)
- (弊社は海藻を持続可能な資源として活用する可能性を探っています。)
- “Seaweed-based packaging is one of our innovative product lines.”
- (海藻を原料としたパッケージは、当社の革新的な製品の一つです。)
- (海藻を原料としたパッケージは、当社の革新的な製品の一つです。)
- “We are scheduled to finalize the seaweed supply agreement next week.”
- (来週、海藻の供給契約を最終決定する予定です。)
学術的文脈での例文
- “Studies indicate that seaweed plays a crucial role in coastal ecosystems.”
- (研究によると、海藻は沿岸生態系において重要な役割を果たします。)
- (研究によると、海藻は沿岸生態系において重要な役割を果たします。)
- “The taxonomy of seaweeds can be complex due to their diverse species.”
- (海藻の分類学は、その多様な種のために複雑になり得ます。)
- (海藻の分類学は、その多様な種のために複雑になり得ます。)
- “Biofuel research on seaweed is gaining momentum among environmental scientists.”
- (環境科学者の間で、海藻を使ったバイオ燃料の研究が勢いを増しています。)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語
- “algae” (藻類)
- 一般的に淡水・海水を含む生物分類上の藻類全体を指す。より広いカテゴリーを示す。
- 一般的に淡水・海水を含む生物分類上の藻類全体を指す。より広いカテゴリーを示す。
- “kelp” (コンブや大型褐藻類)
- 海藻の一種だが、特に大型の褐藻を指す。
- 海藻の一種だが、特に大型の褐藻を指す。
- “algae” (藻類)
- 反意語:
- “land plants” (陸上の植物) は真逆の環境で育つ植物ですが、直接の反意語ではありません。「海藻の反意語」はあまり存在しないため、対照的な概念として参考程度に挙げています。
- “land plants” (陸上の植物) は真逆の環境で育つ植物ですが、直接の反意語ではありません。「海藻の反意語」はあまり存在しないため、対照的な概念として参考程度に挙げています。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈsiː.wiːd/
- アクセント: 第1音節「sea」に強勢があります (SEA-weed)。
- アメリカ英語 / イギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、イギリス英語のほうが「シーウィード」に近くはっきり発音し、アメリカ英語はやや母音が曖昧になることがあります。
- よくある発音の間違い: “sea”が /siː/ なので [シー] としっかり伸ばすことがポイントです。短く /sɪ/ とすると誤りになりがちです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “seaweed” を “seawead” や “seeweed” と書いてしまうミスが起こりやすいです。
- 同音異義語との混同: 特になし。ただし「sea week (海の週?)」と聞き間違えないように。
- 試験対策: TOEICや英検で直接問われることは少ないですが、リーディングの文章に出てきて海洋資源や食品などの話題で理解が必要になる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のコツ: “sea” (海) + “weed” (草) という組み合わせをイメージすると簡単に記憶しやすいです。
- イメージ: 海岸で打ち上げられた「海の草」の姿を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニック: 食事で海藻を見たら、そのたびに「seaweed」と言ってみると自然と身につきます。
これで「seaweed」の概要と使い方がわかりやすくなると思います。海藻を料理や環境問題など、いろいろな文脈で見かけたらぜひ意識してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
海草,海の藻