runway
1. 基本情報と概要
単語: runway
品詞: 名詞 (noun)
意味 (英語): A strip of level ground where airplanes take off and land, or a narrow stage that models walk along during a fashion show.
意味 (日本語): 飛行機が離着陸するときに使う滑走路、またはファッションショーでモデルが歩く細長いステージのことです。
「runway」は、主に2つの大きな意味を持ちます。飛行場の「滑走路」を表すときと、ファッションショーなどでモデルが歩く「ランウェイ・ステージ」を表すときに使われます。日常会話でも、空港やファッション関連の話題で出現する、比較的よく使われる単語です。
活用形 (複数形など):
- 複数形: runways
他の品詞形 (例):
- 特に「runway」は名詞として使われるのが一般的で、形容詞や動詞には派生しません。
CEFRレベル: B1 (中級)
・飛行機関連やファッション関連のニュース記事や会話に出てくることが多いので、少し馴染みのある中級レベルの単語と考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- run + way
「走る(run)」と「道(way)」が組み合わさった形に見えますが、実際には「runway」は飛行機が走行する道、あるいはモデルが歩く道というイメージで意味が定着しています。
派生語や類縁語
- runaway (形容詞/名詞) 「逃亡した/家出人」と形は似ていても、まったく別の意味です (run + away が語源)。
- runway show 「ファッションショー」 とほぼ同義の表現もあります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- airport runway(空港の滑走路)
- main runway(主要滑走路)
- runway lighting(滑走路の照明)
- runway fashion(ランウェイ・ファッション)
- runway show(ランウェイ・ショー)
- runway walk(ランウェイを歩くこと、ファッションショーでモデルが歩く動作)
- emergency runway(緊急滑走路)
- prepare the runway(滑走路を準備する)
- runway extension(滑走路の拡張)
- a long runway(長い滑走路/長いランウェイ)
3. 語源とニュアンス
語源
由来は「run(走る)」+「way(道)」から来ており、もともとは「物や人(特に動物や馬など)が走るための道」を指す言葉でした。その後、飛行機が離着陸の際に走る道として「滑走路」の意味が定着しました。また、ファッション界ではメインステージ(モデルが歩く道)のことを指すようになりました。
ニュアンス・使用時の注意点
- 空港やファッションの文脈では比較的フォーマルでもカジュアルでも使われる言葉です。
- 「ファッションショーのランウェイ」というときは華やかでスタイリッシュなイメージが強いです。
- 「空港の滑走路」についはニュースや旅行話など、一般的な場面でもよく出てきます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞か不可算名詞か: 「runway」は基本的に可算名詞です。複数形は「runways」となります。
- 使用シーン: フォーマル/カジュアルどちらでもOKですが、会話や文章によっては「airstrip(小さな簡易滑走路)」などの類似語も登場することがあります。
一般的な構文例
- “The airplane is taxiing on the runway.” (飛行機は滑走路上をタキシング中です)
- “She walked confidently down the runway.” (彼女はランウェイを自信たっぷりに歩きました)
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
“The runway was closed all morning because of the storm.”
「嵐のため、滑走路は午前中ずっと閉鎖されていました。」“Did you see the new fashion trends on the runway last night?”
「昨夜のランウェイでの新しいファッショントレンド見た?」“We have a beautiful view of the runway from this cafe.”
「このカフェからは滑走路がきれいに見えるよ。」
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
“We need to ensure that the runway is clear for the next flight.”
「次の便に備えて滑走路を確保する必要があります。」“Our marketing team will sponsor the runway show next month.”
「私たちのマーケティングチームは来月のランウェイショーをスポンサーします。」“The airport authority plans to expand the main runway by 2025.”
「空港当局は2025年までに主要滑走路を拡張することを計画しています。」
学術的・専門的な文脈 (3つ)
“According to recent studies, runway incursions have decreased due to improved ground control systems.”
「最近の研究によると、地上管制システムの改善により滑走路侵入事故は減少しています。」“In aviation logistics, the length of a runway determines which aircraft can land safely.”
「航空物流において、滑走路の長さはどの航空機が安全に着陸できるかを決定する重要要素です。」“The design of a fashion runway can greatly affect the audience’s perception of the collection.”
「ファッションランウェイのデザインは、観客がコレクションをどう受け取るかに大きな影響を与えます。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- airstrip (滑走路:特に小型機向け)
- 比較: “airstrip”は小規模な飛行場用を指すことが多いです。
- 比較: “airstrip”は小規模な飛行場用を指すことが多いです。
- catwalk (ランウェイ:ファッションショーでモデルが歩く高い細いステージ)
- 比較: “catwalk”はファッションショー限定で用いられる場合が多いです。
- 比較: “catwalk”はファッションショー限定で用いられる場合が多いです。
- tarmac (空港の舗装された地面:駐機場や滑走路などを含む)
- 比較: “tarmac”は滑走路も含む舗装面全般を指すことが多いです。
反意語 (Antonyms)
「runway」に直接対応する反意語は特にありませんが、飛行機関連では “airborne” (空中にある) ぐらいがイメージ上正反対なくらいです。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈrʌn.weɪ/
- イギリス英語: /ˈrʌn.weɪ/
アクセント:
- “run” の部分に強勢があります (RUN-way)。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音差はありません。
よくある発音の間違い
- run(ラン)の部分を「ルン」と発音してしまうなど、母音を曖昧にする間違い。
- “run” の母音は「ア (ʌ)」に近い、短い音です。“ran” と混同しないよう注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「runaway(逃亡者や家出人)」と混同しがち。スペルは “runway” か “runaway” か、よく確認しましょう。
- 同音異義語: “runway” と “run-away” は発音が似ていますが意味は全く異なります。文脈で見分ける必要があります。
- 試験対策: TOEICや英検でも、空港やファッションに関する文章の中で登場することがあります。特にリスニングで “runway” と “runaway” の区別が問われる場合があるので注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ランウェイ」は飛行機が“走る道” (run + way) と考えると覚えやすいです。
- ファッションショーでモデルが“ラン” (歩くとも言い切れない、華やかにステージを進む) する道、と考えてもイメージしやすいかもしれません。
- スペリングは “run” と “way” がくっついている、と意識すると “runaway” との区別がしやすくなります。
以上が名詞「runway」の詳細な解説です。飛行機とファッションの両方に登場する、覚えておくと便利な単語です。ぜひ参考にしてください。
(飛行場の)滑走路
(劇場の)花道