最終更新日:2025/10/16
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元となった辞書の項目

isle

IPA(発音記号)
名詞

《詩》島(island)

このボタンはなに?

その島は透明な水に囲まれていました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: isle

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形:


  • 単数形: isle

  • 複数形: isles

意味 (英語): A small island

意味 (日本語): 小さな島、とくに“島”を指す言葉の文語表現

「isle」は“island”の文語的・詩的表現として使われることが多い単語です。現代の日常会話では “island” の方が一般的ですが、文学的な表現や地名などで“isle”という単語が見られます。ちょっと格式ばった、ロマンチックな響きがあります。

CEFRレベル目安: B2(中上級)

・日常会話というよりも、文芸・詩・小説などでも見られる少し高度な単語です。

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: isle


    • もともとフランス語の île(島)から来ており、「小さな島」という意味を持ちます。


  • 関連形:


    • islet:より“小さな島”を指す単語

    • island: より一般的な「島」


よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. the British Isles(ブリテン諸島)

  2. a tropical isle(熱帯の小島)

  3. deserted isle(無人島)

  4. emerald isle(常緑の島/アイルランドの雅称:エメラルドの島)

  5. remote isle(人里離れた島)

  6. rocky isle(岩だらけの島)

  7. isle of tranquility(平穏な島)

  8. on a secluded isle(人里離れた島で)

  9. flee to an isle(小島へ逃げる)

  10. explore a hidden isle(隠された島を探索する)

3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の insula(島)がフランス語の île を経て、中英語で isle になりました。

  • 古めかしい、あるいは詩的なニュアンスを持ちます。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「isle」は「island」と同義ですが、文学的・詩的・ロマンチックな響きがあります。地名や特定の呼称などでも見かけます。

  • 日常会話で「小島」と言いたい場合は “small island” や “islet” などを使う方が一般的です。

口語/文章・カジュアル/フォーマル


  • 文章・文学的な文脈でフォーマル寄りに使われることが多いです。日常会話ではあまり一般的ではありません。

4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞なので、文中では主語・目的語・補語として使われます。

  • 「可算名詞」ですので、単数・複数がおこり「an isle」「two isles」のように使えます。

一般的な構文例


  • “He lives on a remote isle.”(彼は人里離れた小島に住んでいる。)

  • “They sailed around the isle.”(彼らはその小島の周りを航海した。)

イディオム・定型表現


  • the Emerald Isle でアイルランド全体を指すような定型表現があります。

5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I've heard there's a tiny isle near the bay.”

    (湾の近くに小さな島があるって聞いたよ。)

  2. “I want to spend my vacation on an isle with no crowds.”

    (人が少ない島で休暇を過ごしたいな。)

  3. “Have you ever been to that isle before?”

    (あの小島に行ったことはある?)

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “Our company is planning to establish a resort on the isle.”

    (当社はその島にリゾートを建設する計画です。)

  2. “The isle’s economy relies heavily on tourism.”

    (その島の経済は観光産業に大きく依存しています。)

  3. “We must consider environmental impact when developing the isle.”

    (島を開発する際は、環境への影響を考慮しなければなりません。)

学術的・文献的


  1. “This isle exhibits a unique ecosystem due to its isolation.”

    (隔絶された環境のため、この島には独特の生態系が見られます。)

  2. “Historical records show an ancient settlement on the isle.”

    (歴史書によると、この島には古代の集落が存在したことがわかっています。)

  3. “Geologists have been studying the isle’s volcanic formation.”

    (地質学者たちは、その島の火山形成を研究しています。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. island (島)


    • より一般的な表現。日常会話はこちらを使うのが普通。


  2. islet (小島)


    • より小規模な島を表現するカジュアルな単語。


  3. cay / key (珊瑚礁の小島)


    • サンゴ環礁などにできる小島を指す。地形の種類に特化。


反意語


  • 本来「島」の反意語は明確にはありませんが、海に囲まれていない「内陸」や「大陸 (mainland)」が対概念として挙げられます。

7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /aɪl/

  • アメリカ英語 / イギリス英語 ともに “アイル” のように発音。

  • アクセント(強勢): 単音節語なので特に強勢位置の問題はありません。

  • よくあるミス: “s” を発音してしまうことがあります。文字上「isle」でも “s” は発音しない点に注意してください。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “aisle”(通路)との混同: スペルは似ていますが意味は大きく異なります。 “isle” = 「島」, “aisle” = 「通路」。

  • “island” との混用: 意味は同じでも、使われる文脈や文語度が違います。

  • TOEICや英検などの資格試験では、読解問題や語彙問題でまれに見かける程度。スペルや発音をしっかり覚えましょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のヒント


    • “isle” は “island” の短縮系、と考えると覚えやすいかもしれません(実際には語源的には形を変えたものですが、イメージで捉えると頭に入りやすいでしょう)。

    • “isle” の “s” はまるで海に沈んでしまって音が消えている、とイメージすると発音ミスを防げます。


  • ストーリーやイメージ


    • 映画や文学作品で「孤島」を表現するときに “isle” という単語がよく登場します。神秘的・抒情的な雰囲気を思い描くと印象付けやすいでしょう。



以上が「isle」の詳細な解説です。文学的で詩情が感じられる表現ですが、日常会話よりも文芸作品や特別なシーンで使われることが多い単語です。

意味のイメージ
isle
意味(1)

《詩》島(island)

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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