最終更新日:2025/09/13

〈野生の鳥・動物〉‘を'狩る,〈獲物のいる場所〉‘を'狩る,〈馬・犬など》‘を'狩猟に使う / 〈物・仕事など〉‘を'捜す,見つけようとする / (…を求めて)〈場所〉‘を'くまなく捜す《+名+for+名》 / (…から)…‘を'迫いやる《+名+away(+away+名)+from(off, out of)+名》 / 狩りをする / (…を)捜し求める《+for(after)+名》 / (…を求めて…を)くまなそ捜す《+in(through)+名+for+名》

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元となった辞書の項目

hunt

IPA(発音記号)
動詞

〈野生の鳥・動物〉‘を'狩る,〈獲物のいる場所〉‘を'狩る,〈馬・犬など》‘を'狩猟に使う / 〈物・仕事など〉‘を'捜す,見つけようとする / (…を求めて)〈場所〉‘を'くまなく捜す《+名+for+名》 / (…から)…‘を'迫いやる《+名+away(+away+名)+from(off, out of)+名》 / 狩りをする / (…を)捜し求める《+for(after)+名》 / (…を求めて…を)くまなそ捜す《+in(through)+名+for+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: hunt

品詞: 動詞 (他動詞・自動詞)

意味(英語): to chase and kill wild animals, or to search for something or someone

意味(日本語): 狩りをする、獲物を追う、または何か・誰かを探し求める

「hunt」は動物を狩る場合だけでなく、何かを追い求めるときにも使える動詞です。主に「相手を追いかけて捕まえたり、探し出たりする」というニュアンスを持ちます。たとえば、動物の狩猟や犯罪者の捜索、製品やアイデアを探し求めるといった場面でも用いられます。


  • 活用形(主な動詞活用):


    • 現在形: hunt

    • 過去形: hunted

    • 過去分詞形: hunted

    • 現在分詞形: hunting


  • 他の品詞形:


    • 名詞形: hunter (ハンター、狩人)

    • 形容詞形: なし (直接形容詞になる形はありませんが、「hunted」(狙われている)という形で過去分詞が形容詞的に用いられる場合があります)


  • 難易度目安 (CEFR): B1(中級)


    • B1: 日常生活や具体的な話題をある程度自由にやりとりできるレベル



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 特に明確な接頭語や接尾語はありません。語幹として “hunt” がそのまま存在しています。

派生語・類縁語


  • hunter (名詞): 狩人、探し求める人

  • hunting (動名詞・形容詞的用法): 狩猟、捜索などを意味する

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. go hunting(狩猟に行く)

  2. hunt for bargains(掘り出し物を探す)

  3. hunt down a criminal(犯罪者を追いつめる)

  4. owl hunts at night(フクロウは夜に狩りをする)

  5. job hunt(就職活動をする)

  6. treasure hunt(宝探し)

  7. hunt for clues(手がかりを探す)

  8. big game hunting(大型獣の狩猟)

  9. hunt in packs(群れで狩りをする)

  10. house hunting(住む家を探す)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語 “hunta” (狩りをする人) や “huntian” (狩りをする) に由来します。中英語を経て現在の “hunt” の形となりました。

ニュアンス


  • もともとは「狩猟」という行為に由来するため、動物を追いかけて捕らえる行為をイメージさせます。そこから転じて、何かを熱心に探し求めている状況にも使われるようになりました。

  • カジュアルな文脈でも、フォーマルな文脈でも使える比較的幅広い動詞です。

  • ただし「犯罪者を追う/説得のために追う」のような文脈では、少し緊迫感が高まり、ややフォーマル・真剣なニュアンスになることがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞用法:


    • 目的語として「獲物や探し物」を置き、「何を狩る/探すか」が明確になります。

    • 例: “They hunted deer.”(彼らはシカを狩った)


  2. 自動詞用法:


    • 前置詞 “for” などを伴って「~を探す」「~を狩る」といった意味を表します。

    • 例: “They hunted for clues.”(彼らは手がかりを探した)


  3. イディオムや常套表現


    • “hunt down 〜”:(逃げているものを) 徹底的に追い詰めて捕まえる

    • “house hunting”:(家の) 購入/賃貸 先を探し回る


フォーマル / カジュアル


  • 「hunt」の使い方自体は中立的ですが、「hunt down」などはニュース報道や警察の文脈で使われることが多く、ややフォーマル/ヘビーな印象があります。


5. 実例と例文

A. 日常会話での例文(3例)


  1. “I’m going to hunt for some new clothes at the mall this afternoon.”


    • (今日の午後、ショッピングモールで新しい服を探すつもりなんだ)


  2. “We used to hunt for Easter eggs in the backyard when we were kids.”


    • (子どものころは、裏庭でイースターエッグを探してたよ)


  3. “Are you still job hunting, or did you find something?”


    • (まだ仕事を探してるの?それとももう見つかった?)


B. ビジネスシーンでの例文(3例)


  1. “Our company is hunting for talented software engineers to join our team.”


    • (当社では優秀なソフトウェアエンジニアを探しています)


  2. “We need to hunt down the source of this supply chain issue as soon as possible.”


    • (このサプライチェーンの問題の原因を至急突き止める必要があります)


  3. “He’s been headhunted by a rival firm for an executive position.”


    • (彼は競合他社から役員ポジションでヘッドハントされました)


C. 学術的・専門的な文脈での例文(3例)


  1. “In this region, early humans hunted large mammals for survival.”


    • (この地域では、初期の人類は生き延びるために大型哺乳類を狩っていた)


  2. “Psychologists are hunting for new findings related to stress and productivity.”


    • (心理学者たちはストレスと生産性との関連における新発見を探求している)


  3. “Researchers are hunting for a cure to the disease through gene therapy.”


    • (研究者たちは遺伝子治療を通じて、その病気の治療法を追求している)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. search(探す)


    • 一般的に「探す」という意味で幅広く使う。ニュアンスとしては単に「探す」行為が強調される。


  2. seek(探し求める)


    • 「探し求める」という意味でフォーマル。より抽象的な対象(真実、幸福)を探すときにも用いられる。


  3. pursue(追跡する)


    • 「追う」ことを強調し、時に進路や目的を追い求めるニュアンスがある。ビジネス文脈では「目標を追究する」という意味でも使われる。


反意語 (Antonyms)


  • flee(逃げる)


    • 「攻撃や追跡から逃げる」ことを示す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA)


    • アメリカ英語: /hʌnt/

    • イギリス英語: /hʌnt/


  • 強勢(アクセント)


    • 1音節のため、特にアクセントの移動はありません。「hʌnt」の “h” をはっきり発音し、 “u” は「ア」のように短く発音します。


  • よくある発音の間違い


    • “u” を長く伸ばして /huːnt/ のように発音してしまうミス。実際には短い /ʌ/ の音です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “hunt” は短い単語ですが、後ろに “e” を付けて “hunte” と誤記してしまうことがあります。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、発音が似ている “hurt” (ケガをさせる) と間違いやすいので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などで “headhunt” (優秀な人材を引き抜く) がビジネスの文脈で出題されることがあります。また、熟語 “hunt down” も注意しておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “hunt” の “u” を「あ」と発音するイメージでおさえるとスペル・発音の混乱が減ります。

  • 「ハンター (hunter)」は馴染みがある人も多いと思うので、そこから動詞形の “hunt” へつなげると覚えやすいかもしれません。

  • 「探し回る/狩り回る」というイメージで「広範囲を動き回る」のが “hunt” の基本コンセプトです。


以上が、動詞 “hunt” の詳細な解説です。狩猟だけでなく「探し求める」という幅広い文脈で活用できる便利な単語なので、ぜひ自分の表現力向上に役立ててください。

意味のイメージ
hunt
意味(1)

〈野生の鳥・動物〉‘を'狩る,〈獲物のいる場所〉‘を'狩る,〈馬・犬など》‘を'狩猟に使う

意味(2)

〈物・仕事など〉‘を'捜す,見つけようとする

意味(3)

(…を求めて)〈場所〉‘を'くまなく捜す《++for+

意味(4)

(…から)…‘を'迫いやる《++away(+away+)+from(off, out of*)+*》

意味(5)

狩りをする

意味(6)

(…を)捜し求める《+for(after)+

意味(7)

(…を求めて…を)くまなそ捜す《+in(through)++for+

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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