eyesight
1. 基本情報と概要
単語: eyesight
品詞: 名詞 (不可算名詞)
意味 (英語): the ability to see
意味 (日本語): 視力、物を見る能力
「eyesight」は、人がどれだけはっきりと物を見ることができるかを表す語です。たとえば「私の視力は良い/悪い」というように、自分の物の見え方について話すときに使われます。ニュアンスとしては、生まれつきや年齢的な理由、あるいは日常的な習慣などによる視力の良さ・悪さを表現するときに用いられます。
活用形:
- 「eyesight」は不可算名詞なので、複数形などの形はありません。
- 他の品詞形は基本的に存在しませんが、同根の単語としては「eye (名詞)」「sight (名詞/動詞)」が関係します。
CEFRレベル目安: B1(中級)
- B1: 「ある程度日常会話ができる中級レベル」。健康や視力に関する話題で、ある程度の内容を伝えられるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- eye: 「目」
- sight: 「見ること、視界、視力」など
「eyesight」は「eye(目)」×「sight(見ること)」の組み合わせから成り立ち、直訳すると「目による視力」というイメージです。
派生語や類縁語
- eye (名詞): 目
- eyelid (名詞): まぶた
- eyewitness (名詞): 目撃者
- insight (名詞): 洞察(in + sight)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
- poor eyesight(悪い視力)
- sharp eyesight(鋭い視力)
- improve one’s eyesight(視力を向上させる)
- check/test one’s eyesight(視力を検査する)
- good/strong eyesight(良い視力)
- lose one’s eyesight(視力を失う)
- eyesight decline(視力の低下)
- protect your eyesight(視力を守る)
- failing eyesight(衰えていく視力)
- eyesight examination(視力検査)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「eye(目)」と古英語由来の「sight(見ること、視界)」が合わさったもの。
- 歴史的用法: 古くから「視力」を指す意味で使われ、特に医療・健康分野を中心に定着した単語です。
ニュアンス・使用時の注意:
- 「eyesight」は視力そのものを指すため、フォーマル・カジュアルを問わず広く使われます。医療機関での検査や日常会話など、状況に応じて幅広く使用されます。
- 「vision」との違いとして、「eyesight」は物理的な視力を強調する傾向がありますが、「vision」は「視野」「見通し」「ビジョン」など、より抽象的な意味でも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
名詞(不可算名詞)
- 基本的に「an eyesight」という言い方はしません。
- 「my eyesight, your eyesight」など、所有格を伴って使うのが一般的です。
- 基本的に「an eyesight」という言い方はしません。
一般的な構文例
- “My eyesight is getting worse.”
- “I need to get my eyesight tested.”
- “My eyesight is getting worse.”
フォーマル/カジュアルな場面での使い分け
- どちらの場面でも問題なく使えます。
- フォーマルな書き方: “The patient’s eyesight has deteriorated over time.”
- カジュアルな書き方: “My eyesight isn’t as good as it used to be.”
- どちらの場面でも問題なく使えます。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアルシーン)
“My eyesight has been terrible lately. I might need new glasses.”
- 「最近視力がすごく悪くなってきてる。新しいメガネが必要かも。」
“I’m trying some eye exercises to improve my eyesight.”
- 「視力を良くしようと、目のエクササイズを試しているんだ。」
“Do you think reading in the dark can harm your eyesight?”
- 「暗いところで本を読むと視力に悪いと思う?」
ビジネスシーン (半フォーマル)
“I’m concerned about employees’ eyesight due to prolonged screen time.”
- 「長時間のスクリーン作業により、従業員の視力が心配です。」
“Our new ergonomic policy addresses issues related to eyesight strain.”
- 「新しいエルゴノミクス方針では、視力への負担も考慮します。」
“Please schedule an annual eyesight test for all staff.”
- 「全員の視力検査を年に一度実施してください。」
学術的・医療的文脈 (フォーマル)
“The study examines the correlation between aging and declining eyesight.”
- 「この研究は加齢と視力低下の相関関係を調査している。」
“Proper nutrition may help maintain healthy eyesight over time.”
- 「適切な栄養素摂取は長期的に健康的な視力を維持するのに役立つ可能性がある。」
“Statistical data shows a significant increase in eyesight problems.”
- 「統計データは視力障害の顕著な増加を示している。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
vision(視力・視野)
- 「eyesight」より広義で、物理的視力だけでなく「未来像」や「見通し」など比喩的意味も持つ。
- 例: “He has a clear vision for the company’s future.” (会社の将来について明確なビジョンがある。)
- 「eyesight」より広義で、物理的視力だけでなく「未来像」や「見通し」など比喩的意味も持つ。
sight(視界)
- 視力というよりは「見える範囲」や、物理的に目に入ってくる対象を指すことが多い。
- 例: “The ship disappeared from sight.” (船は視界から消えた。)
- 視力というよりは「見える範囲」や、物理的に目に入ってくる対象を指すことが多い。
反意語
- blindness(盲目、失明)
- 視力がほぼない状態。
- 例: “He has been struggling with partial blindness.” (彼は部分的な失明に苦しんでいる。)
- 視力がほぼない状態。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈaɪsaɪt/
- アメリカ英語: [アイサイト] → /ˈaɪsaɪt/(第一音節に強勢)
- イギリス英語: 同じく /ˈaɪsaɪt/(発音はほぼ同じ)
- よくある発音の間違い: 「ス」ではなく「サイ(t)」の音に注意。「ai-sight」のようにしっかり母音を分けて発音すると通じやすいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「eyesite」や「eysight」などと間違える人がいます。
- 類似語との混同: 「vision」と意味を混同して使うこと。
- 試験対策: TOEICや英検などでも健康や日常生活に関連した話題で登場する可能性があります。「poor eyesight」「vision problems」などのフレーズで出題されやすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「eye(目)」+「sight(視界)」の組み合わせを思い浮かべ、「目が物を見る」イメージで覚えるとわかりやすいです。
- スペルは「eye + sight」とすることで、つづりを間違えにくくなります。
- 「eyesight」は自分の具体的な視力を示す言葉として、定期的に検査を受ける場面などで関連付けると記憶に残りやすいです。
上記のポイントを押さえれば、「eyesight」は日常会話からビジネス、医療文脈まで幅広く使える便利な単語として自信を持って活用できるでしょう。
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