最終更新日:2025/11/10
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元となった辞書の項目

chat show

名詞

《英》トークショー

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彼は有名なトークショーに出演した。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: chat show

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): A television or radio program in which a host interviews or chats with guests.

意味(日本語): 主にテレビやラジオで、司会者(ホスト)がゲストと会話やインタビューを行う番組のことです。いわゆる「トークショー」です。

「ゲストとゆったりと談笑しながら、その人の魅力やエピソードを引き出す」ような番組で、日本語の「トーク番組」とほぼ同じニュアンスです。

活用形:


  • 単数形: chat show

  • 複数形: chat shows

なお、「chat」は単独で動詞(おしゃべりする)や名詞(雑談)としても使われますし、「show」は動詞(見せる)としても使われます。ですが名詞「chat show」は一つのまとまった表現となり、「トーク番組(トークショー)」を指します。

CEFRレベル: B1(中級)

→ テレビ番組に関わる語彙なので、日常的な話題としては比較的よく使われるため、中級レベルとして扱いやすいです。


2. 語構成と詳細な意味


  • chat: 「雑談する」「会話する」という意味を持つ動詞、または「おしゃべり」「雑談」という意味の名詞。

  • show: 「番組」「見せ物」「ショー」を意味する名詞。

関連表現・コロケーション(10個)


  1. host a chat show(チャットショーを司会する)

  2. appear on a chat show(チャットショーに出演する)

  3. chat show host(チャットショーのホスト・司会者)

  4. chat show guest(チャットショーのゲスト)

  5. prime-time chat show(プライムタイムのチャットショー)

  6. late-night chat show(深夜のチャットショー)

  7. morning chat show(朝のチャットショー)

  8. popular chat show(人気のチャットショー)

  9. chat show format(チャットショーの形式)

  10. chat show panelist(チャットショーのパネリスト)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • 「chat」は中世英語からの派生で、「おしゃべり」を意味する擬音語的起源を持ちます。

    • 「show」は古英語「scēawian」(見せる、提示する)からきています。


  • 歴史的使用:

    テレビ番組の形態として「talk show」という言い方が特にアメリカ英語で一般的ですが、イギリス英語では「chat show」とも呼ばれるようになりました。

  • 微妙なニュアンス:

    「talk show」よりもややカジュアルで、ゲストとホストが楽しく会話する番組というイメージが強い場合に使われることがあります。

  • 使用時の注意点:

    イギリスの番組などでは「chat show」、アメリカでは「talk show」がよく使われます。文字通り「おしゃべりな感じ」を強調したいときは「chat show」のニュアンスが適切です。

  • 口語/文章/フォーマル/カジュアル:


    • 基本的にテレビ番組の名称としてカジュアルに使われますが、正式名称や紹介文にも登場するため、文章中でも問題なく使えます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 「a chat show / chat shows」といった形で冠詞や複数形をとることができます。

  • 一般的な構文:


    • “(Someone) is going to appear on a chat show.”

    • “He hosts a popular chat show on BBC.”


  • イディオム: 特定のイディオムはありませんが「chat show circuit」(チャットショーに各所出演する活動)のように、番組に関連する表現で使われることがあります。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I love staying up late to watch my favorite chat show.”

    (深夜にお気に入りのトークショーを見るのが大好きなんだ。)

  2. “She mentioned on a chat show that she’s releasing a new album.”

    (彼女はあるトークショーで新しいアルバムを出すって言ってたよ。)

  3. “Did you see the chat show last night with that famous actor?”

    (あの有名な俳優が出てた昨夜のトークショー見た?)

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “The marketing team is considering sponsoring a popular chat show.”

    (マーケティングチームは人気のトーク番組をスポンサーすることを検討中です。)

  2. “Our CEO was invited to speak on a chat show about the launch of our new product.”

    (当社のCEOは新製品のローンチについてチャットショーで話すよう招待されました。)

  3. “A successful appearance on a chat show can greatly increase brand recognition.”

    (トークショーへの出演が成功すれば、ブランド認知度が大いに高まる可能性があります。)

学術的な文脈 (プレゼン/エッセイなど)


  1. “The evolution of the chat show reflects shifts in popular culture and media consumption patterns.”

    (チャットショーの進化は、大衆文化やメディア消費パターンの変化を反映している。)

  2. “Academic researchers sometimes study chat shows to analyze discourse and public opinion formation.”

    (学術研究者はしばしばチャットショーを研究し、談話や世論形成を分析します。)

  3. “Representation of societal norms on chat shows can influence viewers’ attitudes.”

    (チャットショーにおける社会規範の表現は、視聴者の態度に影響を与えうる。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (synonyms)


    • talk show(トークショー): アメリカ英語で馴染みが深い。意味はほぼ同じだが、「chat show」のほうがより砕けた感じがある場合が多い。

    • panel show(パネル番組): ゲストが多数であることが多く、討論やゲーム形式が色濃い場合は“chat show”より“panel show”という。


  • 反意語 (antonyms)


    • バラエティそのものの反意語は特にありませんが、「news program」(ニュース番組)や「documentary」(ドキュメンタリー)など、情報重視の番組は“chat show”とは異なる文脈で使われます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • イギリス英語: /tʃæt ʃəʊ/

    • アメリカ英語: /tʃæt ʃoʊ/


  • アクセント: 「chat」と「show」の両方に自然な強調が置かれますが、やや「chat」側に強勢がくる傾向です。

  • よくある発音の間違い: “chat show”が「チャットショー」ではなく「チャットショウ」となりがちですが、アメリカ英語だと “ショウ”と “ショー”の中間のような音になります。イギリス英語では “シュウ”より「ショウ」に近い音なので注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “chat show”と綴るのを忘れて “chatshow”と一語にしてしまうミスが起こることがあります。もともと2語なので注意してください。

  • 同音異義語との混同:


    • “chat”を“chart”と書き間違える例がありますが、全く意味が変わってしまうので気をつけましょう。


  • 試験対策: TOEICや英検では“talk show”のほうが出題率は高い可能性がありますが、イギリス英語のリーディングなどでは“chat show”に注意が必要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「chat (雑談) + show (番組) → 雑談する番組」というイメージで覚えるとわかりやすいです。

  • イギリス英語圏のテレビ番組案内などを思い浮かべると、自然に頭に入りやすいでしょう。

  • 「トークショー」は “talk show” とも言うので、どちらも言い換えられるように意識しておくと便利です。


以上が「chat show」の詳細な解説です。イギリス英語圏ではよく使われる表現なので、テレビ番組やインタビューの文脈で登場することが多い点を押さえておきましょう。

意味のイメージ
chat show

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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