元となった辞書の項目
bandage
解説
以下では、英単語「bandage」について、できるだけ詳細に解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語
- bandage
品詞
- 名詞 (noun)
意味 (英語)
- A strip of material used to bind a wound or protect an injured part of the body.
意味 (日本語)
- 怪我をした部分を保護したり、傷口を覆ったりするための布や包帯のことです。
「けがをした部分に巻いて使う布やガーゼなどを指します。日常的なケガや医療行為でよく使われる単語です。」
活用形
- bandage (単数形)
- bandages (複数形)
他の品詞の例
- 動詞: to bandage ~ (包帯を巻く)
例: She bandaged his arm. (彼女は彼の腕に包帯を巻いた。)
CEFRレベルの目安
- A2 (初級)
「日常単語としてよく出てくるため、基本的な医療用語として早い段階で学習されがちです。」
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: band
「本来は“帯、輪”を意味する語源が関係しています。」 - 接尾語: -age
「フランス語由来で、名詞化を示す場合が多いです。」
関連語や派生語
- Band (バンド)
帯や輪を意味する名詞としても使われます。音楽バンドのbandと同綴りですが、語源は関連すると言われています。 - Verb: to bandage (〜に包帯を巻く)
よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ (10個)
- apply a bandage(包帯をあてる)
- remove a bandage(包帯を外す)
- wrap a bandage around …(…に包帯を巻く)
- sterile bandage(滅菌された包帯)
- change the bandage(包帯を交換する)
- adhesive bandage(粘着式の包帯・絆創膏)
- bandage the wound(傷を包帯する)
- tight bandage(きつい包帯)
- loose bandage(ゆるい包帯)
- bandage kit(包帯セット)
3. 語源とニュアンス
- 語源:
「band(帯やひも)+ -age(名詞化の接尾語)」で、けがなどをした部分に帯状の布を巻くイメージから生まれた単語です。 - 歴史的には、医療行為や身体保護のための布を指す古い概念ですが、現代でも基本的に同じ意味で使われています。
- ニュアンス・使用時の注意:
「怪我、出血、負傷部分を保護するときの実用的な単語です。フォーマル・カジュアルを問わず、医療シーンや日常会話、どちらでも同じ意味合いで使えます。」
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (可算名詞)
「数えられる名詞なので、複数形 bandages があります。たくさんの包帯があるときには bandages と言います。」 - 使用シーン:
- 口語でも、医療系のフォーマルな場面でも両方出現する単語です。
- 口語でも、医療系のフォーマルな場面でも両方出現する単語です。
- 例:
- I need a bandage for my cut.(切り傷に包帯が必要だ。)
- The nurse brought two bandages.(看護師が包帯を2つ持ってきた。)
- I need a bandage for my cut.(切り傷に包帯が必要だ。)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I cut my finger while cooking. Do we have a bandage?”
(料理中に指を切っちゃった。包帯ある?) - “My son fell down and scraped his knee. He needs a bandage.”
(息子が転んでひざをすりむいちゃったの。包帯が必要だね。) - “Could you please pass me a bandage from the first-aid kit?”
(救急箱から包帯を取ってくれない?)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “We should keep an adequate supply of bandages in the office’s first aid cabinet.”
(オフィスの救急用品置き場には十分な数の包帯を常備しておくべきです。) - “The safety officer reminded everyone to know where the bandages are stored.”
(安全担当者は、みんなに包帯がどこに保管されているか知っておくように注意しました。) - “In case of minor injuries, use a bandage and report to the healthcare unit.”
(軽症の場合は包帯を使い、医療部門に報告してください。)
学術的/医療的な文脈(3つ)
- “Proper bandage application can significantly reduce the risk of infection.”
(正しい包帯の巻き方は、感染リスクを大幅に減らすことができます。) - “Sterile bandages are essential in post-operative wound care.”
(術後の傷のケアでは、滅菌された包帯が不可欠です。) - “Change the bandage regularly to ensure the wound remains clean.”
(傷口を清潔に保つために、定期的に包帯を交換してください。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- dressing(ドレッシング/医療用包帯やガーゼ)
- ニュアンス: 包帯やガーゼなど“傷口を覆う”一般的な材料を指す。bandageよりも“医療の場面”でよく使われる。
- ニュアンス: 包帯やガーゼなど“傷口を覆う”一般的な材料を指す。bandageよりも“医療の場面”でよく使われる。
- plaster(絆創膏/英国英語)
- ニュアンス: イギリス英語で絆創膏を指す単語。病院や家庭で使う小さめの包帯のこと。
- ニュアンス: イギリス英語で絆創膏を指す単語。病院や家庭で使う小さめの包帯のこと。
- gauze(ガーゼ)
- ニュアンス: 薄くて柔らかい布状の医療資材。怪我の部分に当てて保護する。
- ニュアンス: 薄くて柔らかい布状の医療資材。怪我の部分に当てて保護する。
反意語 (Antonyms)
- 直接の反意語はありませんが、「むき出しの状態 (exposed)」「保護しない (unprotected)」が対照的な概念になります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˈbændɪdʒ/
- イギリス英語: /ˈbændɪdʒ/
いずれも、最初の「ban」にアクセントがあります。「band(バンド)」+「-ij」くらいの音でイメージするとよいでしょう。
- 語尾は「-dɪdʒ」と「ジ」寄りの発音になります。
- よくある間違い: 語末を「-deɪʒ」のように伸ばしすぎたり、d をあいまいにしてしまうと正しく聞き取ってもらえない場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “bandage”の中間を“band*e*ge”のように書き間違える人がいます。
- 同音異義語との混同はあまりありませんが、“band”と勘違いしやすいかもしれません。
- 資格試験(TOEIC・英検など)でも、医療や救急キットに関する話題で出てくることがあります。日常語彙として覚えておくと便利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「band(帯)」+「-age」で「帯状の布」を思い出すと覚えやすいです。
- ビジュアルイメージ: 傷や切り傷に巻く「帯状の布」をしっかりイメージして、スペルとセットで覚えましょう。
- 勉強テクニック:
- 例文と一緒に覚える: “I need a bandage for my cut.”
- 口に出して復唱する: /ˈbændɪdʒ/ を何回か声に出して発音練習すると、記憶に残りやすいです。
- 例文と一緒に覚える: “I need a bandage for my cut.”
以上が、英単語「bandage」の詳細解説でした。日常生活でも医療シーンでもよく出てくる単語なので、スペル・発音・用法をしっかり押さえておくと便利です。
意味のイメージ
意味(1)
包帯