babysitter
1. 基本情報と概要
英単語: babysitter
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A person who takes care of a child or children when the parents are not present.
意味(日本語): 子どもを一時的に預かって世話をする人、ベビーシッター。親が外出している間などに、子どもの安全や日常的なケアを担当する役割です。
「babysitter」は、家族や友達だけでなく、アプリや求人などを通じて依頼したり雇ったりもできます。比較的カジュアルなニュアンスで、子どものお世話を一時的かつ短期間担当する人を指します。
- 活用形(名詞):
- 単数: babysitter
- 複数: babysitters
- 単数: babysitter
- 他の品詞形: 「babysit」(動詞) … 子どもの面倒を見る
- 例)I often babysit my neighbor’s kids.(私はよく隣の家の子どもたちの世話をします)
- 「babysitting」(動名詞/現在分詞) … 子どもを世話をしている、または世話をする行為
- 例)I often babysit my neighbor’s kids.(私はよく隣の家の子どもたちの世話をします)
CEFRレベル目安: B1(中級)
はじめて会話で使う人も多く、日常場面でも見聞きする単語ですが、英語圏以外では馴染みが少ないケースもあるため、中級程度と考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- baby + sitter
- 「baby」は「赤ちゃん」や「幼児」を意味します。
- 「sitter」は「座る人」を表す“sit”から派生し、「(特定の対象に付き添って)世話をする人」へと転じています。
- baby + sitter
派生語や類縁語:
- babysit (動詞) … 子どもの世話をする
- babysitting (名詞/動名詞) … ベビーシッターとして子どもを世話すること
- babysit (動詞) … 子どもの世話をする
よく使われるコロケーション(共起表現)10選:
- hire a babysitter(ベビーシッターを雇う)
- find a babysitter(ベビーシッターを探す)
- a professional babysitter(プロのベビーシッター)
- rely on a babysitter(ベビーシッターに頼る)
- call the babysitter(ベビーシッターに電話をする)
- trust one’s babysitter(ベビーシッターを信頼する)
- part-time babysitter(パートタイムのベビーシッター)
- arrange a babysitter(ベビーシッターを手配する)
- a babysitter agency(ベビーシッター斡旋所/エージェンシー)
- babysitter needed/wanted(ベビーシッター募集中)
- hire a babysitter(ベビーシッターを雇う)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「baby(赤ちゃん)」 + 「sitter(座って付き添う人)」に由来します。
- かつては「sit with a baby(赤ちゃんと一緒にいる)」が派生して「babysitter」という合成語となりました。
- 「baby(赤ちゃん)」 + 「sitter(座って付き添う人)」に由来します。
ニュアンスと使用時の注意点:
- 「babysitter」は、短時間・一時的に子どものお世話をする人を指すため、「nanny(住み込みや長期間世話をするナニー)」や「childminder」とはニュアンスが異なります。
- どちらかというとカジュアルな響きがあるため、フォーマルな文書というよりは、日常会話や軽めのビジネス会話などでよく使われます。
- 「babysitter」は、短時間・一時的に子どものお世話をする人を指すため、「nanny(住み込みや長期間世話をするナニー)」や「childminder」とはニュアンスが異なります。
4. 文法的な特徴と構文
名詞(可算名詞):
- a babysitter(1人のベビーシッター)
- babysitters(複数のベビーシッター)
- the babysitter(特定のベビーシッター)
- a babysitter(1人のベビーシッター)
一般的な構文例:
- “We hired a babysitter for the weekend.”(週末のためにベビーシッターを雇いました。)
- “She works as a babysitter after school.”(彼女は放課後、ベビーシッターとして働いています。)
- “We hired a babysitter for the weekend.”(週末のためにベビーシッターを雇いました。)
イディオムや表現:
- とくに決まったイディオムはありませんが、動詞形 “babysit” の場合に “babysit for someone” と言うことがあります。
- 例)“I used to babysit for my neighbor.”(近所の家の子どもの面倒をよく見ていました。)
- とくに決まったイディオムはありませんが、動詞形 “babysit” の場合に “babysit for someone” と言うことがあります。
使用シーン:
- 口語・カジュアル:◎
- フォーマル:△(文書よりも会話で使われることが多い)
- 口語・カジュアル:◎
5. 実例と例文
① 日常会話での例文
- “Do you know anyone who can babysit on Friday night?”
(金曜の夜に子どもを見てもらえる人を知らない?) - “Our usual babysitter canceled, so we need to find someone new.”
(いつものベビーシッターがキャンセルになってしまったから、新しい人を探さないと。) - “My cousin is studying to become a teacher, so she’s a great babysitter.”
(いとこは先生になるために勉強中で、とても良いベビーシッターなんだ。)
② ビジネスシーン(保育関連・サービス紹介など)
- “We offer a babysitter service for employees who need childcare support.”
(当社では、子育て支援が必要な従業員向けにベビーシッターサービスを提供しています。) - “Please check with our babysitter agency regarding availability and rates.”
(利用可能な日時や料金については、当社のベビーシッター斡旋所にお問い合わせください。) - “Our hotel provides an on-demand babysitter for attending business conferences.”
(当ホテルでは、ビジネス会議の参加者向けに必要時のベビーシッターを手配します。)
③ 学術的・公的シーンでの例文
- “Recent studies suggest that hiring a babysitter can reduce parental stress levels.”
(最近の研究では、ベビーシッターを雇うことで親のストレスレベルが減少する可能性があると示唆されています。) - “A survey of working parents indicated that over 70% have used a babysitter within the past year.”
(働く親を対象とした調査によると、過去1年以内にベビーシッターを利用した人が70%を超えることがわかりました。) - “Local community centers sometimes provide free babysitter training programs.”
(地域のコミュニティセンターでは、無料のベビーシッター養成プログラムを提供することがあります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
- nanny(ナニー): より長期間、子どもと生活を共にしながら面倒を見る人。
- childminder(チャイルドマインダー): 自宅などで子どもの世話を職業として行う人。イギリスでよく使われる。
- au pair(オーペア): 海外の家庭に住み込みで子どもの世話をする若者(文化交流を兼ねる)。
- nanny(ナニー): より長期間、子どもと生活を共にしながら面倒を見る人。
反意語 (Antonyms):
- 「babysitter」の明確な反意語はありませんが、強いていうなら「parent(親)」など、世話される側とは立場が逆になります。
使い分けのポイント:
- 「babysitter」は短時間・一時的な子守りを担当する人。
- 「nanny」は専属・長期的に子どもの世話をする人。
- 「au pair」は住み込みかつ文化交流の要素も含む。
- 「babysitter」は短時間・一時的な子守りを担当する人。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- イギリス英語(BrE): /ˈbeɪ.biˌsɪt.ər/
- アメリカ英語(AmE): /ˈbeɪ.biˌsɪt.ɚ/
- イギリス英語(BrE): /ˈbeɪ.biˌsɪt.ər/
アクセントの位置: 先頭の “ba” に第一アクセントがあります(ˈbeɪ-bi-sit-er)。
よくある発音の間違い:
- “babysitter” の “i” の音が曖昧になったり、単語が長くて途中が抜け落ちるケース。
- “Baby-sitter” のように、2つの単語をあいまいに混ぜてしまうことがありますが、基本的に「ひとつの単語」として発音します。
- “babysitter” の “i” の音が曖昧になったり、単語が長くて途中が抜け落ちるケース。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “babysiter” や “babysittter” など、s や t を重複させて間違えやすいので注意してください。
- 同音異義語との混同: “baby-sitter” とハイフンを入れたりする表記揺れはありますが、現在では “babysitter” が一般的です。
- 試験対策: TOEICなどではベビーシッターを雇う流れのリスニング問題や、求人広告のリーディング問題で出てくる場合があります。文脈をしっかり掴んで正しい選択肢を選ぶように意識しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のコツ:
- 「baby(赤ちゃん)」と「sit(座る)」が組み合わさって、赤ちゃんの側に“座って”世話をするイメージです。
- “sit” のイメージから連想すると覚えやすいでしょう(赤ちゃんのそばにいて見守る人)。
- 「baby(赤ちゃん)」と「sit(座る)」が組み合わさって、赤ちゃんの側に“座って”世話をするイメージです。
- 勉強テクニック:
- 「babysit」と「babysitter」はよくセットで学ぶと混乱しにくいです。
- 自分が誰かの子どもを「babysit」しているシーンをイメージすると、動詞と名詞を合わせて覚えやすくなります。
- 「babysit」と「babysitter」はよくセットで学ぶと混乱しにくいです。
以上が「babysitter」の詳細解説です。子どもの一時的な世話や安全を確保してくれる、とても身近でカジュアルな単語としてぜひ覚えておきましょう。
留守番の子守り(おもに女子中学・高校生のアルバイト)