最終更新日:2025/08/08

ベビーシッターをする,子守をする / 世話をする

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元となった辞書の項目

babysit

動詞

ベビーシッターをする,子守をする / 世話をする

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私は今夜子供たちの子守りをすることになっています。

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解説

以下では、英単語 babysit(動詞)を、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語)

• To temporarily take care of a child or children while their parents are away.

意味(日本語)

• 親が留守の間に子どもの面倒を見ること。「子守りをする」という意味です。

「babysit」は、両親が外出している間などに子どもを預かって世話をする際に使われる動詞です。日常生活でよく使われる単語で、「預かる」「面倒を見る」のニュアンスがあります。

品詞

• 動詞 (Verb)

活用形

• 原形: babysit

• 三人称単数現在形: babysits

• 現在分詞/動名詞: babysitting

• 過去形: babysat

• 過去分詞: babysat

他の品詞

• babysitter (名詞): 「ベビーシッター(子守りをする人)」

• babysitting (名詞としても使われる): 「ベビーシッターの仕事/行為」

CEFRレベルの目安

• B1(中級)

「babysit」は日常生活で頻繁に使われる単語なので、中級学習者が耳にしたり、使ったりする機会のあるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

• baby + sit

「baby(赤ちゃん)」と「sit(座る、面倒を見る)」が合わさってできた語と考えられます。もともと「赤ちゃんの世話をするためにそばにいる」というニュアンスが名前の由来です。

他の単語との関連性(派生語・類縁語)

• babysitter (名詞): ベビーシッター

• babysitting (名詞): ベビーシッターの仕事

よく使われるコロケーション(10個)


  1. babysit for my neighbors


    • (近所の子をベビーシッターする)


  2. ask someone to babysit


    • (誰かにベビーシッターを頼む)


  3. hire a babysitter


    • (ベビーシッターを雇う)


  4. babysit on weekends


    • (週末に子守りをする)


  5. babysit younger siblings


    • (幼いきょうだいの面倒を見る)


  6. get paid to babysit


    • (ベビーシッター料をもらう)


  7. babysit overnight


    • (一晩中子どもの世話をする)


  8. babysit occasionally


    • (ときどきベビーシッターをする)


  9. offer to babysit


    • (自分からベビーシッターを申し出る)


  10. need someone to babysit


    • (誰かに子守りをしてもらう必要がある)



3. 語源とニュアンス

語源

「baby」(乳幼児)と「sit」(そばに座る、面倒を見る)が合わさってできた表現とされます。19世紀後半くらいから使われ始めた比較的新しい語で、もともとは保護監督者として「そばにいる」ことを強調する言葉でした。

ニュアンス・使用時の注意点

• 日常会話でカジュアルに使われます。

• 仕事として「babysitする」場合もあれば、家族や友人として無償で子どもの世話をする状況にも使われます。

• フォーマルすぎず、気軽に「子守りをする」という場面で使用されることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文

• 主語 + babysit + 目的語(子ども・誰々の子ども)

例: I always babysit my niece on Fridays.

(私は金曜日にはいつも姪の面倒を見ます)

• 「for + 人/期間」を伴うことも多いです。

例: I’ll babysit for you this evening.

(今晩、あなたの子どもを見てあげましょう)

イディオム

特別なイディオムよりは、上記のように「babysit for (someone)」「babysit one's child」などが一般的です。

他動詞・自動詞

• babysitは他動詞として「(人・子ども)の面倒を見る」という目的語をとることができます。

• 自動詞としては稀で、「I’m babysitting tonight.(今夜、子守りの仕事をする予定だ)」のように仕事自体を言うときに使われる程度です。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. I’m going to babysit my neighbor’s kids tonight.

    (今夜、近所の子どもたちの面倒を見る予定なんだ。)


  2. Could you babysit for me while I run to the store?

    (ちょっとお店に行ってくる間、子どもを見てくれる?)


  3. My sister often asks me to babysit on weekends.

    (妹はよく週末に私に子どもの世話を頼んでくる。)


ビジネス(少しフォーマル)


  1. Our company offers an employee benefit where someone can babysit if you need it.

    (当社では、必要なときに従業員のために子どもの世話をしてくれる福利厚生があります。)


  2. I have a prior commitment to babysit this evening, so I won’t be able to attend the meeting.

    (今夜は子守りの約束があるので、その会議に出席できません。)


  3. She earns extra money by babysitting for her colleagues occasionally.

    (彼女は同僚の子どもをときどき世話することでお小遣いを稼いでいます。)


学術的な文脈(少し堅め・説明的)


  1. The study examines how teenage siblings benefit from babysitting under parental supervision.

    (この研究は、十代のきょうだいがお互いの面倒をみることによってどのような利点があるかを調査しています。)


  2. Babysitting can facilitate the development of responsibility and leadership skills in adolescents.

    (ベビーシッターの経験は、思春期の若者の責任感やリーダーシップ能力の発達を促進する可能性があります。)


  3. The data indicates that families who frequently rely on babysitters may experience heightened social support.

    (ベビーシッターによく頼る家族は、社会的サポートがより高まる傾向があるというデータがあります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. look after (〜の世話をする)


    • カジュアルさは似ていますが、子ども以外にも物やペットなど幅広く使います。


  2. mind (子どもを見る、世話をする) [特にイギリス英語でよく使われる]


    • babysit と同じ意味ですが、やや見守るという意味が強調されます。


  3. watch over (見守る)


    • 危険や変化がないか注視するニュアンスがあり、「見張る」に近い意味合いがあります。


反意語

• 治安や保護がない状態を表すような動詞は直接の反意語になりにくいですが、neglect(世話をしない、怠る)が対比として挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)

• アメリカ英語 (AE): /ˈbeɪbiˌsɪt/

• イギリス英語 (BE): /ˈbeɪbiˌsɪt/

アクセントの位置

• 「ベイ」(baby) の部分にやや強拍があり、「シット」(sit) が後半になります。


  • “BAY-bee-sit” のような感じです。

アメリカ英語とイギリス英語の違い

• 発音の違いはほぼなく、双方とも非常に似ています。

• アメリカ英語では “t” の発音がやや軽いフラップ音になることもありますが、大きな差はありません。

よくある発音の間違い

• “sit” を「シート」と長く伸ばしてしまうことがあるので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “babysit” を “baby-sit” や “babysitt” と書いてしまうことがあるので注意。

  • 同音異義語: 特に同音異義語はありませんが、「sit」と「seat」の混同に注意。

  • 試験対策: TOEICや英検では「babysit」は会話文や短めの文章で出題されることが多いです。派生形(babysitter / babysitting)もチェックしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 「赤ちゃん(baby)」を「座って(sit)」見守るイメージで覚えるとわかりやすいです。

• 「ベビーシッター」というカタカナ外来語としてもなじみがあります。まずは「ベビーシッター=babysitter」の動詞形と押さえましょう。

• スペリングが「baby + sit」でできている点を覚えておくとつづりを間違えにくくなります。


以上が、動詞 babysit の詳細解説です。子どもの面倒を見ることを表す動詞として、カジュアルかつ日常的によく使われるので、活用形や派生形なども合わせて覚えておくと便利です。

意味のイメージ
babysit

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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