robin
(またrobin redbreast)(ヨーロッパの)『ロビン』,『コマドリ』(胸が黄色がかって赤色;声がよくておとなしく,英国民に古くから愛されて数々の詩に歌われている小鳥で,英国の国鳥;キリストにまつわる伝説により神聖視されることも多い;アメリカのrobinはこれより大...
1. 基本情報と概要
単語: robin
品詞: 名詞 (countable noun)
英語の意味: A small songbird known for its distinctive red/orange breast.
日本語の意味: ヨーロッパコマドリやアメリカコマドリなど、胸が赤いことで知られる小さな鳥の総称です。かわいらしくて人懐っこいイメージのある鳥ですね。公園などで見かけたり、春の訪れを告げる鳥としてイメージされることも多い単語です。
- 活用形: 名詞のため、通常は複数形 (robins) があります。「robin」のままでも可算名詞として使われ、1羽のrobin、2羽のrobinsといった形で数えられます。
- 他の品詞: 一般的に「robin」という単語そのものが他の品詞として使われることはありませんが、「robin redbreast」のような複合語や、固有名詞としての「Robin」は人名としても使われます。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
→ 日常英会話の中でもよく出てくる自然や動物を表す単語として、そこまで難易度は高くありません。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語・接尾語・語幹: 「robin」は接頭語や接尾語を持たず、そのまま一語として機能します。
派生語・類縁語:
- “robin redbreast”: “ヨーロッパコマドリ”の別名
- “robin’s egg”: ロビンの卵(青みがかった色合いが特徴で、「ロビンズエッグブルー」という色名にもなっています)
- “robin redbreast”: “ヨーロッパコマドリ”の別名
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- American robin(アメリカコマドリ)
- European robin(ヨーロッパコマドリ)
- robin’s nest(ロビンの巣)
- robin population(ロビンの個体数)
- robin migration(ロビンの渡り現象)
- robin song(ロビンのさえずり)
- robin habitat(ロビンの生息地)
- robin spotting(ロビンを観察すること)
- early spring robin(初春に姿を見せるロビン)
- robin eggs(ロビンの卵)
- American robin(アメリカコマドリ)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「robin」はMiddle English(中英語)の頃に、「Robert」の愛称や短縮形から派生したとされています。もともと人名を小鳥に愛嬌をもって付けたのが由来といわれています。
- 歴史的使われ方: 主に欧米で使われ、ヨーロッパでは「ヨーロッパコマドリ(European robin)」を指すことが多く、アメリカでは「アメリカコマドリ(American robin)」を指すことが多いです。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 「robin」はかわいらしく親しみのある小鳥というイメージが強いため、ポジティブでややほのぼのとした響きがあります。
- 文書でも会話でもどちらでも用いられますが、自然や野鳥の話題でよく登場するカジュアルな単語です。
- 「robin」はかわいらしく親しみのある小鳥というイメージが強いため、ポジティブでややほのぼのとした響きがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (countable)
- 可算名詞なので、“a robin” / “two robins”と数えられます。
- 可算名詞なので、“a robin” / “two robins”と数えられます。
- よくある構文・イディオム:
- “Robin redbreast” → ロビン・レッドブレスト(ヨーロッパコマドリの古い呼び名)
- “robin’s egg blue” → ロビンズエッグブルー(青系の色名)
フォーマル度はさほど高くなく、野鳥に関する文章や会話などで幅広く使われます。
5. 実例と例文
日常会話での例文
“I saw a robin in the backyard this morning!”
(今朝、中庭でロビンを見かけたよ!)“Look at that robin hopping around the garden.”
(あのロビンが庭をぴょんぴょん跳ね回ってるよ。)“We often hear a robin sing in the early spring.”
(早春になると、ロビンがさえずるのをよく耳にするね。)
ビジネスでの例文
※ ビジネス文脈では自然保護やブランドイメージなどに絡むケースが考えられます
“Our new campaign features a robin as a symbol of new beginnings.”
(弊社の新しいキャンペーンは、新たな始まりの象徴としてロビンを起用しました。)“The charity’s logo incorporates a robin to highlight local wildlife.”
(その慈善団体のロゴには、地域の野生生物を象徴するロビンが描かれています。)“We’re conducting a survey on robin populations in the urban park.”
(私たちは市内の公園におけるロビンの個体数調査を行っています。)
学術的な文脈での例文
“Recent studies indicate that the European robin adapts well to urban environments.”
(最近の研究によれば、ヨーロッパコマドリは都市環境にもよく適応していることが示されています。)“The migration patterns of the American robin are influenced by climate change.”
(アメリカコマドリの渡りのパターンは気候変動による影響を受けています。)“We analyzed the nesting behavior of robins in suburban areas.”
(私たちは郊外地域におけるロビンの巣作りの行動を分析しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “songbird” (鳴き声がきれいな小鳥)
- 「robin」は特に赤い胸が特徴ですが、「songbird」は美しいさえずりをする小鳥全般。
- 「robin」は特に赤い胸が特徴ですが、「songbird」は美しいさえずりをする小鳥全般。
- “thrush” (ツグミの仲間)
- アメリカコマドリはツグミ科に属します。外見や生態が似ている場合もありますが、「thrush」はより広いグループ。
- アメリカコマドリはツグミ科に属します。外見や生態が似ている場合もありますが、「thrush」はより広いグループ。
- “songbird” (鳴き声がきれいな小鳥)
反意語:
特定の反意語はなく、対概念として「crow(カラス)」や「raven(ワタリガラス)」など大型で黒い鳥が挙げられることもありますが、厳密な反意語ではありません。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- イギリス英語(BrE): /ˈrɒb.ɪn/
- アメリカ英語(AmE): /ˈrɑː.bɪn/
- イギリス英語(BrE): /ˈrɒb.ɪn/
アクセント位置: 最初の音節「ro」に強勢があります (RO-bin)。
よくある発音の間違い: 後ろの母音をあいまいに発音して「ロビーン」と伸ばしてしまう場合があるので注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「robbin」「robing」などと綴ってしまうミスがあるので注意してください。
- 同音異義語との混同: 同音異義語はありませんが、音が似ている単語に「ribbon(リボン)」があります。誤解されないように品詞や文脈に注意しましょう。
- 資格試験での出題傾向: 鳥や動物の名称として、語彙問題やリスニングなどで出題される場合があります。名前由来や見た目の特徴が問われることもあるので、「赤い胸の小鳥」というイメージをしっかり覚えておくと便利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「ロビン」は「赤い胸のかわいい小鳥」というビジュアルを思い浮かべると覚えやすいです。
- ストーリー: アメコミの『バットマンとロビン』など、キャラクター名“Robin”が由来として「小さな相棒」といったイメージがあります。これも連想すると記憶に定着しやすいでしょう。
- 勉強テクニック:
- 「robin egg blue」という優しい青色を連想させる表現を知っておくと、「robin = 青い卵 + 赤い胸の鳥」という結びつきを覚えやすくなります。
- 公園で小さな鳥を見かけたら、「あ、これがrobinなんだ」とイメージするのもおすすめです。
- 「robin egg blue」という優しい青色を連想させる表現を知っておくと、「robin = 青い卵 + 赤い胸の鳥」という結びつきを覚えやすくなります。
以上が “robin” の詳しい解説です。かわいらしい小鳥の姿をイメージしながら覚えてみてください。
(アメリカなどの)コマツグミ,ワタリツグミ(胸と腹がクリ色がかった赤色)
(またrobin redbreast)(ヨーロッパの)ロビン,コマドリ(胸が黄色がかって赤色;声がよくておとなしく,英国民に古くから愛されて数々の詩に歌われている小鳥で,英国の国鳥;キリストにまつわる伝説により神聖視されることも多い;アメリカのrobinはこれより大型の渡り鳥である)