元となった辞書の項目
meaning
名詞
(…の)『目的』,意義《+『of』+『名』》 / (吾・文の)『意味』(sense)《+『of』+『名』》 / 意味ありげな様子,意味深長 / 《名詞の前にのみ用いて》意味ありげな,意味常長な / 《複合吾を作って》…するつもりの,の意図をもった
解説
1. 基本情報と概要
英単語: meaning
品詞: 名詞 (noun)
英語での意味
- “Meaning” refers to the sense or significance that a word, sentence, symbol, or action conveys.
日本語での意味
- 「意味」「意義」のことです。ある単語や文章、行動などが表す内容や意図を指します。たとえば、ある言葉が「どういう意味で使われているのか」を示すときに使われる名詞です。日常会話だけでなく、ビジネスや学術的文脈でも広く用いられる、とても基礎的かつ重要な単語です。
活用形
- “meaning” は名詞なので、動詞のような活用形はありません。複数形は “meanings” になります。
- 単数:meaning
- 複数:meanings
- 単数:meaning
他の品詞例
- 動詞:mean (~を意味する)
- 形容詞:meaningful (有意義な)、meaningless (無意味な)
CEFRレベル
- B1(中級)
「meaning」は日常会話・ビジネスいずれでも使える頻出語であり、語彙としては初級を終えて中級レベルの学習者も自然に使い始める単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
mean+-ing
- もともとは動詞 “mean” (意味する) の動名詞形から派生し、名詞として使われるようになっています。
詳細な意味
- 意味(単語やフレーズが表したいこと)
例:「The meaning of the word “peace” differs in different contexts.」 - 意義・価値(ある物事が持つ重要性や価値)
例:「What is the meaning of life?」(人生の意味とは何か?)
関連語・派生語
- mean (v) - ~を意味する
- meaningful (adj) - 有意義な、意味のある
- meaningless (adj) - 無意味な、意味をなさない
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- the meaning of life → 人生の意味
- literal meaning → 文字通りの意味
- deeper meaning → より深い意味
- intended meaning → 意図された意味
- lack of meaning → 意味の欠如
- convey meaning → 意味を伝える
- interpret the meaning → 意味を解釈する
- ambiguous meaning → あいまいな意味
- meaning behind something → ~の裏にある意味
- social meaning → 社会的な意味
3. 語源とニュアンス
語源
- 古英語の “mǣnan” (to mean) に由来し、中英語を経て “mean” という形を取り、それに -ing がついて名詞形の “meaning” となりました。
ニュアンス
- 「意味」「意義」を示す際には、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
- 日常的な会話で「I see what you mean.」という時にも、ビジネスや学術論文で「The meaning of these results is unclear.」と使う時にも成立する、とても汎用性が高い単語です。ニュアンス的には直接的な「意味するもの」から抽象的な「意義・価値」まで幅広いイメージを喚起します。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算/不可算
- 基本的には不可算名詞として扱うことが多いですが、農業や科学など多面的な「意味」を論じる場合に “meanings” と複数形が使われることもあります。
- 基本的には不可算名詞として扱うことが多いですが、農業や科学など多面的な「意味」を論じる場合に “meanings” と複数形が使われることもあります。
一般的な構文・フレーズ
- “The meaning of [単語/フレーズ] is …” (~の意味は…です)
- “What is the meaning of …?” (~の意味は何ですか?)
- “This word has several meanings.” (この単語にはいくつかの意味があります)
- “The meaning of [単語/フレーズ] is …” (~の意味は…です)
フォーマル度合い
- 「meaning」は場面を問わず幅広く使われます。スラング的な使い方は特にありません。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “What’s the meaning of that phrase you just said?”
「今あなたが言ったフレーズって、どんな意味なの?」 - “I understand the words, but the meaning still confuses me.”
「単語自体は分かるけど、まだ意味が分からなくて混乱してるよ。」 - “Could you explain the meaning behind this meme?”
「このミームの意味を教えてくれない?」
ビジネス (ややフォーマル)
- “Let’s clarify the meaning of the terms before we sign the contract.”
「契約を結ぶ前に、その用語の意味をはっきりさせましょう。」 - “We need to understand the true meaning of our marketing campaign.”
「私たちのマーケティングキャンペーンの本当の意味を理解する必要があります。」 - “It’s important that all team members agree on the meaning of the project objectives.”
「全チームメンバーがプロジェクト目標の意味を共有していることが重要です。」
学術的な文脈 (フォーマル)
- “The meaning of this concept has evolved throughout philosophical discourse.”
「この概念の意味は、哲学的な議論を通して変遷してきました。」 - “Different cultures assign different meanings to the same symbol.”
「同じシンボルでも、異なる文化では異なる意味を与えられます。」 - “The researcher analyzed the meaning of the term within historical texts.”
「研究者は歴史的文献の中で、その用語の意味を分析しました。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- sense (感覚、意義)
- 場合によっては “meaning” とほぼ同じように使えますが、より「感覚的な意味合い」を表すことが多いです。
- 場合によっては “meaning” とほぼ同じように使えますが、より「感覚的な意味合い」を表すことが多いです。
- significance (重要性、意義)
- 「重要性」に重点を置いており、ややフォーマルな響きがあります。
- 「重要性」に重点を置いており、ややフォーマルな響きがあります。
- interpretation (解釈)
- 「解釈した意味」を表す際に使われ、主観的要素が強い場合に用いられます。
- 「解釈した意味」を表す際に使われ、主観的要素が強い場合に用いられます。
- import (趣旨、重要性)
- やや古風またはフォーマル。「その内容がもつ重要な点」というニュアンス。
- やや古風またはフォーマル。「その内容がもつ重要な点」というニュアンス。
反意語
- meaninglessness, nonsense (無意味、意味がない)
- 「何の意味も成さない」という真逆の概念。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˈmiːnɪŋ/
- イギリス英語: /ˈmiːnɪŋ/
- アメリカ英語: /ˈmiːnɪŋ/
- アクセントの位置
- 第1音節 “mean” に強勢が来ます (MEAN-ing)。
- 第1音節 “mean” に強勢が来ます (MEAN-ing)。
- 発音上の注意
- “mean” の部分を「ミーン」と長めに発音し、“-ing” を「イング」と自然につなげます。
- “mean” の部分を「ミーン」と長めに発音し、“-ing” を「イング」と自然につなげます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- 大きな違いはありませんが、米英ともに /ˈmiːnɪŋ/ でほぼ同じ音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス
- “meaning” は “mean” + “ing” であり、中間に “a” や “e” を付けたりしないように注意しましょう。
- “meaning” は “mean” + “ing” であり、中間に “a” や “e” を付けたりしないように注意しましょう。
- 動詞の “mean” との混同
- 文脈で名詞か動詞かを区別する必要があります。
- 文脈で名詞か動詞かを区別する必要があります。
- 可算・不可算
- 一般的には不可算として扱われることが多いですが、複数形 “meanings” も正しい用法です。
- 一般的には不可算として扱われることが多いですが、複数形 “meanings” も正しい用法です。
- 試験対策 (TOEIC・英検など)
- 文脈を読む問題や空所補充問題で頻出です。「単語の意味を問う」文脈が試験でよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「mean + ing」で「意味」という形にする、と覚えると単純です。
- 「mean」は「意味する」という動詞でもあり、「意味されるもの」が「meaning」だとイメージすると分かりやすいです。
- フレーズとして「What’s the meaning of this?」は映画やドラマにもよく登場するので、耳慣れしているとすぐ覚えられます。
以上が名詞 “meaning” の詳細な解説です。「意味」を指す重要単語なので、日常会話でもビジネスの場面でも大いに活用できます。ぜひ実際の文脈で積極的につかってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(…の)目的,意義《+of+名》
意味(2)
(吾・文の)意味(sense)《+of+名》
意味(3)
意味ありげな様子,意味深長
意味(4)
《名詞の前にのみ用いて》意味ありげな,意味常長な
意味(5)
《複合吾を作って》…するつもりの,の意図をもった