元となった辞書の項目
earring
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: earring
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A piece of jewelry worn on the ear, usually on the earlobe.
意味(日本語): 耳に身につける装飾品。一般的には耳たぶに着けるアクセサリーを指します。「オシャレのためやファッションアイテムとして、耳につけるアクセサリーです。」
活用形
- 単数形: earring
- 複数形: earrings
※「earring」は基本的に名詞のみで使われますが、「earrings」と複数形にして使われることがほとんどです。
CEFRレベル: B1(中級)
→ ファッションに関する身近な単語として、日常でよく見聞きするレベルの単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- ear + ring
“ear” (耳) と “ring” (輪) が合わさってできた単語です。
派生語や類縁語
- ピアス (piercing) とは違い「穴を開けた耳につけるもの」を総称するインパクトがありますが、英語圏では「earrings」といえば全般的に「イヤリング」を指すことが多いです。
- “clip-on earring” (イヤリング[留め具]の一種) や “stud earring” (ポスト型のピアス/イヤリング) など、形状・留め具の種類によって表現が分かれます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- gold earring(ゴールドのイヤリング)
- silver earring(シルバーのイヤリング)
- diamond earring(ダイヤモンドのイヤリング)
- clip-on earring(クリップ式のイヤリング)
- hoop earring(リング型のイヤリング)
- drop earring(ぶら下がるタイプのイヤリング)
- stud earring(ポスト型のイヤリング)
- lose an earring(イヤリングを失くす)
- put on an earring(イヤリングをつける)
- take off an earring(イヤリングをはずす)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「ear (耳)」+「ring (輪)」という直接的な組み合わせが、古英語の頃から変化を経て「earring」という単語として定着しています。
ニュアンス・使用時の注意点
- 「earring」は耳につける装飾品全般を指すため、ピアスやクリップタイプなど、耳たぶにつけるすべてを含む広い意味で使われます。
- 口語・カジュアル・フォーマルいずれの場面でも使える単語ですが、ビジネスの場では「高級ジュエリー」を扱う場合などは、具体的に材質(gold earrings, diamond earrings)もしばしば言及されます。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞
- “earring” は可算名詞 (数えられる名詞) です。通常は「一組 (a pair of earrings)」で使うことが多いですが、片方だけを強調するときは “an earring” と単数形で使います。
使用例
- “I just bought a pair of earrings.”
- “Where did you lose your left earring?”
イディオム・構文
- 特に多くのイディオムはありませんが、形容詞を伴ってデザインや材質を詳しく描写する表現が一般的です。
- カジュアル: “Check out my new earrings!”
- フォーマル: “She wore diamond earrings for the ceremony.”
5. 実例と例文
1) 日常会話での例文
- “I love your new earrings! Where did you get them?”
(新しいイヤリング素敵!どこで買ったの?) - “Ouch, my earring got caught in my sweater.”
(痛っ、イヤリングがセーターに引っかかった。) - “I think I lost my earring. Did you see it anywhere?”
(イヤリングを失くしたみたい。どこかで見かけなかった?)
2) ビジネスシーンでの例文
- “She wore understated gold earrings for the client meeting.”
(彼女はクライアントとの打ち合わせに控えめなゴールドのイヤリングをつけていた。) - “Our jewelry line will showcase a variety of custom-made earrings next month.”
(来月、弊社のジュエリーラインではさまざまなカスタムメイドイヤリングを展示します。) - “Please refer to the catalog for our latest earring designs.”
(最新のイヤリングデザインはカタログをご参照ください。)
3) 学術的/フォーマルな文脈での例文
- “The study examines the historical significance of earrings across different cultures.”
(本研究は、異なる文化におけるイヤリングの歴史的意義を考察する。) - “Earrings have been adopted as symbolic ornaments in many ancient civilizations.”
(多くの古代文明で、イヤリングは象徴的な装飾品として採用されてきた。) - “In anthropology, the wearing of earrings is often discussed in the context of body modification.”
(人類学では、イヤリングの着用はしばしば身体修飾の文脈で論じられる。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “stud” (スタッド)
- ピアスのタイプを指すことが多い。耳たぶの正面から棒を通して留めるタイプ。
- ピアスのタイプを指すことが多い。耳たぶの正面から棒を通して留めるタイプ。
- “hoop earring” (フープイヤリング)
- 輪っか状のイヤリング。デザインを示す具体的単語。
- 輪っか状のイヤリング。デザインを示す具体的単語。
- “clip-on earring” (クリップオンイヤリング)
- 耳に穴を開けずに装着できるイヤリング。
- 耳に穴を開けずに装着できるイヤリング。
※ これらは「earring」の一種ではありますが、形によってより詳しく指定します。
反意語
- 「earring」の明確な反意語は存在しません。強いて言えば、他の部位に着けるアクセサリー(necklace, bracelet など)は「earring」の対比にはなりますが、反意語とは言いづらいです。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA (アメリカ英語): /ˈɪrɪŋ/ または /ˈɪərɪŋ/
- IPA (イギリス英語): /ˈɪərɪŋ/
- 強勢は最初の音節 “EAR” に置かれます(「イァーリング」のようなイメージ)。
- アメリカ英語では “ear” がやや短く /ˈɪr/ と発音されることがよくあります。
- よくある間違いとしては、「ia」を引っ張りすぎたり、「ring」を弱く発音しすぎたりするケースがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “ear-ring” や “ear ring” とハイフンを入れたり、分けて書いてしまったりすることがありますが、正しくは一単語 “earring” です。
- 同音異義語との混同: “hearing” (聴力・公聴会) とはスペルが似ているため注意しましょう。
- 試験対策: TOEIC や英検などで、日常品やファッション関連の語彙问题として出題される場合に覚えておくと便利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方: “ear (耳)” + “ring (輪/指輪)” → 耳に着ける輪、というイメージ。
- 耳に「リング」というイメージをしっかり持つと綴りも思い出しやすいです。
- 「新品のイヤリングを買ったら、(earring) ‘I ring’ the good news!」など、自分なりのごろ合わせやイメージをつくるのも手です。
以上が “earring” の詳細です。ぜひ日常会話や文章で、自分のファッションアイテムを説明するときに使ってみましょう。
意味のイメージ
意味(1)
イヤリング,耳飾り