最終更新日:2024/06/12
The schoolchild eagerly raised their hand to answer the teacher's question.
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学童は熱心に手を挙げて先生の質問に答えました。
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元となった辞書の項目
schoolchild
解説
1. 基本情報と概要
英単語: schoolchild
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味 (英語): A child who goes to school
意味 (日本語): 学校に通う子ども。「school + child」の組み合わせで、学校に通う年齢の子どもを指します。大人と区別する意味で「学童」のように使われることもあります。日常会話ではあまり頻繁には使われず、文脈によっては「student」や「pupil」が使われることも多いです。
活用形:
- 単数形: schoolchild
- 複数形: schoolchildren
※「child」が複数形になると「children」になるように、「schoolchild」も複数形では「schoolchildren」となります。
他の品詞形 (例):
- 形容詞的用法はありません(“schoolchild”自体は名詞ですが、「schoolchild-related issues(学校の子どもに関連する問題)」のように名詞を修飾する形で使われることがあります)。
CEFRレベル目安: B1(中級)
- 「child」自体はA1レベルの基本単語ですが、「schoolchild」はやや文語的かつ限定的な語であるため、中級レベル(B1)としました。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 語幹/語根: 「school」 (学校)
- 接尾語: なし
- その他構成要素: 「child」 (子ども)
「school」と「child」が組み合わさってできた複合名詞です。このように英語では名詞 + 名詞でひとつの名詞になることがあります。
関連語・派生語
- pupil:イギリス英語で学校の児童や生徒(特に義務教育段階)を指すときによく使われます。
- student:一般的に「生徒・学生」を幅広く指す言葉。
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
- a young schoolchild
- (若い学童)
- (若い学童)
- a primary schoolchild
- (小学校の児童)
- (小学校の児童)
- a secondary schoolchild
- (中等学校の生徒)
- (中等学校の生徒)
- schoolchild attendance
- (学童の出席)
- (学童の出席)
- schoolchild enrollment
- (学童の在籍)
- (学童の在籍)
- schoolchild nutrition
- (学童の栄養)
- (学童の栄養)
- schoolchild uniform
- (学童の制服)
- (学童の制服)
- schoolchild behavior
- (学童の行動/振る舞い)
- (学童の行動/振る舞い)
- schoolchild development
- (学童の発育)
- (学童の発育)
- schoolchild safety
- (学童の安全)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「school」(ギリシャ語のscholēを起源とするラテン語や古英語などを経由) + 「child」(ゲルマン祖語由来の古英語“cild”)。
- 歴史的に: 子どもが教育を受ける存在として区別する目的で「schoolchild」という複合語が生まれました。
- ニュアンス:
- 「schoolchild」は「学生(student)」よりも「年少の子ども(学童)」のイメージが強く、特に年齢を幼めに感じさせる表現です。
- 文章表現や教育関連文書などで使われる傾向があります。口語的には「kid」や「child」が使われる場合が多く、ややフォーマルまたは文脈限定的な響きがあります。
- 「schoolchild」は「学生(student)」よりも「年少の子ども(学童)」のイメージが強く、特に年齢を幼めに感じさせる表現です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (可算): 1人を指すときは「a schoolchild」、複数を指すときは「schoolchildren」。
- 文法上のポイント:
- 「child」が「children」という不規則形の複数形をとるため、「schoolchild」も不規則に「schoolchildren」となります。
- フォーマルな文章や報告書、教育関連のドキュメントなどで使用されることが多いです。
- 「child」が「children」という不規則形の複数形をとるため、「schoolchild」も不規則に「schoolchildren」となります。
よく使われる構文例
- “Many schoolchildren walk to school every day.”
- (多くの学童が毎日歩いて通学している。)
- (多くの学童が毎日歩いて通学している。)
- “The local government offers support for schoolchild health programs.”
- (地方自治体は学童健康プログラムを支援している。)
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “I saw a schoolchild reading a comic book on the bus.”
- バスでマンガを読んでいる学童を見かけたよ。
- バスでマンガを読んでいる学童を見かけたよ。
- “Did you know that every schoolchild in that area wears the same uniform?”
- あの地域の学童はみんな同じ制服を着るって知ってた?
- あの地域の学童はみんな同じ制服を着るって知ってた?
- “Their family moved so that the schoolchild could attend a better school.”
- その家族は、より良い学校に通えるように引っ越したんだ。
ビジネス (フォーマル)
- “We aim to improve schoolchild engagement through extracurricular activities.”
- 私たちは課外活動を通じて学童の関与を高めることを目指しています。
- 私たちは課外活動を通じて学童の関与を高めることを目指しています。
- “Our project focuses on providing educational resources for underprivileged schoolchildren.”
- 当社のプロジェクトは、恵まれない学童に教育リソースを提供することに注力しています。
- 当社のプロジェクトは、恵まれない学童に教育リソースを提供することに注力しています。
- “The survey gathered data on the daily routines of primary schoolchildren.”
- その調査は、小学校の学童の日々の生活習慣に関するデータを集めました。
学術的な文脈 (アカデミック)
- “According to the study, schoolchildren benefit the most from peer support.”
- その研究によると、学童は仲間からのサポートによって最も大きな恩恵を受ける。
- その研究によると、学童は仲間からのサポートによって最も大きな恩恵を受ける。
- “Researchers observed that schoolchildren in rural areas had different dietary patterns.”
- 研究者たちは、農村地域の学童には異なる食生活パターンがあることを観察した。
- 研究者たちは、農村地域の学童には異なる食生活パターンがあることを観察した。
- “The longitudinal analysis monitored schoolchildren’s cognitive development over five years.”
- 縦断分析では、5年間にわたって学童の認知的発達を追跡調査した。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- pupil (生徒、学童)
- イギリス英語圏で「児童、生徒」を指す際によく用いられる。schoolchildよりも一般的。
- イギリス英語圏で「児童、生徒」を指す際によく用いられる。schoolchildよりも一般的。
- student (生徒、学生)
- 年齢を問わず、学ぶ立場の人を指す。大学生なども含むのでより広い意味。
- 年齢を問わず、学ぶ立場の人を指す。大学生なども含むのでより広い意味。
- schoolboy / schoolgirl (男子生徒 / 女子生徒)
- 性別を特定して表現したい場合に用いられるが、ややカジュアル・口語的。
反意語
- 子どもの反対として大人(adult)が挙げられますが、直接的な「反意語」は存在しません。ただ、「adult student」と対比的に使う場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈskuːl.tʃaɪld/
- アクセントの位置: 主に最初の「school」の部分(「SKUHL-」)に強勢が置かれます。
- アメリカ英語 / イギリス英語: 大きな発音の違いはありませんが、アメリカ英語では “r” の発音や母音の微妙な発音差がある場合があります。
- よくある間違い: “schoolchild” の「t」と「ch」の部分を続けて誤って発音してしまうことがあるので、/tʃ/ に注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “schoolchild” を “schoolchiled” など と誤記しないように注意しましょう。
- 同音異義語との混同: とくにありませんが、「child」のつづりミスは頻出するので警戒が必要です。
- 試験対策: TOEICや英検など、一般的な試験では「student」の方が頻出ですが、文章読解の中で出てくる場合もあります。複数形が不規則形 (schoolchildren) になる点をしっかり把握しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「学校 (school) + 子ども (child)」という、2つの簡単な単語が合わさった複合語です。意味をイメージしやすいので、構成をそのまま覚えるといいでしょう。
- 「child→children」の変化を覚えていると、複数形で「schoolchildren」になることも理解しやすいはずです。
- 「schoolboy」「schoolgirl」「schoolchild」はまとめて覚えると混乱が少なくなります。
以上が名詞「schoolchild」の詳細解説となります。学校に行っている子ども全般を指す表現で、フォーマルな文脈や教育関連の文書などで見かける単語です。日常ではあまり頻繁に耳にしませんが、複数形「schoolchildren」の形にも注意しながら、ぜひ覚えてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
学童