sauce
1. 基本情報と概要
単語: sauce
品詞: 名詞 (noun)
意味 (英語): A flavorful liquid or semi-liquid substance served with or used in preparing food.
意味 (日本語): 食材にかけたり、漬けたり、調理の一部に使われたりする、液状または半液状の調味料。
「sauce」は料理に味付けや香りづけをするためのもので、洋食から和食まで幅広く使われる言葉です。例えば「トマトソース」「しょうゆベースのソース」といったものも含みます。食卓でソースをかけることも多く、割と日常的に使われる単語です。
CEFRレベルの目安
- A2(初級): 調味料や料理名などのボキャブラリーを学ぶレベルで出てくる可能性があります。
活用形
英語の名詞であるため、原則として複数形は “sauces” となります。
- 単数形: sauce
- 複数形: sauces
他の品詞になった時の例
形容詞形: saucy
「生意気な」「軽口をたたく」などの意味合いで使われますが、「ソースのように味付けされた」の意味合いではあまり使われません。動詞形: to sauce (sauced / saucing)
「ソースをかける」「味付けをする」のように使われることがありますが、日常で使われる頻度は高くありません。
2. 語構成と詳細な意味
sauce は、はっきりした接頭語や接尾語は含まれず、一語として機能しています。
語幹となる部分も “sauce” そのものです。
派生語や類縁語
- saucy: 先述のとおり「生意気な」「軽口の」といった形容詞。
- salsa: スペイン語由来で「ソース」を意味し、英語でも「サルサ」という特定の種類のソースを指します。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- tomato sauce(トマトソース)
- soy sauce(しょうゆ)
- barbecue sauce(バーベキューソース)
- hot sauce(ホットソース・辛いソース)
- pasta sauce(パスタソース)
- dipping sauce(ディップ用のソース)
- special sauce(特製ソース)
- tangy sauce(ピリッと酸味のあるソース)
- sweet sauce(甘いソース)
- cream sauce(クリームソース)
3. 語源とニュアンス
語源:
- フランス語「sauce」から来ており、その元をたどるとラテン語で「塩漬け」を意味する “salsus” (「塩」を意味する “sal” に由来) に行き着きます。塩味を加えるというところから「ソース」の概念へと発展しました。
微妙なニュアンスや使用上の注意:
- 「sauce」は料理で非常に幅広く使われるため、文脈によって「調味料全般」として認識しても問題ありません。
- 口語・文章のどちらでも使われますが、フォーマル・カジュアルの区別はあまりなく、日常的に使いやすい単語です。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞 / 不可算名詞:
「ソースの種類」を強調する場合や複数のソースを指す場合は可算 (“two different sauces”)、総称として用いる場合は不可算 (“some sauce”) となります。一般的な構文(例):
- “Would you like some sauce on your steak?”
- “This recipe calls for a rich tomato sauce.”
- “Would you like some sauce on your steak?”
イディオムや表現:
- “sauce it up” : (口語的) 「もう少し味付けを濃くする」「もう少し刺激を加える」などのくだけた表現。
しかし、あまり頻繁に使われるイディオムではありません。
- “sauce it up” : (口語的) 「もう少し味付けを濃くする」「もう少し刺激を加える」などのくだけた表現。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “Could you pass me the sauce? I want to add some flavor to my fries.”
(ソース取ってくれる?フライドポテトに味を足したいんだ。) - “I love this hot sauce. It’s spicy but really tasty.”
(このホットソース大好き。辛いけどおいしいんだ。) - “I put too much sauce on my burger, and now it’s dripping.”
(バーガーにソースをかけすぎちゃって、垂れてきてるよ。)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company’s new product is a gourmet pasta sauce that targets food enthusiasts.”
(当社の新製品は、美食家向けのグルメ・パスタソースです。) - “We’re conducting a market test for our latest barbecue sauce in select stores.”
(私たちは最新のバーベキューソースを、選択した店舗で市場テストしています。) - “Ensuring consistent quality of the sauce is crucial for brand reputation.”
(ソースの品質を安定させることは、ブランドの評判にとってとても重要です。)
アカデミックな文脈での例文
- “The viscosity of the sauce significantly affects its flavor release profile.”
(ソースの粘度は、その風味の放出プロファイルに大きく影響する。) - “Historical texts indicate that sauce-making was a refined art in medieval European courts.”
(歴史文書によると、中世ヨーロッパの宮廷では、ソース作りは洗練された芸術とされていた。) - “Fermentation plays a key role in the development of complex flavors in certain sauces.”
(発酵は、いくつかのソースで複雑な風味を生み出す上で重要な役割を果たす。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- condiment (調味料)
- 「ソース」や「ケチャップ」「マヨネーズ」などすべてひっくるめて調味料を指す広い意味。
- 「ソース」や「ケチャップ」「マヨネーズ」などすべてひっくるめて調味料を指す広い意味。
- dressing (ドレッシング)
- サラダ用を中心に液状の調味料を指す。ソースよりもサラダ向けに特化しているニュアンス。
- サラダ用を中心に液状の調味料を指す。ソースよりもサラダ向けに特化しているニュアンス。
- gravy (グレイビー)
- 肉汁を利用したソースの一種。特にロースト料理やマッシュポテトにかける濃厚なソース。
- 肉汁を利用したソースの一種。特にロースト料理やマッシュポテトにかける濃厚なソース。
反意語 (Antonyms)
- はっきりした反意語はありませんが、「乾燥した調味料」や「粉末スパイス」とは対極的です。例えば:
- dry rub (ドライラブ): 肉などにこすりつける粉末やスパイス類。
「ソース」は液状、半液状である点がポイントなので、これらとの違いは状態・形態にあります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /sɔːs/
- イギリス英語: /sɔːs/ または /sɒs/(地域によっては “ソース” と “ソス” の中間的な発音)
強勢(アクセント)の位置
- “sauce” は1音節なので、アクセントは特に分かれません。
よくある間違い
- “source” (/sɔːrs/ または /sɔːs/) と混同される場合があります。スペリングに “r” が入っているかどうかに注意してください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- “source” との混同
- 発音・スペルが似ているため混乱しやすいです。文脈で判断しましょう。
- 発音・スペルが似ているため混乱しやすいです。文脈で判断しましょう。
- スペルミス
- “sause” や “sauss” などと間違えやすいので注意。
- “sause” や “sauss” などと間違えやすいので注意。
- 可算・不可算の使い分け
- 「ソースそのものを指す(不可算)」か「種類を指す(可算)」かを区別しましょう。
- 「ソースそのものを指す(不可算)」か「種類を指す(可算)」かを区別しましょう。
試験対策
- TOEICや英検で料理に関する文章や設問に登場する程度ですが、混同しがちな “source” との区別はテストでも問われる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「フランス料理っぽい洗練された雰囲気」がある一方、普段の食卓でも普通に使われる言葉でもあります。
- スペリングは “sau-” + “ce” で、「ソース」の音とつなげて覚えましょう。
- ラテン語の「塩 (sal)」が由来になっているとイメージすると、塩気を加える液体調味料が原点だと覚えやすいかもしれません。
以上が名詞 “sauce” の詳細な解説です。料理を楽しむ際に欠かせない単語であり、英語学習者にもなじみやすい表現なので、ぜひ覚えてみてください。
〈U〉〈C〉ソース
《話》=sass
《話》=sass
〈U〉果物の砂糖煮
…‘を'ソースで味つけする;…‘に'ソースをかける