最終更新日:2024/06/17

The Olympic Games are held every four years.

正解を見る

オリンピックは4年に一度開催されます。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

Olympic

形容詞

オリンピア(Olympia)平原の;オリンポス(Olympus)山の / 『オリンピック競技の』 / =Olympic Games

このボタンはなに?

オリンピックは4年に一度開催されます。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: Olympic

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): Relating to the Olympic Games or to ancient Olympia (in Greece).

意味(日本語): オリンピック競技大会、またはギリシャのオリンピアに関する、という意味の形容詞です。「オリンピックの〜」「オリンピアの〜」という文脈で使われます。スポーツに関する文脈だけでなく、古代ギリシャや神話的なニュアンスを伴う場合もありますが、現代では主に「オリンピック競技大会に関する」という意味が中心です。

CEFRレベル:


  • B2(中上級): 一般的なスポーツニュースや世界的なイベントに触れる上で、オリンピックという語は日常的に登場しうるため、B2程度のレベルでしっかりと理解しておきたい単語です。

活用形:


  • 形容詞なので通常、比較級・最上級は持ちません。(more Olympic / most Olympic という用法は基本的にはありません)

他の品詞形:


  • 名詞形として「Olympics」がありますが、これは「オリンピック大会」を指す固有名詞(複数形扱い)です。

  • 「Olympian」(形容詞・名詞) という形もあり、形容詞としては「オリンピックの」「非常に優れた」など、名詞では「オリンピック選手」または「オリンピアの神々」の一柱を指す場合があります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 「Olympic」という単語は「Olymp- (Olympus / Olympia) + -ic (形容詞化するための接尾語)」でできています。


    • Olympus はギリシャ神話で神々が住む頂 としての「オリンポス山」、または「オリンピア」を指します。

    • 接尾語 -ic は「~に関連する」という意味を強調する英語の典型的な形容詞化接尾語です。


関連する単語/派生語:


  • Olympian (形容詞・名詞)

  • Olympics (名詞)

  • Olympic Games (名詞、オリンピック競技大会)

コロケーション(共起表現)10選


  1. Olympic Games — (オリンピック大会)

  2. Olympic medal — (オリンピックメダル)

  3. Olympic champion — (オリンピックチャンピオン)

  4. Olympic athlete — (オリンピックのアスリート)

  5. Olympic spirit — (オリンピック精神)

  6. Olympic record — (オリンピック記録)

  7. Olympic host city — (オリンピック開催都市)

  8. Olympic flame/torch — (オリンピックの聖火/トーチ)

  9. Olympic committee — (オリンピック委員会)

  10. Olympic motto — (オリンピックのモットー)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古代ギリシャの「Olympia(オリンピア)」にちなんでおり、元々はそこで開催された競技祭典に由来しています。

  • 現代英語では、国際的なスポーツ競技会である「オリンピック大会(Olympic Games)」に用いられる形容詞として広く定着しています。

ニュアンス/使用時の注意点:


  • 現代ではほとんど「オリンピック大会」に関係する意味で使われます。

  • 古代ギリシャの文脈で使う場合は、歴史的・神話的なニュアンスを帯びることがあります。

  • オリンピック関係の公式文書やイベント、スポーツの場面で使われるため、比較的フォーマルにも使える言葉です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 文中での位置


    • 形容詞として名詞を修飾します。例: “the Olympic athlete” (オリンピックのアスリート)


  2. フォーマル/カジュアル


    • 基本的にはカジュアル・フォーマルどちらの文脈でも使われますが、スポーツやイベント関連で重みのある文脈の場合はフォーマル感が強くなります。


  3. 可算・不可算、他動詞・自動詞の区別


    • 形容詞なので、可算・不可算の区別や他動詞・自動詞の区別はありません。


  4. 一般的な構文例


    • “Olympic + 名詞”: Olympic Games / Olympic records など

    • “形容詞 (Olympic) + 名詞 + 動詞”: “Olympic athletes train hard.” など



5. 実例と例文

以下、それぞれのシーンで3つずつ例文を示します。

(1) 日常会話


  1. “Have you been watching the Olympic events on TV?”

    (テレビでオリンピックの種目を見てた?)

  2. “I love the Olympic opening ceremony; it’s always so grand.”

    (オリンピックの開会式が大好き。いつもすごく壮大だよね。)

  3. “My brother wants to become an Olympic swimmer someday.”

    (私の弟はいつかオリンピックの競泳選手になりたいと思っているの。)

(2) ビジネス


  1. “Our company is considering sponsorship opportunities for the Olympic Games.”

    (当社はオリンピック大会へのスポンサーシップの機会を検討しています。)

  2. “Sales figures tend to rise during the Olympic season due to increased brand exposure.”

    (オリンピックシーズンにはブランドの露出が増えるため、売上が伸びる傾向があります。)

  3. “We plan to hold an Olympic-themed promotional event next month.”

    (来月、オリンピックをテーマにした販促イベントを開催する予定です。)

(3) 学術的/フォーマル


  1. “The revival of the modern Olympic Games is credited to Pierre de Coubertin.”

    (近代オリンピックの復興はピエール・ド・クーベルタンの功績によるものとされています。)

  2. “An Olympic record not only represents athletic excellence but also symbolizes global unity.”

    (オリンピック記録はスポーツ上の卓越性だけでなく、世界的な団結の象徴でもあります。)

  3. “Studies show that hosting the Olympic Games can have a significant economic impact on the host city.”

    (研究によれば、オリンピック大会を開催することは開催都市に大きな経済的影響をもたらすことが示されています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • 直接の類義語はあまりありませんが、以下のような近い文脈の単語があります。


    1. “International” (国際的な)

    2. “Global” (世界的な)

    3. “World-class” (世界水準の)

    4. ただし「Olympic」は固有のイベントに根ざした形容詞なので、これらの単語とはニュアンスが異なります。


反意語 (Antonyms)


  • 特定の反意語はありませんが、「非オリンピックの」(non-Olympic) という言い方をすることはあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /əˈlɪm.pɪk/ または /oʊˈlɪm.pɪk/

  • IPA (イギリス英語): /əˈlɪm.pɪk/

  • 強勢: 「-lym-」の部分にアクセントがあります (o-LYM-pic)。

  • よくある発音ミス:


    • 日本語の「オリンピック」の感覚で、わずかに語尾を「オリンピッ”ク”」と強調しすぎるケースがあるので注意。

    • 英語では母音の曖昧化 /ə/ と “pɪk” の音に注意すると良いです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 「Olympic」を「Olynpic」「Olymipic」などとつづりを間違えやすいので注意。

  2. 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、「Olympus」「Olympia」「Olympic」が混同されやすいです。

  3. 試験対策: TOEICや英検などでは、ニュースやイベント解説のパッセージに登場することがあります。特に読み取り問題・リスニングセクションでのよく耳にする単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「Olympic」は「Olympus(オリンポス山)」から来ている、とイメージするのがよいでしょう。

  • 古代ギリシャの神々が住むと言われた山から始まった伝統的なスポーツ祭典、というストーリーを思い浮かべると覚えやすくなります。

  • スペリングは「O + lymp + ic」と頭の中で音節を区切って覚えるとミスを減らせます。


以上が、形容詞 “Olympic” の詳細な解説です。スポーツ関連で頻出の単語ですので、ニュースや文書でスムーズに読み取れるよう、しっかり確認しておきましょう。

意味のイメージ
Olympic
意味(1)

オリンピア(Olympia)平原の;オリンポス(Olympus)山の

意味(2)

オリンピック競技の

意味(3)

=Olympic Games

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★