handbag
1. 基本情報と概要
単語: handbag
品詞: 名詞 (countable noun)
活用形:
- 単数形: handbag
- 複数形: handbags
意味(英語): A small bag, typically carried by a woman, used to hold money, personal items, etc.
意味(日本語): 小さめのかばんで、特に女性が財布や化粧品などの日用品を持ち歩くために使うもの。
「handbag」は、手で持つ小さめのかばんのことを指します。イギリス英語では一般的に「handbag」と言い、アメリカ英語では「purse」や「pocketbook」と言われることも多いです。女性用のファッションアイテムとして、様々なデザインや材質のものが存在します。出かける際に財布やスマートフォン、それ以外の小物を入れて持ち歩く、とても日常的かつ便利なアイテムです。
他の品詞形:
- 形容詞的用法は基本的にありませんが、「handbag-sized」(ハンドバッグに入るサイズの)のように複合語的に用いられる場合があります。
CEFRレベル目安: A2(初級)
「handbag」は日常生活でよく使う名詞なので、比較的覚えやすく、初級レベルで身につける単語の一つです。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: 「hand」+「bag」
- 「hand」: 手
- 「bag」: かばん、袋
- 「hand」: 手
「handbag」は「手で持つ袋」をそのまま組み合わせた合成語です。イギリス英語圏では特に一般的。アメリカ英語圏では「purse」や「pocketbook」が近い意味で使われます。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ 10選
- carry a handbag (ハンドバッグを持ち歩く)
- designer handbag (デザイナーズブランドのハンドバッグ)
- leather handbag (革製のハンドバッグ)
- clutch a handbag (ハンドバッグをしっかり握る)
- matching handbag (洋服などに合わせたハンドバッグ)
- put away your handbag (ハンドバッグをしまう)
- pick up your handbag (ハンドバッグを手に取る)
- handbag collection (ハンドバッグのコレクション)
- a handbag strap (ハンドバッグのストラップ)
- rummage through one’s handbag (ハンドバッグの中を探す、ゴソゴソ探る)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「hand(手)」+「bag(袋)」からなる合成語。19世紀頃から使われるようになったとされます。
ニュアンス
- 「handbag」は特に女性が使う、小さめの鞄を指すケースが多いです。必需品を入れる常用の鞄というニュアンスがあります。
- イギリス英語では日常的な単語ですが、アメリカ英語では「purse」と言う場合も多いので、地域によって単語のチョイスが微妙に変わります。
- フォーマル・カジュアルどちらの場面でも使われる言葉ですが、ビジネスシーンで「handbag」というよりは「bag」や「purse」と言ったりもします。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): 例) one handbag / two handbags
- 一般的には他の名詞を修飾することは少ないですが、先述のように「handbag-sized」などの形容詞的な形で使われることもあります。
- フォーマルなビジネス文書では多く登場しませんが、一般的な会話を含め、口語・文章どちらでも普通に使われます。
イディオムや構文例
- 特別なイディオムはあまりありませんが、口語で「to be left holding the handbag/purse」などが冗談まじりに使われることがあります。(「面倒を引き受けさせられる」イメージ)。ただし、これは限定的な表現です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
“I love your new handbag! Where did you get it?”
(新しいハンドバッグ素敵だね!どこで買ったの?)“Don’t forget your handbag at the restaurant.”
(レストランにハンドバッグを置き忘れないでね。)“I usually keep my keys and phone in my handbag.”
(普段は鍵とスマホをハンドバッグに入れてるの。)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
“Employees are advised not to leave their handbags unattended in the office.”
(社員は、オフィスでハンドバッグを放置しないように注意してください。)“She carried her handbag into the meeting room and placed it on a chair.”
(彼女はハンドバッグを持って会議室に入り、椅子の上に置きました。)“Our company’s product line includes high-end leather handbags.”
(当社の製品ラインには、高級革製ハンドバッグが含まれます。)
学術的/評論的な文脈での例文(3つ)
“Historically, the design of a handbag reflects shifting social and cultural trends.”
(歴史的に見ると、ハンドバッグのデザインは社会的・文化的なトレンドの変化を反映しています。)“In modern fashion studies, the handbag is analyzed as both a practical accessory and a status symbol.”
(現代のファッション研究では、ハンドバッグは実用的なアクセサリーであると同時に地位のシンボルとも見なされています。)“The sustainability of handbag materials, such as vegan leather, is a growing concern.”
(ヴィーガンレザーなどのハンドバッグ素材の持続可能性は、ますます注目を集めています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- purse(パース)
- アメリカ英語では「女性用の財布や小さめのかばん」で「handbag」に近い。イギリス英語では「財布」の意味になることが多い。
- アメリカ英語では「女性用の財布や小さめのかばん」で「handbag」に近い。イギリス英語では「財布」の意味になることが多い。
- pocketbook(ポケットブック)
- 主にアメリカ英語で、財布や小さなかばんの意味。ただし地域によって使い方が異なる。
- 主にアメリカ英語で、財布や小さなかばんの意味。ただし地域によって使い方が異なる。
- tote bag(トートバッグ)
- 肩にかける大きめのバッグ。よりカジュアルで大容量なイメージ。
- 肩にかける大きめのバッグ。よりカジュアルで大容量なイメージ。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、形や使われ方が大きく異なる「backpack」(リュックサック)や「briefcase」(ブリーフケース)などは対照的といえます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈhændbæɡ/
- アクセント: 最初の「hand」に強勢があります。
- アメリカ英語 / イギリス英語の違い:
- 両者とも基本的に似ていますが、アメリカ英語では /ˈhændbæɡ/ とやや明瞭に発音される場合と、「ハン(bæ)g」と聞こえるような発音も。イギリス英語では「ハンド・バッグ」によりはっきり分かれることが多いです。
- 両者とも基本的に似ていますが、アメリカ英語では /ˈhændbæɡ/ とやや明瞭に発音される場合と、「ハン(bæ)g」と聞こえるような発音も。イギリス英語では「ハンド・バッグ」によりはっきり分かれることが多いです。
- よくある間違い: 「handsbag」と余計な「s」を入れてしまうミスが起きやすいので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「handbag」を「handback」「handsbag」などと書いてしまう人がいます。
- 同音異義語との混同: 特に顕著な同音異義語はありませんが、「hand back(返す)」と音がなんとなく似ているため、リスニング時に注意しましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングパートやリーディングパートで、日常品を説明する文脈で登場する可能性があります。意味をしっかり覚えておくと役立ちます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「hand」と「bag」をそのままイメージして、「手で持つ小さめのかばん」と連想すると覚えやすいです。
- スペリングは「hand + bag」です。余計な「s」や「d」を入れないように、口に出してハッキリ区切って発音すると効果的です。
- 「handbag」という単語を覚えるときは、好きなバッグのブランドを思い浮かべながらイメージすると記憶に残りやすいでしょう。
以上が「handbag」の詳細解説になります。普段のファッションや日常会話でよく使われる単語なので、ぜひ活用してみてください。
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