最終更新日:2025/11/02

驚くべき / 意外な,不意の

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元となった辞書の項目

surprising

形容詞

驚くべき / 意外な,不意の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: surprising

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): something that causes surprise or astonishment.

意味(日本語): 「驚かせるような」「意外な」。

「予想外の出来事や知見などに対して使われます。驚きや意外性を表現する際に幅広く使われる形容詞です。」

活用形


  • 形容詞: surprising

  • 副詞形: surprisingly (驚くほど)

  • 動詞形(元の動詞): surprise (驚かせる)

  • 分詞形の形容詞:


    • surprised (驚いた) - 「人が驚いた状態」にフォーカスするとき

    • surprising (驚かせるようだ) - 「物・事が驚かせる力を持つ」とき


CEFR難易度: B1(中級)

「“surprise”という動詞はA2レベルでも学ぶことが多いですが、“surprising(形容詞形)”は少し使いこなしが必要かなという印象です。」


2. 語構成と詳細な意味


  • surpris(e) + -ing


    • surprise(驚かせる)という動詞が語幹

    • -ing(形容詞をつくる接尾語)


主な派生語


  • surprise (動詞/名詞): 驚き / 驚かせる

  • surprised (形容詞): 驚いた

  • surprisingly (副詞): 驚くべきことに

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. a surprising result → 驚くべき結果

  2. a surprising fact → 驚くべき事実

  3. a surprising turn of events → 意外な展開

  4. a surprising discovery → 驚くような発見

  5. surprisingly easy → 驚くほど簡単

  6. a rather surprising choice → かなり意外な選択

  7. not (entirely) surprising → (完全には)驚きではない

  8. a surprising twist → 予想外の展開

  9. a surprising reaction → 驚くべき反応

  10. a surprising number of people → 予想以上に多くの人


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「surprise」は中世英語の “surprendre” (フランス語由来、もともとは「捕らえる」という意味) に起源があります。そこから「驚いてとらえる・不意を突く」というニュアンスが発展しました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「驚き」を与えるような評価や感想を述べるときに使われ、ポジティブにもネガティブにも使えます。

  • 口語でも文章でも幅広く使えますが、カジュアルさとフォーマルさの中間くらいのトーンです。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 形容詞として名詞を修飾する。


    • 例: “It was a surprising outcome.”


  2. “It is surprising that + 文” の構文


    • 例: “It is surprising that he didn’t show up on time.”


  3. 「可算・不可算」は形容詞なので直接関係ありませんが、surprise (名詞) の可算/不可算に注意。


    • 名詞の “surprise” は可算名詞(通例単数形で扱うが、複数形もある)です。


  4. surprising / surprised の区別


    • 「(物・事が) 意外な・驚かせるような」→ surprising

    • 「(人が) 驚いた」→ surprised



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “It’s surprising how quickly the weather can change here.”


    • 「ここの天気がこんなに急に変わるなんて驚きだよ。」


  2. “You look surprisingly happy today. What's the occasion?”


    • 「今日、驚くほど嬉しそうだね。何かあったの?」


  3. “It's surprising to see that new café so crowded on a weekday.”


    • 「あの新しいカフェが平日にあんなに混んでいるなんて意外だね。」


ビジネスシーンでの例文


  1. “It was surprising to receive your email at midnight.”


    • 「真夜中にあなたのメールを受け取って驚きました。」


  2. “Their proposal offered a surprising solution to the trade issue.”


    • 「彼らの提案は貿易問題に対して驚くべき解決策を示しました。」


  3. “It’s surprising how much our sales have increased in the last quarter.”


    • 「直近の四半期で売上が大幅に伸びたのには驚きです。」


学術的な文脈での例文


  1. “It is surprising that the experiment yielded such consistent results.”


    • 「この実験がこれほど一貫した結果をもたらしたのは驚きです。」


  2. “The findings are surprising given the current state of research.”


    • 「研究の現状を考えると、この発見は驚くべきものです。」


  3. “It’s quite surprising to observe the rapid adaptation in these species.”


    • 「これらの種が急速に適応する様子は非常に驚くべきことです。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. astonishing (驚嘆させる)


    • “astonishing” は「圧倒されるほど驚く」と強いニュアンス。


  2. shocking (衝撃的な)


    • 「不快な衝撃」や「びっくりするような負の驚き」を示すことが多い。


  3. unexpected (予想外の)


    • 驚きよりも「予期しない」という意味合いが強い。


反意語


  • unsurprising (驚きではない)


    • 予想の範囲内 / 当たり前だったというニュアンス。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /sərˈpraɪ.zɪŋ/


    • アクセントは第2音節の “praɪ” の部分にあります。


  • アメリカ英語: /sər-ˈpraɪ-zɪŋ/

  • イギリス英語: /sə-ˈpraɪ-zɪŋ/

  • よくある発音の間違い: アクセントを “sur” の部分につけてしまうこと。正しくは後半の “-pri-” にアクセントがきます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • surprised / surprising の混同


    • “I’m surprising.” とすると「私は人を驚かせる存在です」という誤った意味になる。

    • 自分の感情を表す場合は “I’m surprised.”


  • 同音異義語との混同はあまり注意すべきものはありませんが、スペルミスで “suprising” と “r” を抜かすミスが多い。

  • TOEICや英検などでは、parts of speech(品詞)の区別に関する問題として出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • surprise-ing をつけると「驚かせるようなもの」と覚えやすい。

  • 「プライズ (prize)」と響きが似ていますが、実際には “sur-prise” で「奇襲する(不意を打つ)」が元。奇襲をしかけられると驚き (サプライズ) を受けるイメージです。

  • スペルミス防止策: “sur + pr + ise + ing” と区切って覚えると “r” の重複を間違えにくくなります。


以上が「surprising」の詳細な解説です。驚きにまつわるさまざまな文脈で使える形容詞なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
surprising
意味(1)

驚くべき;意外な,不意の

和英選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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