元となった辞書の項目
snowboarding
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: snowboarding
品詞: 名詞 (不可算名詞)
意味(英語): The sport or activity of riding a board on snow.
意味(日本語): スノーボードという板に乗って雪の斜面を滑るスポーツ、またはその活動のことです。
「雪山でボードを使って滑るスポーツ」というイメージで、スキーと似ていますが、両足が一枚のボードに固定されているという特徴があります。レジャーやウィンタースポーツの文脈で使われる単語です。
CEFR レベル(目安): B1(中級)
・日常会話の中でもよく出てくる単語で、冬のスポーツとしてはスキーと並んで代表的な存在です。
活用形
- snowboarding は不可算名詞のため数えられません。複数形や過去形はありません。
- 同じ語幹から派生した動詞は “to snowboard” (「スノーボードをする」という動作を表す)、名詞形は “snowboarder” (スノーボードをする人) などがあります。
2. 語構成と詳細な意味
- snow: 「雪」という意味。
- board: 「板」という意味。
- -ing: 動作や活動を表す接尾辞が付いて「動作や活動そのものを名詞化」したもの。
「snow + board + ing」で、「雪の上で板に乗る」というスポーツとしての意味が生まれています。
よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選
- go snowboarding → スノーボードをしに行く
- learn snowboarding → スノーボードを習う
- snowboarding trip → スノーボード旅行
- snowboarding gear → スノーボード用具(ギア)
- snowboarding lessons → スノーボードのレッスン
- snowboarding tricks → スノーボードの技
- snowboarding season → スノーボードのシーズン
- snowboarding competition → スノーボード競技会
- snowboarding resort → スノーボードができるリゾート地
- snowboarding enthusiast → スノーボードが大好きな人
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「snow(雪)」と「board(板)」から派生した言葉で、1980年代頃から一般的になったスポーツ用語です。スキーから派生し、スケートボードの動きやスタイルに影響を受けながら広まったといわれています。
- ニュアンス: エクストリームスポーツ、ウィンタースポーツとして若者文化や自由なイメージがあります。カジュアルなシーンで使われることが多いですが、近年はオリンピック種目にも採用され、フォーマルに扱われる場面も増えています。感情的には「スリル」や「楽しさ」が強調されるスポーツです。
4. 文法的な特徴と構文
- 必ず不可算名詞として扱うため、「snowboardings」と複数形にはしません。
- 一般的には “go snowboarding” や “enjoy snowboarding” のように 動詞 + snowboarding の形となります。
- 動詞形 “to snowboard” は自動詞的に使われることが多いです(例: I snowboard every winter.)。
使用シーン
- カジュアル: 「Let’s go snowboarding this weekend!」
- フォーマル(スポーツ記事や論文など): 「An analysis of the growth in snowboarding participation over the past decade...」
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I’ve started learning snowboarding, and it’s so thrilling!”
(スノーボードを習い始めたんだけど、ものすごくスリルがあって楽しいよ!) - “My friends and I plan a snowboarding trip every winter.”
(友達と毎年冬にスノーボード旅行を計画してるの。) - “Do you prefer skiing or snowboarding?”
(スキーとスノーボード、どっちが好き?)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company is sponsoring a local snowboarding competition.”
(当社は地元のスノーボード大会をスポンサーしています。) - “We should consider targeting the snowboarding community for our new winter sports gear.”
(新しいウィンタースポーツ用品のターゲットとして、スノーボード好きのコミュニティを検討すべきです。) - “His background in snowboarding events could be an asset to our marketing team.”
(彼のスノーボード大会での経験は、我々のマーケティングチームにとって貴重な存在となるでしょう。)
学術・専門的な例文
- “Recent studies have examined injury rates among snowboarding athletes to improve safety equipment.”
(最近の研究では、安全装備の改良のためにスノーボード選手の負傷率が調査されています。) - “Snowboarding has contributed significantly to winter tourism revenue over the last decade.”
(過去10年間で、スノーボードが冬季観光による収益に大きく貢献していることがわかっています。) - “Researchers are analyzing the biomechanical differences between skiing and snowboarding.”
(研究者たちは、スキーとスノーボードの生体力学的な違いを分析しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (正確には「同じウィンタースポーツ」という枠での関連語)
- skiing(スキー):スキー板を左右の足に付けて滑るスポーツ。スノーボードとの違いは、板の数や乗り方にあります。
- skateboarding(スケートボード):雪の上ではなく地面で行い、似たボードスポーツですが舗装路の上でやる点が異なります。
- skiing(スキー):スキー板を左右の足に付けて滑るスポーツ。スノーボードとの違いは、板の数や乗り方にあります。
反意語
- 特筆すべき直接の反意語はありませんが、ウィンタースポーツと夏のスポーツを対比させる場合には、例えば surfing(サーフィン)を挙げることがあります。
- 特筆すべき直接の反意語はありませんが、ウィンタースポーツと夏のスポーツを対比させる場合には、例えば surfing(サーフィン)を挙げることがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈsnəʊˌbɔːrdɪŋ/ (イギリス英語), /ˈsnoʊˌbɔːrdɪŋ/ (アメリカ英語)
- アクセントの位置: 「snow」の “o(ou)” の部分をやや強めに発音し、次に「board」の “bɔːr” 部分が強調され気味になります。
- アメリカ英語とイギリス英語: “snow” の発音が英: /snəʊ/、米: /snoʊ/ となります。
- よくある発音の間違い: “board” の部分を「ボード」とあまりにも日本語風に発音してしまうと通じにくい場合があります。“bɔːrd” としっかり口を縦に開いて発音するとよいでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “snowbording” と “a” を抜かすミスや、 “snouboarding” などと書き間違えるケースがあります。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、“snow” と “show” を混同して発音してしまう人がいます。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、ウィンタースポーツの代表例として取り上げられる場合があります。 “go snowboarding” などの表現を覚えておくと、会話問題やリスニング問題を攻略しやすいでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「snow + board + ing」で、「雪の上をボードで滑るイメージ」をそのまま思い描くと覚えやすいでしょう。
- スペリングは “snowboard” + “ing” なので、スノーボード + ing という流れでシンプルに記憶できます。
- 冬山の爽快な走行イメージや、スケートボードと似ている動作を思い浮かべると、単語の使い方が頭に残りやすくなります。
以上が “snowboarding” の詳細な解説です。ぜひ、冬のアクティビティとしても楽しまれているこの言葉を覚えて使ってみてください!
意味のイメージ