最終更新日:2025/11/28
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元となった辞書の項目

burn

名詞

〈C〉やけど / 日焼け

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解説

以下では、名詞としての burn をできるだけ詳細に解説します。マークダウン形式でまとめてありますので、学習の際の参考にしてください。


1. 基本情報と概要

意味


  • 英語: burn

  • 日本語: 火傷(やけど)、熱や化学物質などによる傷、または火や刺激などによる「焼けた状態」や「焼けた跡」

「burn」はもともと「燃える」という動詞としてよく知られていますが、名詞として使われる場合、特に「皮膚などにできたやけど」や「焼けた痕跡・状態」を指します。日常会話では「I got a burn on my hand.(手にやけどをした)」のように使われることが多いです。ニュアンスとしては「痛み」や「損傷」の度合いを含むので、医療的な場面でも用いられます。

品詞・活用形


  • 品詞: 名詞 (可算名詞)

    例) “I have a burn.” / “I got a few burns.” (可算扱い)

  • 派生としての動詞形: burn (動詞) - burned/burnt - burned/burnt

    例) “I burned my finger.” (過去形の例)

  • 形容詞形: burned (米)、burnt (英)

    例) “burned toast” / “burnt toast”

難易度(CEFRレベル)


  • 目安: B2(中上級)


    • A1: 超初心者

    • A2: 初級

    • B1: 中級

    • B2: 中上級 ← コアイメージは簡単ですが、「やけど」としての名詞用法を学ぶのはやや応用的。

    • C1: 上級

    • C2: 最上級



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「burn」は、古英語の “bærnan” から派生した語で、特定の接頭語・接尾語を伴わない単独の語根です。

他の単語との関連性(派生語や類縁語)


  • burn (動詞): 「燃える、焼く」

  • burned/burnt (形容詞): 「焼けた」・「やけどを負った」

  • sunburn (名詞): 「日焼け」

  • burning (形容詞/名詞): 「燃えている状態・熱い状態」

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10例)


  1. first-degree burn (第一度のやけど)

  2. second-degree burn (第二度のやけど)

  3. chemical burn (化学的やけど)

  4. minor burn (軽いやけど)

  5. severe burn (重度のやけど)

  6. burn mark (やけど跡)

  7. burn scar (やけどによる傷跡)

  8. suffer a burn (やけどを負う)

  9. treat a burn (やけどを治療する)

  10. feel the burn (筋肉が「きつい」と感じるときなどに使う慣用表現;「痛みを感じる」)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “bærnan” から派生し、「炎・熱で傷つける」という意味を持つ言葉が、そのまま名詞として「やけど」「焼けた状態」を表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「burn」は傷害を伴う意味合いがあるため、苦痛や被害といったネガティブな感情を含みやすい言葉です。

  • 口語でも文章でも使われますが、医療やニュースなどの文脈ではフォーマルに扱われることが多いです。

  • 「feel the burn」のように、口語表現で「(筋肉が)燃えるように痛い・熱い」というポジティブに捉えた熟語もあります。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としての特徴


  • 可算名詞: 「a burn / burns」の形で、やけどの種類や個数を表すことができます。

  • 「burn healing process(やけどの治癒過程)」など、医学的・専門的な用法では不可算名詞的にも扱われることがありますが、一般的には可算で使われます。

一般的な構文やイディオム


  1. “I have a burn on my arm.”(腕にやけどがある)

  2. “He suffered a severe burn.”(彼はひどいやけどを負った)

  3. “Feel the burn!”(筋肉が熱くなる感じを味わえ!、エクササイズ中の掛け声)

フォーマル / カジュアル


  • フォーマル: 医療文書や学術論文で「a severe burn」「third-degree burn」などは明確なあり方で説明される。

  • カジュアル: 「Dude, that’s a nasty burn!(うわ、それやばいね!)」のように友人同士では感情を込めた言い回しをする。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3例)


  1. “I got a small burn while cooking dinner last night.”

    (昨晩夕食を作っている時に小さいやけどをしちゃった。)


  2. “Put some cold water on that burn before it gets worse.”

    (悪化する前に、そのやけど部分に冷たい水を当てて。)


  3. “This cream really helps with minor burns.”

    (このクリーム、軽い火傷にはすごく効くよ。)


ビジネスシーンでの例文(3例)


  1. “Our new product aims to reduce the risk of burns in the workplace.”

    (当社の新製品は、職場でのやけどのリスクを軽減することを目的としています。)


  2. “Please report any burns or injuries to the safety manager immediately.”

    (やけどやケガがあれば、すぐに安全担当者に報告してください。)


  3. “We’ve updated our safety guidelines to prevent chemical burns.”

    (化学薬品によるやけどを防ぐために、安全ガイドラインを更新しました。)


学術的・専門的な文脈での例文(3例)


  1. “The majority of burns in this study were classified as second-degree.”

    (本研究で扱ったやけどの大半は第二度に分類されました。)


  2. “Proper wound care is essential to prevent infection in burn patients.”

    (やけど患者の感染予防のためには、適切な創傷ケアが不可欠です。)


  3. “Researchers are exploring new skin graft technologies to treat severe burns.”

    (研究者たちは重度のやけどを治療するため、新たな皮膚移植技術を模索しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  • scald(やけど。特に熱湯や蒸気によるもの)

    例) “He got a scald from boiling water.”(彼は沸騰したお湯でやけどした。)

    ⇒ お湯や蒸気など「液体や熱気」が原因の場合に多い

  • blister(やけどや摩擦などによる水ぶくれ)

    例) “I have a blister on my foot from new shoes.”(新しい靴で足に水ぶくれができた。)

    ⇒ 「やけど」というより「水ぶくれ」に焦点

反意語(Antonyms)


  • freeze(凍る、凍結させる / 凍傷)

    ⇒ 物理的には「熱に対する冷たさ」で正反対だが、「やけど」に対する「凍傷(frostbite)」のケースで対比されることがある。


7. 発音とアクセントの特徴


  • アメリカ英語(General American): /bɝːn/

  • イギリス英語(RP): /bɜːn/

いずれも第一音節に強勢があります。よくある間違いとしては、日本語の「バーン」に引きずられて「バーン」と伸ばしすぎたり、 /uː/ と混同しないように注意してください。母音は /ɝː/(アメリカ)または /ɜː/(イギリス) に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “brun” や “bern” と書いてしまうミス。

  2. 同音異義語: “bern”(地名)とは無関係。

  3. 動詞 “burn” の過去形、過去分詞形が “burned” / “burnt” と2種類あるため混乱しやすい。

  4. 試験での出題傾向: TOEICや英検では「Medical context(医療の文脈)」や「Safety instructions(安全指示)」で登場する可能性が高いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Barbecue” の “BBQ” と一緒にイメージすると、「熱や火」を連想しやすく、そこから「焼けど=burn」を結びつけると覚えやすいです。

  • “burn” のつづりは「b + urn」。 “urn” は「壺」を意味する単語。その壺に「炎が入っている」とイメージすると「燃えている、やけど」につながるかもしれません。

  • 発音は /bɜːrn/(バーン ただし短めの “アー”)を意識してください。


以上が、名詞としての burn の詳細な解説です。やけどの種類や治療法など、専門的な話題でもよく登場しますので、例文などとともに理解・記憶を深めてください。

意味のイメージ
burn
意味(1)

やけど;焼け焦げ

意味(2)

日焼け

和英選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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