最終更新日:2025/11/23
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元となった辞書の項目

ankle

名詞

『足首』,くるぶし

このボタンはなに?

サッカーをしている時に足首を捻挫しました。

このボタンはなに?
解説

名詞「ankle」を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語: ankle

日本語: 足首

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形:


  • 単数形: ankle

  • 複数形: ankles

「ankle」は「足首」を指す名詞です。足と脚の間の関節を表します。

日本語でいう「足首」にあたり、転んだときにひねりやすい部分のイメージです。日常会話でもよく登場し、体の部位を説明したり、怪我の状態を説明したりする場面で使われます。

CEFRレベル: A2 (初級)

体の部位に関する語彙としては比較的早い段階で学ぶ単語です。

他の品詞形:


  • 動詞・形容詞としては一般的に使われません。

  • 「ankle」は派生形よりも名詞で用いられることがほとんどです。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹 (語源の中心部分): ankl- / anc- (後述の語源参照)

  • 接頭語・接尾語は特にありません。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. sprained ankle(足首の捻挫)

  2. ankle injury(足首の怪我)

  3. swollen ankle(腫れた足首)

  4. ankle joint(足首関節)

  5. ankle brace(足首サポーター)

  6. twist one’s ankle(足首をひねる)

  7. ankle socks(スニーカーソックスのような短い靴下)

  8. broken ankle(足首の骨折)

  9. ankle surgery(足首の手術)

  10. ankle monitor(足首に装着する監視装置)


3. 語源とニュアンス

「ankle」は中英語(Middle English)の “ankel” に遡り、さらに古英語(Old English)の “ancleow” に由来します。古い時代から体の部位を示す最も基本的な単語の一つとして使われてきました。

微妙なニュアンス・使用上の注意


  • 「ankle」は体の部分を客観的に言及するときに用いられるため、特にフォーマル・インフォーマルを問わず広く使えます。

  • 医療の文脈や日常会話でも頻繁に登場します。

  • 感情的な響きや強いニュアンスはなく、シンプルに解剖学的な部位を示す単語です。


4. 文法的な特徴と構文

文法上のポイント:


  • 可算名詞 (countable noun) なので、「an ankle」「two ankles」のように数を表すことができます。

  • 一般的に「足首の〇〇」という形で、所持や痛みの表現に使うことが多いです。

例:


  • have a sprained ankle (足首を捻挫している)

  • break one’s ankle (足首を骨折する)

慣用句(イディオム)としては特に定着した成句はありませんが、「cordon someone off at the ankles(誰かの足首のあたりを締め出す)」のようなメタファー表現が稀に使われることがあります(かなり比喩的で日常的ではありません)。


5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “I twisted my ankle while playing basketball yesterday.”

    (昨日バスケットボールをしていて足首をひねっちゃった。)


  2. “Her ankle still hurts from the hike last weekend.”

    (先週末のハイキングで、彼女はまだ足首が痛むんだ。)


  3. “Could you pass me an ankle brace? My ankle feels unstable.”

    (足首サポーター取ってくれる? 足首が不安定なんだ。)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “I’m sorry, I can’t attend the meeting in person because I sprained my ankle.”

    (申し訳ありませんが、足首を捻挫してしまったので、直接ミーティングに出席できません。)


  2. “Our company insurance covers treatment for common injuries like ankle sprains.”

    (当社の保険は、足首の捻挫のような一般的な怪我の治療をカバーしています。)


  3. “He’ll be working remotely for a few days due to a broken ankle.”

    (彼は足首を骨折したため、数日間リモートで働く予定です。)


(C) 学術的・専門的な文脈での例文


  1. “The anatomical structure of the ankle includes several ligaments that stabilize the joint.”

    (足首の解剖学的構造には、関節を安定させるいくつかの靭帯が含まれます。)


  2. “Chronic ankle instability often results from repeated sprains or ligament damage.”

    (慢性的な足首の不安定は、繰り返し起こる捻挫や靭帯の損傷が原因となることが多いです。)


  3. “Rehabilitation exercises focus on strengthening the muscles around the ankle joint.”

    (リハビリ運動は、足首関節周辺の筋肉を強化することに重点を置きます。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語(大まかな部位や関節との関連)


    • foot (足): 足首より下、全体的に「足」の部分

    • leg (脚): 足首から上、腰までも含む部分

    • joint (関節): 特定の関節を指さない総称

    • wrist (手首): 英語では手元の関節を表す語。対比として使われやすい


  • 反意語

    体の部位なので「正反対の意味」を持つような反意語は特に存在しませんが、あえて言えば “wrist” (手首) が上下で対になるという感覚で引き合いに出されることはあります。ただし「反意語」というわけではありません。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • アメリカ英語: /ˈæŋkl/

  • イギリス英語: /ˈæŋkəl/

アクセント: 最初の “an” の部分に強勢があります。

よくある間違い:


  • “an-kel” のように「ケル」と強く読む場合がありますが、正しくは “æŋkl” のように“クル”と短く発音します。

  • 口を大きく開けて “æ” の音を意識することで正しい発音に近づきます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “ankel” と間違えやすいですが、正しくは “ankle” です。

  • 同音異義語との混同: 特にありませんが、巻き舌を強くしすぎると “uncle” と誤解される可能性があります。

  • 試験対策: TOEICや英検などで、体の部位を示す問題で問われることがあります。特に日常生活のトピックで足首や怪我に関する話題が出る際に頻出する単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペルの最後にある “-kle” は「クル」と発音し、手首(wrist)とは違って “wr” がつかない、とイメージしましょう。

  • もし発音を間違えると “uncle(おじ)” と混合されかねないので、「アンコール(encore)」の最初の音 “アン” と似たイメージで覚えるとミスが減ります。

  • 足首の骨がゴツゴツしていて引っかかりやすい(ひねりやすい)というイメージを持っていると、「ankle = 足首」という対応が記憶しやすいです。


以上が「ankle」の解説です。足と脚のつなぎ目となる大切な関節ですので、日常生活や医療の場面など幅広いシーンでよく登場します。足首を表す基本単語として覚えておくと便利です。

意味のイメージ
ankle
意味(1)

足首,くるぶし

和英選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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