元となった辞書の項目
yogurt
解説
1. 基本情報と概要
単語: yogurt
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A creamy, tangy dairy product made by fermenting milk with bacteria.
意味(日本語): 発酵した牛乳から作られる、とろりとした酸味のある乳製品。
こういう場面で使われる単語です。朝食時に食べられたり、料理に使われたり、健康的なイメージもあります。
- 活用形: 通常は可算・不可算の両方で使われる場合がありますが、一般的には不可算名詞として扱われることが多いです。
例) “some yogurt” (不可算) / “many different yogurts” (可算) - 他の品詞例: 他の品詞としては一般的ではありませんが、形容詞的に “yogurt-based sauce” のようにハイフンでつないで使う場合があります。
- CEFRレベル: A2(初級)
- 食べ物の単語として、日常会話でも使いやすいレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語源由来の観点での接頭語・接尾語・語幹
「yogurt」はトルコ語 “yoğurt” に由来する借用語であり、英語としては特定の接頭語や接尾語が明確に分かれるわけではありません。派生語や類縁語
- “yoghurty” (形容詞的に「ヨーグルトのような」、ただしあまり一般的ではない)
- “froyo” (口語的に “frozen yogurt” の略、フローズンヨーグルト)
- “yoghurty” (形容詞的に「ヨーグルトのような」、ただしあまり一般的ではない)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- plain yogurt(プレーンヨーグルト)
- Greek yogurt(ギリシャヨーグルト)
- yogurt culture(ヨーグルト菌)
- low-fat yogurt(低脂肪ヨーグルト)
- yogurt parfait(ヨーグルトパフェ)
- yogurt dressing(ヨーグルトドレッシング)
- yogurt smoothie(ヨーグルトスムージー)
- yogurt container(ヨーグルト容器)
- fermented yogurt(発酵ヨーグルト)
- flavored yogurt(フレーバーヨーグルト)
- plain yogurt(プレーンヨーグルト)
3. 語源とニュアンス
- 語源
トルコ語の “yoğurt” が起源で、16〜17世紀ごろに英語に取り入れられました。 - 歴史的な使われ方
トルコや中東地域では古くから伝統的食品として親しまれ、ヨーロッパへ、そしてアメリカを含む世界各地に広まった歴史があります。 - ニュアンスや使用上の注意
- 健康的な食べ物のイメージがあります。
- 日常会話やカジュアルな場面でよく使われますが、料理本や栄養学の文脈でも頻出です。
- ビジネス文書などのフォーマルな文脈ではあまり登場しませんが、製品紹介や食品関連ビジネスなら使われることがあります。
- 健康的な食べ物のイメージがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算・不可算:
一般的には不可算名詞として扱われ、「some yogurt」のように数量を漠然と示します。ただし、種類やパッケージとして数えられる場合(「いくつかのヨーグルト」)は可算扱いが可能です (“several different yogurts”)。 - 構文上の使い方:
- “I eat yogurt every morning.”(不可算)
- “There are many yogurts to choose from at the store.”(可算)
- “I eat yogurt every morning.”(不可算)
- イディオムや定型表現: 特別に定着したイディオムはありませんが、料理レシピでは “mix yogurt with …” のような表現がよく見られます。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “Do you want some yogurt with your cereal?”
(シリアルにヨーグルトをかける?) - “I love adding fresh fruits to my yogurt.”
(ヨーグルトに新鮮なフルーツを入れるのが大好きなんだ。) - “This yogurt tastes a bit sour, but it’s really good for digestion.”
(このヨーグルトはちょっと酸っぱいけど、消化にいいね。)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our company plans to launch a range of organic yogurts next quarter.”
(私たちの会社は来期、オーガニックヨーグルトのシリーズを発売する予定です。) - “The market research indicates a growing demand for probiotic yogurt.”
(市場調査では、プロバイオティクスヨーグルトの需要が高まっていることを示しています。) - “We need to develop a unique yogurt flavor to stand out from competitors.”
(競合他社との差別化のために、ユニークなヨーグルトフレーバーを開発する必要があります。)
学術的・専門的な文脈での例文(3つ)
- “A recent study highlights the role of fermented yogurt in gut microbiome diversity.”
(最近の研究では、発酵ヨーグルトが腸内微生物叢(そう)の多様性に果たす役割が注目されています。) - “The probiotic strains in yogurt may contribute to improved immune response.”
(ヨーグルトに含まれるプロバイオティクス菌株は免疫応答の向上に寄与する可能性があります。) - “Evaluating the pH level in yogurt is crucial for maintaining product quality.”
(ヨーグルトのpHレベルの評価は、製品の品質を保つうえで重要です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “yoghurt” / “yoghourt” (イギリス英語の綴りや他のvariant)
- “kefir” (ケフィア) — 類似の発酵乳製品だが、微生物や舌触りが少し異なる
- “curd” (インドやパキスタンで “yogurt” の意味合いで使われることがありますが、厳密には製法が異なる場合あり)
- “yoghurt” / “yoghourt” (イギリス英語の綴りや他のvariant)
反意語
明確な反意語はありませんが、同じ乳製品でも “milk”(牛乳そのもの)や “cheese”(固形の乳製品)などと区別されます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˈjoʊ.ɡərt/
- イギリス英語: /ˈjɒɡ.ət/ または /ˈjəʊ.ɡət/
- アメリカ英語: /ˈjoʊ.ɡərt/
- アクセント(強勢)の位置: 最初の音節 “yo-” に強勢があります。
- よくある発音の間違い:
- アメリカ英語で [jʊɡərt] と短く発音してしまったり、末尾の “t” を曖昧にしてしまうことがあるので、 /ˈjoʊ.ɡərt/ を意識するとよいでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングのゆれ
“yogurt” (米) / “yoghurt” (英) / 稀に “yoghourt” なども見られます。試験などでは、使用する英語の種類に合わせて綴りを統一しましょう。 - 同音異義語との混同: 特にありませんが、 “yolk” (卵黄) と字面が似ているので注意しましょう。
- 試験対策など
食品や健康の話題として、TOEICや英検のリスニング・リーディングに出る可能性があります。スペリングと発音を合わせて覚えておくとスムーズです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “Yo!” で始まるので、声をかけるイメージと結びつけてみる: “Yo, gurt!” と冗談めかしく口に出すと、そのまま“ヨー・グァート”という発音をイメージしやすいかもしれません。
- 健康的な食生活をイメージ: サラダや果物と組み合わせるシーンを思い浮かべると、単語の意味を覚えやすくなります。
- スペリングのポイント: “yo” + “g” + “urt” という区切りで覚えると、誤綴りを防ぎやすいです。
以上が名詞 “yogurt” の詳細解説です。日々の食生活でも目にする単語なので、発音やスペリングをしっかり押さえておくとよいでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
ヨーグルト