最終更新日:2024/06/13

子供たちは庭で遊んでいます。

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The kids are playing in the yard.

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元となった辞書の項目

yard

名詞

〈C〉ヤード(長さの単位で3フィート,約91.4センチ) / (日本で布を測るときの)ヤール / (特に建築業で)1立方ヤード

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解説

以下では、英単語 yard について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: yard

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語 / 日本語)


  • 英語: A unit of length (equal to 3 feet or approximately 0.9144 meters), or an area of ground next to or surrounding a house or building.

  • 日本語: 長さの単位(3フィート、約0.9144メートル)や、家や建物の周囲にある庭・敷地を指す。

「yard」という言葉は、アメリカでは主に住宅の敷地内にある“庭”を表すときに使われます。また、長さを測る際の単位としても使われるので、文脈によって意味が変わります。日常会話では主に「庭、敷地」の意味で使われ、アメリカ英語でよく登場します。

活用形


  • 単数形: yard

  • 複数形: yards

その他の品詞形


  • 派生的な動詞形: 一般的には存在しませんが、まれに「to yard something」(主に大型の船舶や鉄道車両を集める意) のような専門用語として使われる場合があります。日常生活ではほぼ耳にしません。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 「庭」という意味は日常会話で比較的よく使われますが、長さの単位としてやや技術的な知識も必要なので、中級レベルの単語として位置づけられます。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • "yard" は、はっきりと分解される接頭辞や接尾辞はありません。語根としてそのまま「空間」や「境界内の土地」を意味するニュアンスを持ちます。

関連する単語


  • backyard(家の裏庭)

  • courtyard(建物などに囲まれた中庭)

  • shipyard(造船所)

  • junkyard(廃品置き場)

  • lumber yard(材木置き場)

これらは「~yard」として、何かを置く場所、囲われた空間という意味合いをもった派生語・複合語です。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. front yard → 家の前庭

  2. back yard → 家の裏庭

  3. yard sale → ガレージセール、庭で行われる中古品販売

  4. spacious yard → 広々とした庭

  5. tidy the yard → 庭をきれいに片付ける

  6. mow the yard → 庭の芝を刈る

  7. yard fence → 庭を囲う柵

  8. yard work → 庭の手入れ、庭仕事

  9. yardstick → 物差し・基準(元は1ヤードのものさし)

  10. hanging out in the yard → 庭でのんびり過ごす


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の geard に由来し、「囲われた場所」や「境内」を意味しました。そこから現在の「庭」や「敷地」を指すようになったとされています。長さの単位としては中世英語期に公的に定義され、3フィート=1ヤードとして用いられ続けています。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「庭」を意味する場合は親しみやすいカジュアルな単語で、日常会話でよく使われます。

  • 「長さの単位」として使う場合は米国文化の中でよく耳にしますが、イギリスでも一応使われます。ただし、メートル法に慣れた人に対してはピンとこない場合もあるので、補足説明を加えると親切です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 「複数形 yards」として「庭がいくつも」「複数のヤード(単位)」を指すことができます。

  • 「庭」の文脈ではしばしば所有格(my yard, the neighbor’s yard など)を伴います。

  • 「長さの単位」の場合、「three yards, five yards」のように数量表現を付けて使われます。

イディオムや構文例


  • yard by yard → 1ヤードずつ(徐々に少しずつ進むニュアンスを持つ表現)

  • Give them an inch and they’ll take a yard. → 「少し与えれば(許せば)際限なく要求してくる」(俗に “~ take a mile”とも言う)


5. 実例と例文

日常会話での使用例


  1. My dog loves running around in the yard.

    (うちの犬は庭を走り回るのが大好きです。)


  2. We’re having a barbecue in our back yard this weekend.

    (今週末、裏庭でバーベキューをします。)


  3. Can you help me mow the yard this afternoon?

    (今日の午後、庭の芝を刈るのを手伝ってくれない?)


ビジネスでの使用例


  1. The lumber yard is delivering the materials tomorrow.

    (材木置き場が明日、資材を届けてくれます。)


  2. Our company purchased three yards of this fabric for the sample product.

    (当社はこのサンプル製品のために、この生地を3ヤード購入しました。)


  3. We might need a shipyard facility for the new project’s prototype.

    (新しいプロジェクトの試作品には造船所の設備が必要かもしれません。)


学術・専門的な文脈での使用例


  1. The official length of a yard is standardized at exactly 0.9144 meters.

    (ヤードの公式な長さは正確に0.9144メートルと規定されています。)


  2. Early measurements varied, but the yard became formalized in medieval England.

    (初期の測定基準はいろいろありましたが、中世のイングランドでヤードは正式に定義されました。)


  3. Some industrial complexes still refer to their loading areas as ‘yards.’

    (一部の産業施設では、荷積場のことを今でも“ヤード”と呼ぶことがあります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. garden (庭)


    • 「花や野菜などを育てるための場所」というイメージが強い。


  2. lawn (芝生)


    • 「芝生エリア」を特に指す。


  3. grounds (構内、敷地)


    • 大きな施設や私有地などの広い範囲を指す場合。


「yard」は家や建物の周りのスペース全般を表し、必ずしも植物や花壇を持つ必要はない、より広義の「敷地」というイメージです。

反意語


  • 明確な反意語はありませんが、屋内(indoors)や建築物そのもの(building)などは「外のスペース」であるyardとの対比として認識されます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語 (AmE): /jɑːrd/

  • イギリス英語 (BrE): /jɑːd/

強勢(アクセント)の位置


  • yard は1音節語なので、特に語中での強勢の位置は区別されません(“yard” 全体をやや強く発音)。

よくある発音の間違い


  • 子音 y ([j]) が発音されず、ただの “ard” と読むミス。

  • アメリカ英語とイギリス英語では母音の長さや微妙な音が異なるため、日本人学習者は、まず /jɑːrd/ と少し伸ばし気味に意識すると通じやすいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: yardyerd などと誤記されることがあるので注意。

  • 同じく year(年) と混同する人もいますが、発音も綴りも異なります。

  • 単位として用いるときは、できるだけメートル表記も加えると分かりやすいです。試験によっては、ヤードとメートルの換算が問われることもあります。

  • TOEICやビジネスシーンでは「shipyard」「lumber yard」「junk yard」などの派生形が出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「yard」は「囲われた空間・敷地」というイメージが基本。そこから庭や建物の周辺スペースを連想してみましょう。

  • 「ヤードを何本かまとめると“敷地”になるイメージ」で覚えるとよいです。

  • 「yard stick (ヤードスティック) = 1ヤードの物差し → 基準になるもの」というフレーズで思い出すと、長さの単位としてもしっかり理解できます。


以上が、名詞 yard の解説です。庭としての日常表現から長さの単位としての専門的な使い方まで、文脈によって意味合いが変わる点に注意すると、使いやすくなります。

意味のイメージ
yard
意味(1)

ヤード(長さの単位で3フィート,約91.4センチ;《略》櫻.(複 yds.));(日本で布を測るときの)ヤール

意味(2)

(特に建築業で)1立方ヤード

意味(3)

帆げた

和英例文問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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