star
1. 基本情報と概要
単語: star
品詞: 名詞 (主に可算名詞)
意味 (英語): A celestial body that emits its own light; also sometimes used to mean a famous performer or celebrity.
意味 (日本語): 「星」「スター(有名人)」を指す単語です。「空に輝く星」を表す基本的な天体の意味と、「スター俳優」「スター歌手」のように有名人を指す意味があります。カジュアルな場面では「君はスターだよ(You are a star!)」などの表現で、相手を称賛するニュアンスでも使えます。
- CEFRレベル: A1(超初心者)~A2(初級)レベルから学習されることが多い単語です。星を指すもっとも基本的な語として、非常に頻出度が高い単語の一つです。
派生品詞や活用形
- star (名詞): 複数形は stars。
- to star (動詞): 「主演する」「星印をつける」という意味で使われることがあります。
- 例: “He starred in the movie.” (彼はその映画に主演した)
- 例: “He starred in the movie.” (彼はその映画に主演した)
- starry (形容詞): 「星の多い」「星明かりの」という意味です。
- 例: “a starry sky” (星空)
2. 語構成と詳細な意味
語構成: 特定の接頭語・接尾語はなく、語幹は “star” です。
英語の古い形 “steorra” (古英語) にさかのぼる単語で、他の派生として動詞・形容詞化も存在します。
よく使われるコロケーション (共起表現) や関連フレーズ 10選
- shooting star – 流れ星
- movie star – 映画スター
- rock star – ロックスター
- star player – スター選手
- star attraction – 呼び物のスター、目玉
- reach for the stars – 高い目標を目指す・不可能に挑む
- under the stars – 野外で(星空の下で)
- star quality – スター性
- star-crossed lovers – 悲運の恋人たち
- guiding star – 道しるべとなる星、指針
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語 “steorra” およびドイツ語 “Stern” などと同族で、インド・ヨーロッパ祖語「*h₂stér-」に由来するとされます。
ニュアンス:
- 天体としての「星」を表す場合、意味ははっきりしておりカジュアルかつ日常的に使われます。
- 「スター俳優」「有名人」として用いる場合は、カジュアルな場面からフォーマルな文書まで幅広く使われます。
- 「You’re a star!」と言うときは相手への賞賛や感謝を込めて使われる表現で、親しみのある響きがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞/不可算名詞の区別: 主に可算名詞として扱われ、「a star」「two stars」のように数えられます。「スター性」のような抽象的な意味は、話し手によっては不可算的に扱う場面もありますが、一般的には可算です。
- 動詞 “to star” の用法:
- 他動詞的に: “He starred the document with a red mark.” (彼はその文書に赤い印を付けた) のように “★”マークをつける意味で使われることがあります。
- 自動詞的に: “She starred in the latest film.” (彼女は最新の映画に主演した)
- 他動詞的に: “He starred the document with a red mark.” (彼はその文書に赤い印を付けた) のように “★”マークをつける意味で使われることがあります。
イディオム/構文例
- reach for the stars: 高い夢や目標を目指す
- thank my lucky stars: 運が良かったと感謝する
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“Look at the sky tonight; the stars are so bright!”
- (「今夜の空を見て。星がとても明るいよ!」)
“You’re a star for helping me move all this furniture.”
- (「こんなにたくさんの家具を運んでくれて、ほんとに助かったよ!」)
“I saw a shooting star and made a wish.”
- (「流れ星を見てお願いごとをしたよ。」)
(2) ビジネスシーンでの例文
“He’s the star engineer in our company, and everyone relies on him.”
- (「彼はうちの会社のスターエンジニアで、みんなが彼を頼りにしているよ。」)
“We’re hoping to invite a movie star to our product launch to attract publicity.”
- (「プロダクトローンチに有名映画スターを招待して、宣伝効果を高めたいと思っています。」)
“Her presentation skills are truly star quality.”
- (「彼女のプレゼン力はまさにスター性ですね。」)
(3) 学術的な文脈での例文
“The nearest star to Earth after the Sun is Proxima Centauri.”
- (「太陽以外で地球に最も近い星はプロキシマ・ケンタウリです。」)
“Astronomers study the chemical composition of stars to understand the galaxy’s evolution.”
- (「天文学者たちは星の化学組成を調べて、銀河の進化を理解しようとしています。」)
“Stars are massive spheres of plasma held together by their own gravity.”
- (「星は自身の重力によってまとまっている巨大なプラズマの球体です。」)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- celestial body (天体): 星や惑星など総称的に用いる。より広い意味。
- celebrity (有名人): スターという意味で使えるが、「著名人」を指すよりフォーマルな単語。
- luminary (著名人/発光体): やや文語的表現で、学術・文化界などで著名人を指す。
反意語 (Antonyms)
直接的な反意語はありませんが、文脈によっては
- nobody (無名の人): 有名人ではないことを強調
- darkness (暗闇): 「光り輝く星」の対極としての「暗闇」
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /stɑːr/ (イギリス英語), /stɑr/ (アメリカ英語)
- アクセント: どちらの英語でも語頭 “star” に強勢があります。
- よくある発音ミス: 語末の “r” を強く巻き舌にしてしまうことや、「スター」ではなく「スタア」として伸ばしすぎることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “star” は短い単語ですが、”start” と混同されることがあります。
- 同音異字: “stare (じっと見る)” と発音が類似しているように聞こえる場合がありますが、r の発音がやや異なります。
- 試験対策: TOEICや英検などでも「星」や「有名人」の話題で単語として登場しやすいです。特にイディオム “reach for the stars” が出題されることもあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 星を描くときの形 “★” を思い浮かべ、そのまま “star” と結びつけると覚えやすいでしょう。
- 関連ストーリー: 夜空の星を見上げる習慣をつけると、単語 “star” を日常的に意識できます。
- 勉強テクニック: 「スター選手」「映画スター」など、自分が好きな有名人をイメージして、“He/She is my favorite star!” と口に出してみると記憶に残りやすいでしょう。
以上が名詞 “star” の詳細です。天体を示す最も基本的な単語の一つであり、芸能やビジネスの世界では「有名人」をも意味する幅広い用法を持つ語です。例文やコロケーションを参考に、さまざまな文脈で使えるよう練習してみてください。
星;恒(fixed star)
星形のもの;星章,星標(*)(asterisk)
スター,花形
(人の運勢を左右するといわれる)運星;《しばしば複数形で》運勢,運,星回り
(星印で示した)等級
《文》実現不可能な逆標(願望)