最終更新日:2024/06/17

今月はたくさんお金を節約した。

正解を見る

I saved a lot of money this month.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

money

名詞

〈U〉金(かね),金銭;通貨 / 〈U〉(金銭的な)利益,もうけ;富,財産 / 《複数形で》(政府・公共事業などの)財源,基金(funds)

このボタンはなに?

今月はたくさんお金を節約した。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: money

品詞: 名詞 (不可算名詞)


  • 英語での意味: Currency in the form of coins or banknotes, or the assets, property, and resources owned by someone.

  • 日本語での意味: お金、貨幣、資産を表す言葉です。「money」は現金そのものだけでなく、資産や財産を指すこともあります。


    • たとえば「お金がある・ない」「お金を使う」「資産を持っている」といった場面で使われます。日常的によく登場する、とても基本的な単語です。


活用形:


  • 不可算名詞のため、基本的に単数・複数の区別はなく、複数形「moneys」や「monies」は法律・会計関係など特殊な文脈でのみ使われます。

他の品詞に変化した場合の例:


  • monetary (形容詞): お金に関する、貨幣の

  • monetize (動詞): お金を得る手段にする

CEFRレベルの目安: A2(初級)


  • A1: 超初心者

  • A2: 初級(身近な話題で必要最低限の表現ができる)

  • B1: 中級

  • B2: 中上級

  • C1: 上級

  • C2: 最上級


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • 「money」はラテン語系が由来とされる単語で、接頭語や接尾語が付く形ではあまり使われません。派生形として「monetary」「monetize」「monetization」などがあります。


  • 派生語や類縁語


    1. monetary(形容詞):貨幣に関する

    2. monetize(動詞):収益化する

    3. monetization(名詞):収益化

    4. moneyed / monied(形容詞):富裕な(文語的)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


    1. make money(お金を稼ぐ)

    2. save money(お金を貯める)

    3. spend money(お金を使う)

    4. borrow money(お金を借りる)

    5. lend money(お金を貸す)

    6. invest money(お金を投資する)

    7. counterfeit money(偽札)

    8. money laundering(マネーロンダリング/資金洗浄)

    9. run out of money(お金がなくなる)

    10. money talks(「金の力は強い」という表現)



3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • 「money」の語源は、ラテン語の “moneta” に由来します。ローマの女神ユーノー (Juno) の神殿近くに造幣局があったことから「モネータ」と呼ばれ、お金を作る場所を示していました。そこからフランス語を経て英語に取り入れられたといわれています。


  • 微妙なニュアンス・感情的な響き


    • 「money」という言葉は日常会話だけでなく、経済や金融の分野でも頻繁に使われます。ポジティブにもネガティブにも幅広く使われる単語で、「お金」はよい面・わるい面どちらも連想させることがあるため、状況に応じて使い方に注意してください。


  • 使用シーン


    • 口語・ビジネス・カジュアル・フォーマルを問わず、非常に広い範囲で使われます。ニュース記事や金融関連の文書、日常雑談、SNS投稿などで頻繁に見られます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞か不可算名詞か


    • 「money」は不可算名詞です。したがって “many money” のように「many」をつけたり、数えられるような複数形として “moneys” を使う通常の文脈はありません。

    • ただし、法的文書など特別な状況では「monies」「moneys」という形もあります。


  • 文法上のポイント


    • 金額を言うときは “some money” / “a lot of money” / “much money” のように使います。具体的な金額を表す場合は “ten dollars” のように数えられる単位を併用します。


  • 一般的な構文・イディオム


    1. “Money is the root of all evil.”(金は諸悪の根源)ということわざ

    2. “Money can’t buy happiness.”(お金では幸せは買えない)

    3. “Put your money where your mouth is.”(口だけではなく、実際に行動で示しなさい)



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I don’t have enough money to buy groceries this week.”

    「今週の食料品を買うのに十分なお金がないんだ。」


  2. “Could you lend me some money? I’ll pay you back next week.”

    「少しお金を貸してくれない?来週返すから。」


  3. “Let’s save some money for our trip next summer.”

    「来年の夏の旅行に向けてお金を貯めよう。」


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “We need to invest the company’s money wisely to ensure steady growth.”

    「企業の資金は、安定した成長のために賢く投資する必要があります。」


  2. “The finance department is responsible for managing our money and budget.”

    「財務部は当社の資金や予算の管理を担当しています。」


  3. “We should calculate how much money we can allocate to marketing next quarter.”

    「次の四半期にマーケティングへどれだけの資金を割り当てられるか計算するべきです。」


学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “The concept of money evolved from bartering systems in ancient civilizations.”

    「お金の概念は、古代文明の物々交換システムから発展したものです。」


  2. “Economic theories often examine how money supply affects inflation.”

    「経済学の理論では、通貨供給量がおよぼすインフレーションへの影響をしばしば考察します。」


  3. “The history of money sheds light on the development of trade and banking.”

    「お金の歴史は、貿易や銀行業の発展を理解するうえで重要です。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. funds(ファンド、資金)


      • “money” よりも、まとまった「資金」のニュアンス。ビジネスや投資の文脈でよく使用。


    2. capital(資本)


      • 資産全体や事業に投下されるお金のこと。投資・経済用語としてフォーマル。


    3. finance(資金、財政)


      • お金の流れ、経理、財政の管理に焦点を当てる場合。



  • 反意語 (Antonyms)


    • 「money」の直接の反意語は特にありませんが、文脈によっては “poverty”(貧困)や “bankruptcy”(破産)などが対比される場合があります。


  • ニュアンス・使い方の違い


    • “money” は最も基本的で広義な「お金」。

    • “funds” はプロジェクトや活動のために用意された特定の資金。

    • “capital” は企業活動や投資のための「資本」としてのニュアンスが強い。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈmʌni/

    • イギリス英語: /ˈmʌni/


  • 強勢(アクセント)の位置


    • 第1音節 “món・ey” の「mon」の部分にアクセントがあります。


  • アメリカ英語とイギリス英語での違い


    • 大きな違いはありませんが、アメリカ英語のほうが [ʌ] 音がやや強めに発音されることがあります。


  • よくある発音の間違い


    • “money” を「モニー」のように伸ばす人がいますが、あまり伸ばさず、母音は短めに発音しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス


    • “mony” や “mone” と綴りを誤るケースがあります。必ず “money” と書きましょう。


  • 同音異義語との混同


    • 発音が近い単語として “monkey”(サル)や “honey”(ハチミツ)などがありますが、スペリング・発音ともに微妙に異なります。


  • 試験対策


    • TOEICや英検などで「予算」「資金計画」「経済用語」などの文脈でよく登場します。特に不可算名詞の扱いに注意しましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ・ストーリー


    • “Money” を直感的に思い浮かべるために、「財布(wallet)の中にある紙幣やカード」や「銀行口座の残高」をすぐ連想すると覚えやすいです。


  • 勉強テクニック


    • 不可算名詞であることを常に意識して、「冠詞 (a / the) をつけない」「複数形にしない」などのルールをまとめて覚えると間違いが減ります。


  • スペリングのポイント


    • “mo” + “ney” の組み合わせと覚えましょう。音は “マニ”に近い感覚です。



以上が、名詞「money」の詳細解説です。日常からビジネス、学術的な場面まで、さまざまなコンテクストで使われる非常に基本的な単語なので、ぜひしっかり使いこなせるように練習してみてください。

意味のイメージ
money
意味(1)

〈U〉(かね),金銭;通貨

意味(2)

〈U〉(金銭的な)利益,もうけ;富,財産

意味(3)

《複数形で》(政府・公共事業などの)財源,基金(funds)

和英例文問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★