leg
(人・動物の)脚 / (ズボン・靴下などの)脚をおおう部分,脚部 / (家具などの)脚,形(機能)が脚に似た物 / (三角形の底辺を除く)一辺 / (旅などの全行程の中の)一区切り,一区間
1. 基本情報と概要
単語: leg
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英語): the limb of the body used for standing, walking, and running, especially from the hip to the ankle.
意味 (日本語): 脚。特に、腰(股関節)から足首までの部分を指します。
「脚」として、日常生活やスポーツなどでよく使われる基本的な名詞です。
活用形: 名詞のため、特に活用形はありませんが、複数形は “legs” となります。
他の品詞例:
- 形容詞: “legged” (例: “four-legged friend” = 四つ足の友だち)
- 形容詞: “leggy” (例: “a leggy model” = 脚の長いモデル)
CEFRレベル(目安): A2(初級)
基本的な体の部位として学習初期に出てくる単語で、日常会話でも頻繁に使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成: “leg” は非常に短い語で、はっきりとした接頭語・接尾語・語幹の区分がありません。語幹そのものが “leg” です。
派生語・関連語:
- “legged” (形容詞) : ~の脚を持った (
two-legged
= 二足の、four-legged
= 四足の) - “leggy” (形容詞) : 脚が長い
- “legginess” (名詞) : 脚が長いこと
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
- “leg injury” → 「脚のケガ」
- “leg pain” → 「脚の痛み」
- “leg day” → 「脚の日」(ジムなどで脚の筋トレを集中して行う日)
- “the leg of a journey” → 「旅の一区間」
- “leg support” → 「脚のサポート、支え」
- “shake a leg” → 「急いで動く (カジュアルな表現)」
- “leg room” → 「(座席などの)脚を伸ばすスペース」
- “break a leg” → 「幸運を祈る(舞台関係の慣用表現)」
- “leg cramp” → 「脚のけいれん」
- “to stand on one’s own two legs” → 「自立する、独り立ちする」
3. 語源とニュアンス
語源: 古ノルド語の “leggr” に由来するとされ、そこから中英語を経て現代英語に引き継がれました。
ニュアンス・使用時の注意点:
- “leg” はカジュアルからフォーマルまで広く使われる単語です。
- スポーツの文脈や日常会話で頻繁に登場します。
- 隠語・スラングなどでは「逃げる」「走る」といった意味で使われる場合があります(ただし、一般的な使い方ではありません)。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): a leg / two legs のように数えられます。
- 文法上は特に難しい点は少なく、身体の部位名詞として一般的に扱われます。
- イディオムとして “break a leg” (「成功を祈る」「幸運を祈る」) はよく知られています。演劇や舞台業界で控え室などで使われる表現ですが、カジュアルシーンでも冗談めかして使われることがあります。
- 「脚の付属物・脚部品」などの意味でも使われる (例: “the table leg” = 「テーブルの脚」)。
5. 実例と例文
5.1 日常会話で使用する例文 (3つ)
- “I think I pulled a muscle in my leg while running.”
(走っているときに脚の筋肉を痛めたみたい。) - “My legs are so sore after yesterday’s workout.”
(昨日のトレーニングの後で、脚がとても痛いよ。) - “She hurt her leg playing soccer.”
(彼女はサッカーをしているときに脚をケガした。)
5.2 ビジネスシーンで使用する例文 (3つ)
- “Would you mind if I stretch my legs before we start the meeting?”
(会議を始める前に少し脚を伸ばしてきてもいいですか?) - “We have to complete the final leg of this project by next Monday.”
(我々はこのプロジェクトの最終段階を来週の月曜日までに完了しなければなりません。) - “The trip’s next leg involves visiting our partner’s headquarters.”
(旅の次の区間では、我々のパートナー企業の本社を訪問します。)
5.3 学術的・フォーマルな文脈 (3つ)
- “The human leg is composed of the femur, tibia, and fibula, among other structures.”
(人間の脚は、太ももの骨、大腿骨、脛骨などの構造物で構成される。) - “This study focuses on the biomechanics of the lower leg during sprinting.”
(この研究は、全力疾走時の下肢のバイオメカニクスに焦点を当てている。) - “Prolonged sitting can affect blood circulation in the legs.”
(長時間座っていると、脚の血液循環に影響を及ぼし得る。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- “limb” (手足全般を指す総称) → 「limb」は腕・脚を含むより広い意味。
- “lower limb” (下肢) → 医学的文脈などで使われるが、「leg」よりもフォーマルで限定的。
反意語 (Antonyms)
身体部位の反意語として明確な単語はありませんが、文脈によっては “upper body” や “arm” など、対照的に扱われる部位として挙げられます。
“leg” と “foot” は混同しやすいですが、“leg” は腰から足首までの部分、“foot” は足首から先(一般に靴で覆われる部分)を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA): /lɛɡ/
- アメリカ英語: [lɛɡ](レグ)
- イギリス英語: [lɛɡ](レグ)
└ おおむね同じ発音です。
強勢(アクセント)の位置: 一音節語なので、特にアクセントの移動はありません。単純に「レグ」と響かせます。
よくある発音の間違い: “lag” (/læɡ/) とは母音の発音が異なるため、混同に注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “l-e-g” と短い単語ゆえにスペリングミスは少ないですが、「lag(遅れ)」や「log(丸太)」などと間違えないようにしましょう。
- 同音異義語: 同音異義語は特にありませんが、音が近い単語 (
lag
,led
) があるため注意。 - 資格試験での出題傾向: TOEIC や英検などでは、身体部位を問う問題やイディオム (“break a leg”) について出題されることがあります。慣用表現やコロケーションを覚えておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “leg” のスペルを「L + EG → えぐ (レグ)」と覚えるのも一案です。
- 「脚」をイメージするときに、アルファベットの L の形状を人の脚に見立てて連想するのも覚えやすいかもしれません。
- スポーツや筋トレシーンで「leg day」はよく使われます。実際の使い方に触れてみると記憶に残りやすいでしょう。
以上が「leg」の詳細解説です。日常からスポーツシーン・ビジネス・学術的文脈まで広く使用されるため、ぜひ覚えておきましょう。
(人・動物の)脚
(ズボン・靴下などの)脚をおおう部分,脚部
(家具などの)脚,形(機能)が脚に似た物
(三角形の底辺を除く)一辺
(旅などの全行程の中の)一区切り,一区間