princess
1. 基本情報と概要
単語: princess
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A female member of a royal family, especially a daughter or granddaughter of a king or queen.
意味(日本語): 王女、皇女、姫。王や女王の娘や孫娘など、王室の女性を指します。
「princess」は、王女や姫など、王族の女性を指し、「おとぎ話」や「豪華な衣装」などの連想を伴うことも多いです。ファンタジー作品や実在の王室においても使われる、夢や華やかさを感じさせる単語です。
活用形:
- 単数形: princess
- 複数形: princesses
- 単数形: princess
他の品詞形:
- prince (名詞: 王子、皇太子) から派生した女性形の名詞です。
- 「princess」は「王女」、「prince」は「王子」です。
- prince (名詞: 王子、皇太子) から派生した女性形の名詞です。
CEFRレベル: A2 (初級)
- 初級レベルの学習者がファンタジーや物語、本などで割とよく目にする単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: prince (王子)
- 接尾辞: -ess (女性形を示す接尾辞)
「-ess」は男性形の名詞を女性形に変えるときに使われる伝統的な接尾辞です。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- royal princess(王室の王女)
- Disney princess(ディズニープリンセス)
- a fairytale princess(おとぎ話の姫)
- crown princess(皇太子妃、王位継承順位の王女)
- princess gown(プリンセスドレス)
- a modern princess(現代的な王女)
- princess manners(王女のようなおしとやかな態度)
- marry a princess(王女と結婚する)
- the beloved princess(愛される王女)
- become a princess(プリンセスになる)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語(Middle English)の “princesse”。これは古フランス語(Anglo-French)の “princesse” に由来し、男性形 “prince” の女性形として “-esse” が付けられています。
- 歴史・使用: 中世ヨーロッパの王室文化を背景に、「princess」は伝統的・歴史的なロイヤルファミリーの中で用いられてきました。ファンタジー作品では「幼い頃に憧れる夢の存在」として描かれることも多いです。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 「princess」は、現代では「わがままなお嬢様」という揶揄で使われる場合もあり、文脈によってはカジュアルなからかい表現になることもあります。
- 文章だとフォーマルに使われる場合が多いですが、カジュアルではおとぎ話やイメージ的表現で使われることもあります。
- 「princess」は、現代では「わがままなお嬢様」という揶揄で使われる場合もあり、文脈によってはカジュアルなからかい表現になることもあります。
4. 文法的な特徴と構文
「princess」は可算名詞です。
- A princess (1人の王女)
- The princess (特定の王女)
- Several princesses (複数の王女たち)
- A princess (1人の王女)
よくある構文:
- “She is a princess of the royal family.” (彼女は王室の王女である)
- “Everyone treated her like a princess.” (皆が彼女を王女のように扱った)
- “She is a princess of the royal family.” (彼女は王室の王女である)
イディオム的表現: 特定にはありませんが、日常会話で “treat someone like a princess” は「大切に扱う、まるでお姫様のように扱う」というイディオムに近い表現です。
フォーマル/カジュアル:
- フォーマル: ロイヤルファミリーについて話すときは敬意を込めて表記。
- カジュアル: おとぎ話や比喩表現として「姫のような扱い」というイメージで使われることが多いです。
- フォーマル: ロイヤルファミリーについて話すときは敬意を込めて表記。
5. 実例と例文
日常会話での例文
“I felt like a princess in that beautiful gown at the party!”
- (パーティーであの素敵なドレスを着たら、お姫様になった気分だった!)
“You don’t have to act like a princess all the time.”
- (いつもお姫様みたいな態度を取らなくたっていいよ。)
“My little sister loves pretending to be a princess.”
- (私の妹はお姫様ごっこをするのが大好きです。)
ビジネスでの例文
“The company invited a foreign princess to the anniversary ceremony.”
- (その会社は創立記念式典に海外の王女を招待しました。)
“Although she is a princess, she also manages part of the family business.”
- (彼女は王女ですが、一族のビジネスの一部を運営もしています。)
“The CSR initiative was supported by the local princess to promote education.”
- (地域の王女が教育促進のためのCSR活動を支援しました。)
学術的な文脈での例文
“Historically, a princess often played a crucial role in diplomatic marriages.”
- (歴史的に、王女はよく政略結婚において重要な役割を担いました。)
“Folklore shows that the figure of the princess symbolizes ideals of purity and nobility.”
- (民間伝承では、王女という存在は清らかさや高貴さの理想を象徴することが示されています。)
“In cultural studies, the transformation of the princess archetype has been widely analyzed.”
- (文化研究においては、王女の原型の変容が広範囲にわたって分析されています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “duchess” (公爵夫人・公爵令嬢) → 王族ではないが、貴族階級の女性。
- “lady” (貴婦人、婦人) → 王族に限らず、上品な女性にも使われる。
- “countess” (伯爵夫人・伯爵令嬢) → 同じく貴族階級。
- “queen” (女王) → 「princess」は王位継承権を持っていても持っていなくても使うが、王より下位の立場。
- “duchess” (公爵夫人・公爵令嬢) → 王族ではないが、貴族階級の女性。
反意語 (大まかな対比):
- “commoner” (平民) → 王族・貴族のような身分を持たない一般人。
- “prince” は男性形で、反意語とはいえないが、性別違いの対応となる。
- “commoner” (平民) → 王族・貴族のような身分を持たない一般人。
これらの語はすべて貴族・王族関連の称号ですが、具体的な階級やニュアンスが異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
IPA: /ˈprɪn.sɛs/ または /prɪnˈsɛs/
- イギリス英語では[プリン-ses]のように前にアクセントを置く場合も多く、/ˈprɪn.səs/ の発音になる地域差もあります。
- アメリカ英語では /prɪnˈsɛs/ のように後ろを強調する発音も見られますが、/ˈprɪn.sɛs/ と発音する人もいて、個人差や地域差があります。
- イギリス英語では[プリン-ses]のように前にアクセントを置く場合も多く、/ˈprɪn.səs/ の発音になる地域差もあります。
よくある発音の間違い:
- “prince” と “princess” を混同して “princes” となってしまうミスが起こりやすいです。
- また、/səs/ の発音を /sɪs/ としてしまう人もいます。
- “prince” と “princess” を混同して “princes” となってしまうミスが起こりやすいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “princess” を “princes” や “principess” と間違えないように注意が必要です。
- 同音異義語との混乱: “prince” (プリンス) との混同。語尾
-ess
が女性形を示すことを把握すると覚えやすくなります。 - 試験対策:
- 英検・TOEICなどでも、語い問題や穴埋め問題で「-ess」の女性形を問うことがあるため、確認しておきましょう。
- おとぎ話やロイヤルファミリーに関する文章でしばしば登場します。
- 英検・TOEICなどでも、語い問題や穴埋め問題で「-ess」の女性形を問うことがあるため、確認しておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えるときのイメージ: 「princess」は「prince」+「-ess」。王子 (prince) に “-ess” を付けるとお姫様になるとイメージすると、つづりを間違えにくくなります。
- 「princess」は「お姫様」につながる華やかなイメージを持つため、ディズニープリンセスなど、映像や絵本のイメージと紐づけると頭に定着しやすいでしょう。
以上が「princess」の詳細な解説です。ぜひファンタジー作品や実在の王室ニュースなどで目にしたときは、ここで得た知識を役立ててみてください。
王女,皇女,内親王;王家(皇族)の女子
(英国以外の)公爵夫人(《英》duchess)
王妃,親王妃