最終更新日:2025/11/26

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元となった辞書の項目

ago

副詞

《期間を表す語の後に用いて》(今から)…前に / 《longの後に用いて》以前に

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解説

副詞 “ago” の徹底解説


1. 基本情報と概要

単語: ago

品詞: 副詞 (Adverb)

意味 (英語): “ago” means “in the past” when measuring time from now.

意味 (日本語): 「~前に」という意味を持つ英語の副詞です。現在を基準に、過去のある時点までの時間の距離を表します。たとえば、「2年前に」や「3時間前に」のように使います。日常会話ではとてもよく登場し、「過去の出来事がどれくらい前か」を示すときに使われる、シンプルで便利な単語です。


  • CEFR レベル: A1(超初心者)


    • 基本的な日常会話や時制表現でよく登場するため、初級レベルからよく学習されます。


活用形

「ago」は副詞なので、動詞のような活用はありません。名詞や形容詞など、他の品詞としては通常使われません。


2. 語構成と詳細な意味

ago は短い単語で、接頭語・接尾語などはありません。


  • 語源は古英語の “agone” などに遡る(詳細は後述)。

関連する表現・派生語

「ago」自体は他の品詞に派生しませんが、以下のような表現とよく組み合わせて使います。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. a few minutes ago


    • (数分前に)


  2. a couple of days ago


    • (2、3日前に)


  3. many years ago


    • (何年も前に)


  4. long ago


    • (ずっと昔に)


  5. not long ago


    • (さほど昔ではないが、少し前に)


  6. ages ago


    • (ずっと昔に、すごく前に)


  7. some time ago


    • (少し前に)


  8. five minutes ago


    • (5分前に)


  9. a short while ago


    • (ちょっと前に)


  10. ages and ages ago


    • (遥か昔に)



3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “agone” や “agon” に由来し、“gone” (過去に行ってしまった) というニュアンスが残っています。

  • 歴史的には “ago” は「経過した」という感覚を表しており、英語において確立された過去基点表現として機能しています。

  • ニュアンス: “ago” は「今からどれくらい前」を伝える、シンプルかつ直接的な副詞です。あまり感情的な響きはなく、フォーマルでもカジュアルでも同じように使われます。日常会話からビジネス、学術的な文章まで、幅広い場面で利用できます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 基本的な構文: time expression + ago


    • 例: “three days ago” “a week ago”


  2. 使用シーン


    • 会話(カジュアル・フォーマルともに使用可)

    • 文書(ビジネス文書や報告の場合も問題なく使える)


  3. 注意ポイント


    • 「ago」単体ではなく、必ず時間を表す単語やフレーズのあとに置かれます。

    • 「before」などの他の過去表現と混同しがちですが、「ago」は常に「今を基準とした」「~前」を示す点が特徴です。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. I saw him two hours ago.


    • 彼に2時間前に会いました。


  2. My phone rang a minute ago.


    • 1分前に電話が鳴りました。


  3. We finished dinner just a while ago.


    • ついさっき夕食を終えたところです。


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. I sent you the report an hour ago. Could you check it?


    • 1時間前にレポートをお送りしました。ご確認いただけますか?


  2. The meeting started 30 minutes ago. Please join as soon as possible.


    • 会議は30分前に始まりました。急いで参加してください。


  3. The client called a few minutes ago to reschedule.


    • クライアントが数分前に電話をしてきて、スケジュール変更をお願いされました。


(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. The study was published two months ago in a leading journal.


    • その研究は2か月前に主要な学術誌で発表されました。


  2. Our team discovered this phenomenon a decade ago.


    • 私たちのチームはこの現象を10年前に発見しました。


  3. It was only a short time ago that this theory was widely accepted.


    • この理論が広く受け入れられるようになったのは、ほんの少し前のことです。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. (~time) before


    • 「前に」という意味ですが、「ago」とは異なり “before” は基準時が文脈によって変化します。必ずしも「今」を基準にはしません。


  2. previously


    • 「以前に」という意味で、少しフォーマル寄り。比較的一般的に使われますが、過去に起こった出来事を文脈で説明する時に多用されます。


  3. earlier


    • 「先ほど」や「もう少し前に」。相対的に「前」という意味を伝えます。


反意語

“ago” のはっきりとした反意語はありませんが、時間の前後関係を示す表現としては “from now” や “later” などが対照的に使われます。


  • 例: “three days later” (3日後) “three days from now” (今から3日後)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /əˈɡoʊ/ (アメリカ英語), /əˈɡəʊ/ (イギリス英語)

  • アクセント: 「a-GO」の第二音節(GO)の部分にアクセントがあります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: /əˈɡoʊ/ (ゴウという音)

    • イギリス英語: /əˈɡəʊ/ (ガウあるいはゴウに近い音)


よくある発音ミス


  • ag-go など、最初の a にアクセントを置いてしまう誤りがあるので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. “ago” と “before” の混同


    • “ago” は「今からどれくらい前」を指すときに使います。一方 “before” は文脈によって基準時間が異なります。


  2. スペルミス


    • 「aggo」「agao」などと綴るミスが時々見られます。短い単語ですが注意が必要です。


  3. TOEIC・英検などの出題傾向


    • 「時制」や「過去の出来事」を問う問題に頻出。例文の空所補充や選択問題で誤りやすい項目です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “a-GO” = “GO in the past”


    • 「行ってしまった過去」をイメージすると覚えやすいかもしれません。


  • 「go」という単語が入っているように見えるので、文字通り「去った時間」を表すと捉えると理解しやすいです。

短い単語ですが、会話で頻繁に登場するため、ぜひ何度も音読し、日常生活の中で「〇分前」「〇日前」を意識して使い、慣れていきましょう。


以上が副詞 “ago” の詳細解説です。ぜひ会話や文章で積極的に使ってみてください!

意味のイメージ
ago
意味(1)

《期間を表す語[句]の後に用いて》(今から)…前に

意味(2)

《longの後に用いて》以前に

英和例文問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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