若い,幼い,年の行かない / 年下のほうの / 若々しい,青年らしい(youthful),元気な(vigorous) / 新興の,(歴史の)新しい(new);(季節・時間などの)まだ早い(early);新鮮な,生き生きした / 経験の浅い,未熟な;(…に)不慣れな《+in(at)+名》 / 《通例 the young》《集合的に》若い人たち / 《集合的に》《単数・複数扱い》(動物・鳥の)子,ひな
young
若い,幼い,年の行かない / 年下のほうの / 若々しい,青年らしい(youthful),元気な(vigorous) / 新興の,(歴史の)新しい(new);(季節・時間などの)まだ早い(early);新鮮な,生き生きした / 経験の浅い,未熟な;(…に)不慣れな《+in(at)+名》 / 《通例 the young》《集合的に》若い人たち / 《集合的に》《単数・複数扱い》(動物・鳥の)子,ひな
1. 基本情報と概要
young は “若い” を意味する形容詞(Adjective)です。
英語では “young” 、日本語では「若い」のニュアンスを持ちます。「年齢が低い」「まだ幼い・未成熟」「これから成長する可能性がある」など、人や動物、物事や組織でも比較的新しいものを指すときに使います。
- 品詞: 形容詞 (Adjective)
- 活用形: 形容詞のため基本的に変化はありません。(比較級: younger, 最上級: youngest)
- 他品詞例: 名詞で “the young” と言えば「若者たち」という意味でも使われます。
CEFRレベル: A1(超初心者)
→ とても基本的な単語で、初歩的なコミュニケーションの中でよく登場します。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- young は特に接頭語や接尾語を伴わない、語幹そのものの形容詞です。
派生語や関連表現
- younger: “young” の比較級 → 「より若い」
- youngest: “young” の最上級 → 「最も若い」
- youth (名詞): 若さ、若い時期
- youthful (形容詞): 若々しい
よく使われるコロケーション(10個)
- young people(若い人々)
- young man/woman(若い男性/女性)
- young age(若い年齢)
- in one’s young days(若い頃に)
- young generation(若い世代)
- too young to ~(~するには若すぎる)
- the young and the old(若者と年長者)
- stay young(若さを保つ・若くいる)
- young team(若いチーム/新しいチーム)
- feel young(若々しく感じる)
3. 語源とニュアンス
“young” は古英語の “geong” に由来し、さらにゲルマン祖語にさかのぼると考えられています。古くから「小さい、未成熟な状態」を表してきました。
- ニュアンスや感情的響き: 基本的に肯定的・ポジティブな響きを持ちますが、場合によっては「まだ経験が浅い」ことを示唆するニュアンスも含むことがあります。
- 使われる場面: 会話でも文章でも日常的に幅広く使われます。カジュアルからフォーマルまで問題なく通用しますが、文脈次第で「未熟・経験不足」というニュアンスを帯びる場合がある点に注意しましょう。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞 (Adjective): 人や物事を修飾する。補語(SVC文型)や名詞の前につけて修飾(形容詞+名詞)する形が一般的です。
- 例: “He is young.” (SVC) / “a young artist” (形容詞+名詞)
- 例: “He is young.” (SVC) / “a young artist” (形容詞+名詞)
- 可算・不可算の区別は形容詞なのでありません。
- “young” が名詞として使われる場合は、定冠詞 “the” がついて “the young” となり、「若者たち」を指す集合名詞となります。
イディオム/構文の例
- young at heart: 年齢に関係なく「心が若い」、気持ちが若々しい
- not getting any younger: (年齢を重ねて)若返るわけではない、早めに決断・行動しないといけない時に使う表現
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I was so young when I first visited Tokyo.”
(初めて東京に行ったとき、私は本当に若かったんです。) - “My parents say I’m too young to drive.”
(両親は、私には運転するにはまだ若すぎると言っています。) - “You look so young for your age!”
(年齢の割にすごく若く見えますね!)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company is looking for young talent with fresh ideas.”
(当社では新しいアイデアを持った若い人材を探しています。) - “She’s quite young, but she’s already leading a major project.”
(彼女はとても若いですが、すでに大規模プロジェクトを率いています。) - “The team is mostly young, so they adapt well to new technologies.”
(チームは若いメンバーが多いので、新しい技術に柔軟に対応できます。)
学術的な文脈での例文
- “Young organisms often have higher rates of cell division.”
(若い生物には、しばしばより高い細胞分裂率があります。) - “Recent research focuses on the cognitive development of young children.”
(最近の研究では、幼児の認知発達に焦点が当てられています。) - “Young academics bring a fresh perspective to traditional research fields.”
(若手研究者は伝統的な研究分野に新しい視点をもたらします。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- juvenile(少年少女の、若い)
- 法律や犯罪などの文脈で「未成年」を表すときに多用されます。「子どもっぽい」という少しネガティブなニュアンスを持つこともあります。
- 法律や犯罪などの文脈で「未成年」を表すときに多用されます。「子どもっぽい」という少しネガティブなニュアンスを持つこともあります。
- youthful(若々しい)
- 「元気があり活気にあふれた」イメージを強調する形容詞です。
- 「元気があり活気にあふれた」イメージを強調する形容詞です。
- adolescent(思春期の)
- 思春期に限定的なニュアンスで、年齢範囲が若干狭いです。
反意語
- old(古い、年老いた)
- 最も直接的な対義語。「年齢が高い」「昔からある」といった意味を表すときに使われます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /jʌŋ/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはなく、/jʌŋ/ と発音します。
- 単語全体をはっきりと発音するのがコツです。特に語末の “ng” の部分が /ŋ/ になる点に注意しましょう。
- 間違えやすい発音: “yung” とスペルを誤って書いてしまう、あるいは “y-ong” と誤読して /jɔːŋ/ のように伸ばしてしまう場合がありますが、正しい母音は /ʌ/ です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “yong” や “yuong” と書いてしまうミスに注意。
- 混同されやすい単語: “long”(長い)と視覚的に似ているため要注意。文脈で全く意味合いが変わります。
- 試験対策(TOEIC・英検など): 基本語彙なので初級レベルで登場します。“younger than~” など比較級の使い方、および名詞 “the young” としての意味を問われることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 単語中の “y” のイメージで “youth” や “yesterday” と関連づけると覚えやすいかもしれません。
- “長い(long)” の反対に “若い(young)” とももとれますが、スペルの違いをしっかり意識して区別してください。
- 「若さ=これから伸びる可能性がいっぱい」 というポジティブな印象で覚えると、語感が定着しやすいでしょう。
以上が “young” の詳細解説です。普段の会話でも、文章でも、幅広く使われるとても基本的な形容詞なので、ぜひ積極的に使ってみてください。若々しい印象やエネルギーを伝えるキーワードとしても活用できます。
若い,幼い,年の行かない
年下のほうの
若々しい,青年らしい(youthful),元気な(vigorous)
新興の,(歴史の)新しい(new);(季節・時間などの)まだ早い(early);新鮮な,生き生きした
経験の浅い,未熟な;(…に)不慣れな《+in(at)+名》
《通例 the young》《集合的に》若い人たち
《集合的に》《単数・複数扱い》(動物・鳥の)子,ひな