最終更新日:2025/10/17
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元となった辞書の項目

we

代名詞

私たちは

このボタンはなに?

今日は私たちは公園に行く予定だ。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: we

品詞: 代名詞 (主格・主語として用いられる一人称複数代名詞)

意味


  • 英語: we = the word used by a speaker to refer to himself or herself and one or more other people (i.e., first-person plural pronoun)

  • 日本語: 「私たち」という意味で、自分も含めた複数の人を指します。たとえば自分と友達、自分と家族などを一括して指す時に使われる表現です。フォーマル・カジュアルを問わず、日常的に非常によく使われる単語です。

活用形

代名詞なので、活用形は変化しませんが、所有格や目的格があります。


  • 主格:we

  • 目的格:us

  • 所有格形容詞:our

  • 所有代名詞:ours

  • 再帰代名詞:ourselves

例)「私たちは(we)」「私たちを(us)」「私たちの(our)」「私たちのもの(ours)」など。

他の品詞形


  • 代名詞以外の品詞には変化しませんが、派生的に「we’s」というような省略形はありません。(英語では一般には用いられない形です)

CEFRレベル目安


  • A1(超初心者)レベル:日常的に最初に学ぶ代名詞のひとつです。


2. 語構成と詳細な意味

「we」は接頭語・接尾語がつく単語ではありません。

語幹そのものが「we」であり、英語の最も基本的な代名詞の一つです。

関連語や派生語


  • us(目的格)

  • our(所有格形容詞)

  • ours(所有代名詞)

  • ourselves(再帰代名詞)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. We are ready.(私たちは準備ができています)

  2. We can do it.(私たちはそれをやり遂げられます)

  3. We should go.(私たちは行くべきです)

  4. We want to help.(私たちは助けたいです)

  5. We have a problem.(私たちは問題を抱えています)

  6. We need to talk.(私たちは話し合う必要があります)

  7. We must keep going.(私たちは進み続けなければなりません)

  8. We believe in you.(私たちはあなたを信じています)

  9. We made it!(私たちはやり遂げました!)

  10. We’ll see.(様子を見ましょう)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の“wē”から来ており、さらにさかのぼるとゲルマン祖語(Proto-Germanic)の*we-系統と考えられています。

  • 歴史的な使われ方: ずっと「自分を含む複数人」を指す形として継続して使われてきました。

  • ニュアンス:


    • Inclusive(包括的) なイメージがあり、自分以外の特定の相手や集団を一緒に表すときに使われます。

    • Royal We(王室での「朕」など)としても有名ですが、ちょっと古風あるいはフォーマルな響きを持ちます(王やエディターが自分を示すときに “we” を使う用法)。


  • 使用場面:


    • 口語・文章、どちらでも非常に頻繁に使えます。

    • 親しい仲間内からフォーマルな会議の場でも幅広く使われる代表的な代名詞です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 代名詞(主格): 英語の文では主語として使われます。


    • 例: “We are going to the park.”(私たちは公園へ行きます)


  • 可算・不可算: 名詞ではないのでこの区別はありません。

  • 他動詞・自動詞の使い分け: 動詞ではないため該当しません。

よく出る構文・イディオム


  1. We’re in this together. (一緒に頑張ろう、一蓮托生だ)

  2. We’ll cross that bridge when we come to it. (そのときになったら考えよう)

  3. We have to stick together. (私たちは団結しないといけません)


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “We just got back from the store. Did you need anything else?”

    (私たちはちょうどお店から戻ったところだよ。何か他にいる?)

  2. “We planned a surprise party for her.”

    (私たちは彼女のためにサプライズパーティーを計画したんだ。)

  3. “We’re thinking about going to the beach this weekend.”

    (私たちは今週末にビーチに行こうかと思ってるよ。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We appreciate your feedback and will take it into consideration.”

    (私たちはあなたのフィードバックに感謝し、それを考慮に入れます。)

  2. “We need to finalize the contract by the end of the week.”

    (私たちは今週末までに契約をまとめる必要があります。)

  3. “We are currently reviewing the proposal you sent.”

    (私たちは現在、あなたの送ってくれた提案を検討しています。)

学術的な文脈(3つ)


  1. “We hypothesize that the results will confirm our theory.”

    (私たちはその結果が私たちの理論を裏付けると仮定しています。)

  2. “We conducted a series of experiments to test this hypothesis.”

    (私たちはこの仮説を検証するために一連の実験を行いました。)

  3. “We concluded that further research is necessary.”

    (私たちはさらに研究が必要だという結論に至りました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語: 直接的な類義語はほとんどありません。しかし使い分けとして、「you and I(あなたと私)」を使うときは、「自分と相手を特別に区別する」ニュアンスが出ます。一方で「we」は「自分と相手を同じ集団としてひとつにまとめる」ニュアンスです。

  • 反意語: 代名詞としては “they” (彼ら・彼女ら、それら) が最も対照的に使われます。


    • 例) “We planned the event.” vs. “They planned the event.” (「私たちが企画した」 vs. 「彼らが企画した」)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /wiː/

  • アクセント: 1音節なので特にアクセント位置はありません。[we]と発音し、語末の「e」をしっかり長めに伸ばすイメージです。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: 発音にほとんど差はなく、両方とも /wiː/ です。

  • よくある発音ミス: “wee (小さい)” のように、曖昧な音で発音したり、口をあまり開かずに「ウィー」ではなく「ウィ」と短く発音するケースがありますが、口をしっかり横に引いて「ウィー」とのばします。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “wee” (小さい, スコットランドの方言) や “whe” (存在しない単語) と書いてしまうミス。

  • 混同: “we’re(we are)” と “were” や “where” は音が似ているためスペルを混同しがち。

  • 試験対策: TOEICや英検での難易度は低いですが、リスニングで “We’re” と “Were” の聞き分けが問われることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “We”は“W”と“E”: 人と人が一緒に並んだイメージで覚えると受け取りやすいかもしれません (Wの形が複数の人を表すイメージ)。

  • モチベーションフレーズ: “We can do it!” という有名フレーズから覚えると、使い方がイメージしやすくなります。

  • スペリングのポイント: シンプルな2文字。 “We”と言えば「私たち」であると素早く結びつけられるよう、音読時などにしっかりと1音節で発音練習すると覚えやすいです。


以上が「we」の詳細な解説です。自分を含む複数を表す便利な代名詞なので、日常会話や書き言葉でぜひ繰り返し使ってみてください。

意味のイメージ
we
意味(1)

私たちは(が),われわれは(が)

意味(2)

《総称的に》人は,われわれは

意味(3)

《論説・評論などで I の代りに用いて》私たちは,吾人(ごじん)は,筆者は

意味(4)

《子供・病人などに対して,you の代りに養いて》あなたは

意味(5)

《君主が公式の場でI の代りに用いて》余は

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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