最終更新日:2025/10/07

泳ぐ,水泳をする / (水上・空中などに)浮かぶ / (水などの液体で)いっぱいになる,あふれる《+with+名》・(…に)浸る《+in+名》 / 〈物ず〉ぐるぐる回るように見える;〈頭などが〉くらくらする / 〈河など〉‘を'泳いで渡る,〈ある距離〉‘を'泳ぐ /《副詞[句]を伴って》〈人など〉‘を'泳がせる;〈船〉‘を'浮かせる

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

swim

動詞

泳ぐ,水泳をする / (水上・空中などに)浮かぶ / (水などの液体で)いっぱいになる,あふれる《+with+名》・(…に)浸る《+in+名》 / 〈物ず〉ぐるぐる回るように見える;〈頭などが〉くらくらする / 〈河など〉‘を'泳いで渡る,〈ある距離〉‘を'泳ぐ /《副詞[句]を伴って》〈人など〉‘を'泳がせる;〈船〉‘を'浮かせる

このボタンはなに?

私は海で泳ぐのが大好きです。

このボタンはなに?
解説

以下では、英単語 swim について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: swim

品詞: 動詞 (主に自動詞として使われるが、他動詞としても使用可)

活用形:


  • 原形: swim

  • 過去形: swam

  • 過去分詞: swum

  • 現在分詞・動名詞: swimming

他の品詞形:


  • 名詞形: swim(「ひと泳ぎ」という意味で、可算名詞として用いられる場合がある)、例: “I had a quick swim.”

  • 形容詞形: swimming(あまり一般的ではないが、”swimming costume”のように形容詞的に用いられるケースがある)

概要:


  • 英語での意味: “to move through water by using the arms, legs, fins, etc.”

  • 日本語での意味: 「泳ぐ」

  • 「水の中で手足や体を使って移動する」というイメージの単語で、日常会話からビジネス・スポーツの文脈まで幅広く登場します。

CEFRレベルの目安: A1(超初心者)


  • 「泳ぐ」という最も基本的な動作を表す単語のひとつです。英語学習の初期段階から頻繁に見聞きします。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • swim は比較的短い単語で、はっきりした接頭語や接尾語は含まれません。

  • 語幹: swim

詳細な意味


  1. (自動詞) 水中で泳ぐ

    例: “She can swim very fast.”(彼女はとても速く泳げる)

  2. (他動詞) ~を泳いで渡る・泳いで行く

    例: “They swam the river.”(彼らは川を泳いで渡った)

  3. (比喩的表現) 目がくらむ、景色などがゆらゆら見える(状態)

    例: “His head was swimming after spinning around.”(ぐるぐる回ったあと、彼は目が回っていた)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. swim in the ocean – 海で泳ぐ

  2. swim across the lake – 湖を泳いで渡る

  3. swim underwater – 水中を泳ぐ

  4. go for a swim – ひと泳ぎしに行く

  5. learn to swim – 泳ぎ方を習う

  6. swim regularly – 定期的に泳ぐ

  7. swim back and forth – 往復泳ぐ

  8. swim the entire distance – 全行程を泳ぐ

  9. swim with dolphins – イルカと泳ぐ

  10. swim against the current – 流れに逆らって泳ぐ


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “swimman” に由来するとされ、さらにゲルマン語派にまで遡ることができます。意味としては昔から「浮く」「泳ぐ」というモーションや動きを示していました。

ニュアンス


  • 水中で体を動かして移動する、基本的で直接的な意味の単語です。

  • カジュアルな日常会話でもよく使われますが、競泳などのフォーマルなスポーツ文脈でも使えるため、幅広いシチュエーションに適しています。

  • まれに比喩的に「目が回る」「頭がクラクラする」という文脈にも登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 自動詞としての用法


    • 例: “I swim every morning.” (私は毎朝泳ぎます)

    • 主語 + swim + 副詞(句) の形が多いです。


  2. 他動詞としての用法


    • 例: “They swam the channel.” (彼らは海峡を泳いで渡った)

    • 「泳いで(目的地を)渡る」といった、直接目的語を取る形。


  3. スイム + 前置詞


    • 例: “swim in the pool,” “swim across the lake” のように前置詞句を伴って、場所や方向を表現する。


  4. 口語/カジュアル: “I’m gonna go swim now.” (ちょっと泳いでくるよ)


  5. フォーマル/ビジネス・スポーツ文脈: “He is training to swim across the English Channel.” (彼はイギリス海峡を泳いで渡るトレーニングをしています)



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Do you want to go for a swim this afternoon?”

    (今日の午後、泳ぎに行かない?)

  2. “I can’t swim without my goggles.”

    (ゴーグルがないと泳げないな。)

  3. “She usually swims at the local pool on weekends.”

    (彼女は週末によく地元のプールで泳ぎます。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company organizes a charity swim every summer.”

    (当社は毎年夏にチャリティーの水泳イベントを企画しています。)

  2. “He used the swimming competition as a team-building exercise.”

    (彼はチームビルディングの一環として水泳大会を活用しました。)

  3. “We should plan a relaxing swim session during the conference break.”

    (会議の休憩時間にリラックスできる水泳の時間を設けるべきですね。)

(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “Studies show that swimming regularly can improve cardiovascular health.”

    (定期的な水泳は心血管系の健康を改善するという研究結果があります。)

  2. “The participants were instructed to swim for thirty minutes each day.”

    (参加者は毎日30分泳ぐように指示されました。)

  3. “Observing the swimming patterns of dolphins can provide insights into their social behavior.”

    (イルカの泳ぎのパターンを観察すると、彼らの社会的行動についての知見が得られます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (近い意味)


  1. float(浮く)


    • “float” は水に体を任せて浮かぶニュアンス。泳ぐために手足を動かすイメージではない。


  2. paddle(パドルでこぐ / 手足をバタバタさせるように泳ぐ)


    • 「浅瀬で足を運ぶように水遊びする」というニュアンスや、「犬かき」のようにバタバタ動く様子を表す。


  3. wade(浅い水辺を歩く)


    • 泳ぐほど深くはない場所を、歩いて渡るイメージ。


反意語


  • sink(沈む)


    • 「水の中に沈む」という意味で “swim” の真逆の動き。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /swɪm/

  • アメリカ英語 (AE)イギリス英語 (BE) ともに大きな違いはなく、ほぼ同じ音です。

  • 強勢(アクセント)は 1 音節しかないため、単語全体をひとまとまりで発音します。

  • よくある間違い: “swim” の /ɪ/ の音が /iː/(⟨ee⟩ のような長音)になってしまうこと。正しくは短い「イ」と発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “swim” は「swiim」「swem」といった誤りがないように。

  2. 活用形の混乱: 過去形 “swam” /swæm/(アメリカ英語ならカタカナ発音で「スワム」)と過去分詞 “swum” /swʌm/(「スワム」)の区別に注意。

  3. 同音異義語ではないが “slim” (ほっそりした) などと似たスペリングの単語と混同しないよう注意。

  4. 英検やTOEICなどでは、動詞の活用問題や語彙問題で、「swam」「swum」といった形を問われることがある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “swim” の “w” は水 (water) の頭文字 “w” と同じなので、水の中で動くイメージに関連づけて覚えると良いかもしれません。

  • 活用(swim - swam - swum)は歌やリズムに乗せて覚えると間違いが減ります。例: “Sing, sang, sung” のように似た動詞活用とセットで覚えると効果的です。


以上が “swim” の詳細解説です。日常の基本動作である「泳ぐ」という動詞なので、覚える機会も多いと思います。活用形をしっかり押さえて、自信をもって使ってみてください。

意味のイメージ
swim
意味(1)

泳ぐ,水泳をする

意味(2)

(水上・空中などに)浮かぶ

意味(3)

(水などの易体で)いっぱいになる,あふれる《+with+名》・(…に)浸る《+in+名》

意味(4)

〈物ず〉ぐるぐる回るように見える;〈頭などが〉くらくらする

意味(5)

〈河など〉‘を'泳いで渡る,〈ある距離〉‘を'泳ぐ

意味(6)

《副詞[句]を伴って》〈人など〉‘を'泳がせる;〈船〉‘を'浮かせる

意味(7)

泳ぐこと,

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★