最終更新日:2025/10/09
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元となった辞書の項目

May

名詞

『5月』

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: May

品詞: 名詞 (固有名詞)

意味 (英語): The fifth month of the year.

意味 (日本語): 1年の5番目の月、つまり「5月」を指します。

「May」は月の名前なので、カジュアル・フォーマル問わず、日付や日程を伝える際によく使われる単語です。暦に関する基本的な語として、学習初期から頻繁に目にする機会があります。


  • 活用形: 固有名詞なので通常は変化しません。


    • ※ 一般的に複数形はありませんが、詩的表現や特別な文脈では “Mays” とする場合も稀に見られます。


  • 他の品詞: 「may」という助動詞(~かもしれない)も存在しますが、これは品詞が異なるため注意してください。


  • CEFRレベル: A1(超初心者)

    月の名前は初期学習の段階で習う単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 「May」はラテン語の「Maius」から直接派生した英語の月名で、語幹・接頭語・接尾語といった明示的な構成要素はありません。

  • 派生語や類縁語:


    • “May Day” (名詞) : 5月1日(メーデー)

    • “Maytime” (名詞) : 5月、または春の終わり頃


  • コロケーションや関連フレーズ(10個):


    1. “May Day” - (メーデー、5月1日)

    2. “May flowers” - (5月の花々)

    3. “May holiday” - (5月の休日; イギリスの祝日の一つ)

    4. “May queen” - (祭りで選ばれる「メイ・クイーン」)

    5. “Maypole dance” - (メイポールダンス; 5月祭の踊り)

    6. “May bank holiday” - (イギリスの5月バンクホリデー)

    7. “early May” - (5月の初め)

    8. “late May” - (5月の終わり)

    9. “May sunshine” - (5月の陽光)

    10. “May checklist” - (5月にやるべきことリスト)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • ラテン語の「Maius」から来ており、ローマ神話の女神マイア (Maia) に由来すると言われています。

    • 英語では古英語の「Maius」→中英語の「Mai」経由で「May」となりました。


  • ニュアンス・使用上の注意:


    • 「May」は月の名前として広く使われ、フォーマル、カジュアルを問わず日時の表現で欠かせない単語です。

    • 文中や会話で使う際は、「May (5月)」と「may (~かもしれないという助動詞)」のスペルと発音が同じであるため、文脈から判断する必要があります。

    • 文章寄り・口語寄り、どちらでも自然に登場する単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞:


    • 固有名詞なので冠詞 (the/a) は不要です。ただし、特定の日付と組み合わさる場合には “May 10th” のように使います。

    • 可算・不可算の区別はなく、通常は単数形として扱われます。


  • 一般的な構文・イディオム例:


    • “May day celebrations”

    • “the last day of May”

    • “In May, we usually have mild weather.” (5月にはたいてい穏やかな天気になります)


  • フォーマル/カジュアル:


    • 月名としての使用なので、どちらの文脈でも違和感なく使われます。



5. 実例と例文

日常会話


  1. “I’m planning a trip in May.”

    (5月に旅行を計画しているんだ。)


  2. “My birthday is in May, so let’s have a party!”

    (私の誕生日は5月だから、パーティーをしようよ!)


  3. “May usually brings warmer weather.”

    (5月は大抵、より暖かい天気をもたらしてくれるね。)


ビジネス


  1. “Our annual conference is scheduled for May.”

    (私たちの年次会議は5月に予定されています。)


  2. “The report will be published at the end of May.”

    (報告書は5月末に発行されます。)


  3. “We have a major product launch in May, so we need to finalize the marketing plan.”

    (5月に大規模な製品発表があるので、マーケティング計画を確定しなければなりません。)


学術的な文脈


  1. “The study examines climate changes observed in May over the past decade.”

    (この研究では、過去10年間にわたって5月に観測された気候変動について検証します。)


  2. “The survey was conducted in May to capture the seasonal variation.”

    (季節的な変動を捉えるために、調査は5月に実施されました。)


  3. “These historical weather patterns indicate that May tends to be drier in this region.”

    (これらの過去の天候パターンは、この地域において5月が比較的乾燥しがちであることを示しています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語: 正確には「5月」にほぼ同じ意味をもつ英語はありませんが、下記のような表現が置き換えられる場合があります。


    • “the fifth month”(5番目の月)※実用的ではありませんが、説明的な言い換え。


  • 反意語: 「May (5月)」自体に反意語はありません。

    月名としては他の月名と対比されるだけで、直接の反対語は存在しないと考えてよいでしょう。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /meɪ/

  • 強勢(アクセント):


    • 英語では一音節のため、「メイ」にストレスが自然に置かれます。


  • アメリカ英語とイギリス英語:


    • 両者とも /meɪ/ と発音し、明確な違いはほとんどありません。


  • よくある発音の間違い:


    • 短く「メァ」と濁ってしまう。正しくははっきり「メイ」です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • 月名なので最初の文字を必ず大文字にする “May”。小文字の “may” は助動詞なので意味が異なります。


  • 同音異義語: “may” (助動詞; ~かもしれない) と綴り・発音が同じですが、文脈で使い分けましょう。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検でも、日付やスケジュールに関するリスニングや読解で頻繁に出題されます。最初の文字の大文字表記がポイントになることもあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 新緑が広がり、花が咲き始める季節という印象で覚えると “May = 5月” が頭に残りやすいです。

  • 覚え方: 英語の月名はすべて大文字で始めるルールを学んだ上で 5月は “May” とシンプルに書けるので覚えやすいでしょう。

  • 勉強テクニック: 月の名前を順番に歌やリズムで覚える際は “April, May, June...” と繰り返して慣れましょう。


以上が名詞としての “May” の解説です。「5月」という意味を押さえたうえで、助動詞 “may” との違いには注意してください。気軽に使える語ですが、月名なので必ず頭文字を大文字にしましょう。

意味のイメージ
May
意味(1)

5月

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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