元となった辞書の項目
girlfriend
解説
名詞 “girlfriend” の徹底解説
1. 基本情報と概要
英語: girlfriend
日本語: ガールフレンド(女性の恋人、または女性の友人を指すこともある)
品詞: 名詞 (countable noun: 複数形は “girlfriends”)
意味の説明
- 恋愛関係のある女性パートナーを指す場合に使われます。日本語では「彼女」という意味合いがもっとも一般的です。「親しい女性の恋人」というニュアンスです。
- 場合によっては単に「女性の友人」を指すこともあります。特に女性同士で「I went shopping with my girlfriends.(女友達と買い物に行ったの)」のように使います。
「girlfriend」という単語は「女性の恋人」という恋愛のニュアンスが基本的に強いですが、会話の文脈によっては「女性の友人」という意味にもなるので注意しましょう。
活用形
- 単数形: girlfriend
- 複数形: girlfriends
他の品詞形
- 動詞・形容詞などに変化するケースは基本的にありませんが、口語的表現として「girlfriendy」(かなりスラング的であまり一般的ではない) などがSNS上で使われることがあります。
CEFRレベルの目安
- A2(初級)~ B1(中級)
- 日常的な単語なので比較的早い段階で覚えられますが、意外と文脈による使い分け(恋人なのか女友達なのか)に注意が必要です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- girl + friend: 「女の子(女性)」 + 「友人」
派生語・類縁語
- boyfriend: 男性の恋人
- girly: 女の子らしい (形容詞)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- new girlfriend(新しい彼女)
- ex-girlfriend(元カノ)
- former girlfriend(以前の彼女)
- longtime girlfriend(長年の彼女)
- long-distance girlfriend(遠距離恋愛中の彼女)
- introduce my girlfriend(彼女を紹介する)
- girlfriend material(彼女にふさわしい相手)
- spend time with my girlfriend(彼女と過ごす)
- my girlfriend’s parents(彼女の両親)
- go out with my girlfriends(女友達と外出する)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「girlfriend」は19世紀ごろには「女性の友人」というニュアンスで使われていました。20世紀に入ると「女性の恋人」の意味が定着し、現在では「恋人」としての用法が主流になっています。
使用上の注意
- 恋愛の文脈で使う場合は「(恋愛関係の)彼女」を意味し、カジュアルな響きがあります。
- 女性同士が「girlfriends」と複数形を使うと、「女友達」という意味で日常会話に多用されます。
- フォーマルな文面では「partner」や「significant other」と言い換えるケースもあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: a girlfriend / two girlfriends
- 所有格と共に使う: my girlfriend, his girlfriend, her girlfriend
- 恋愛対象を示すときは文脈から自然と伝わるため、特別な前置詞は必要ありません。
- カジュアルな場面で最もよく使われ、フォーマルな文章では少しカジュアルに聞こえる可能性があります。
一般的な構文・イディオム例
- “I have a girlfriend.”(彼女がいる)
- “She’s my girlfriend.”(彼女は僕の彼女です)
- “He introduced his girlfriend to us.”(彼は彼女を私たちに紹介した)
5. 実例と例文
① 日常会話での例文(3文)
- “I’m going to the movies with my girlfriend tonight.”
- (今夜彼女と映画に行くんだ。)
- (今夜彼女と映画に行くんだ。)
- “Do you have a girlfriend yet?”
- (もう彼女はできたの?)
- (もう彼女はできたの?)
- “I was chatting with my girlfriends about our holiday plans.”
- (女友達と休暇の計画についておしゃべりしてたよ。)
② ビジネスシーン(3文)
- “He mentioned his girlfriend during the company dinner.”
- (彼は会社の食事会で彼女の話をしていました。)
- (彼は会社の食事会で彼女の話をしていました。)
- “My colleague’s girlfriend works in the same building.”
- (同僚の彼女は同じビルで働いています。)
- (同僚の彼女は同じビルで働いています。)
- “I prefer not to discuss my personal life, including my girlfriend, in the workplace.”
- (職場では私生活、特に彼女についての話はしたくないです。)
③ 学術的・フォーマルな文脈(3文)
- “The survey examined participants’ satisfaction levels with their girlfriend or boyfriend.”
- (その調査では、参加者の彼女・彼氏に対する満足度を調べました。)
- (その調査では、参加者の彼女・彼氏に対する満足度を調べました。)
- “In sociological studies, the term ‘girlfriend’ can encompass both romantic and platonic female relationships.”
- (社会学研究では、“girlfriend”という用語は恋愛関係や友人関係の両方を指しうるとされています。)
- (社会学研究では、“girlfriend”という用語は恋愛関係や友人関係の両方を指しうるとされています。)
- “When referencing individuals’ support systems, a girlfriend can be considered a primary source of emotional support.”
- (個人のサポート体制を論じる際、彼女は重要な精神的支援源とみなされることがあります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- partner(パートナー)
- 「相手」という意味で、性別を問わず使えるよりフォーマルな表現。
- 「相手」という意味で、性別を問わず使えるよりフォーマルな表現。
- companion(伴侶・同伴者)
- より広い意味で、一緒にいる相手を表す。恋愛関係にも友人関係にも使われる。
- より広い意味で、一緒にいる相手を表す。恋愛関係にも友人関係にも使われる。
- significant other(大切な人)
- 恋愛関係や既婚関係において相手を指すより包括的なフォーマル表現。
- 恋愛関係や既婚関係において相手を指すより包括的なフォーマル表現。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、性別を反転した “boyfriend” は対になる言葉です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- アメリカ英語: /ˈɡɝːl.frɛnd/
- イギリス英語: /ˈɡɜːl.frɛnd/
- アメリカ英語: /ˈɡɝːl.frɛnd/
アクセント: 最初の “girl” の部分に強勢があります(GIRL-friend)。
よくある間違いとして “gir(l)-” の “r” の発音が難しいことがあります。口をあまり開きすぎず、アメリカ英語ではしっかり “r” の音を入れるように注意する必要があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「girl」の部分を “gril” などと間違えないようにしましょう。
- 同音異義語との混同: 特になし。ただし “girlfriend” と “boyfriend” がごっちゃにならないように注意。
- 試験対策: TOEICや英検のリスニングやリーディングなど日常的な文脈で出てきます。会話文の中での所有格(my, his, her など)との取り合わせには慣れておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- スペリング: 「girl + friend」でできているので、すでに知っている単語2つを組み合わせたと覚えると定着しやすいです。
- イメージ: 「ガールとフレンドが合わさってできた『彼女・女友達』」。直訳からイメージが湧きやすい単語なので、すぐに使えるようになります。
- 日常生活で “my girlfriend” を使うときには相手との親密さを連想すると印象に残るでしょう。
以上が名詞 “girlfriend” の詳細な解説です。恋愛シーンだけでなく、女性同士の「女友達」を表すときにも使われることを覚えておくと便利です。ぜひ日常会話や英作文で実際に使ってみましょう。
意味のイメージ
意味(1)
女友だち,ガールフレンド,(女の)恋人