最終更新日:2025/10/07

《the following》(時間・順序において)『次の』,次に来る / 《the following》次に述べる,下記の / 同じ方向に動く

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元となった辞書の項目

following

形容詞

《the following》(時間・順序において)『次の』,次に来る / 《the following》次に述べる,下記の / 同じ方向に動く

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: following

品詞: 形容詞 (ただし、名詞・動詞の形もあり)

意味(英語)


  1. Coming after or next in a sequence or order.

  2. About to be mentioned or listed.

意味(日本語)


  1. 次に続く、後に来る

  2. 以下の、下記の

「following」は「次に続くもの」「これから述べるもの」を指し示すときに使われる形容詞です。何かの後にやってくる順番や、続きを示す際に幅広い場面で使われます。「次の」「下記の」と訳されることが多いです。

※CEFRレベルの目安: B1(中級)

日常会話やビジネス文書など、さまざまな場面で使われる単語ですが、英語学習の中級レベルの頃にしっかり習得しておきたい単語です。

活用形・他品詞


  • 形容詞: following

  • 動詞 (follow の現在分詞として): following 例: “I am following the instructions.”

  • 名詞: “the following” 例: “Please read the following.”

動詞 follow の一般的な活用


  • 原形: follow

  • 三人称単数現在: follows

  • 現在進行形: following

  • 過去形: followed

  • 過去分詞: followed


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: follow(従う、後についていく)

  • 接尾語: -ing(形容詞・動名詞などを作る語尾)

派生語・関連語


  • follow (動詞): 従う、ついていく

  • follower (名詞): フォロワー、従う人

  • follow-up (名詞/形容詞): 追跡調査、フォローアップ

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. following day – 「翌日」

  2. following week – 「翌週」

  3. following morning – 「翌朝」

  4. following pages – 「続くページ」

  5. following example – 「以下の例」

  6. following questions – 「次の質問」

  7. following advice – 「次のアドバイス」

  8. the following year – 「翌年」

  9. the following information – 「以下の情報」

  10. the following statements – 「以下の記述」


3. 語源とニュアンス

語源

「following」は、古英語の “folgian” (従う、追随する) に由来する “follow” に、-ing の形を付け加えた形容詞です。元々は「追従する」「後に続く」という意味合いを持ちます。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「following」は「すぐ後に続く」ニュアンスが強く、「after」「next」に近い意味ですが、文書やリストなどで「以下の」と言いたいときにも使います。

  • 主に記述的、フォーマルな文脈から日常会話まで幅広く使われます。特に説明書や文章中で「以下を参照」として使うときはフォーマルな響きがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞の用法: 名詞を修飾する位置に置かれ、「次の」「後に来る」という意味を表します。

    例: the following day, the following statement

  • 可算/不可算の区別: 「following」は形容詞なので数の扱いは基本的に関係なく、修飾対象となる名詞が可算名詞か不可算名詞かによって異なります。

  • 他動詞/自動詞: 動詞「follow」は他動詞として「〜に従う」を意味しますが、形容詞の「following」は「~に続く」という形容だけで目的語をとりません。

一般的な構文・イディオム


  1. “the following …” ⇒ 文章中でリストや補足内容を示したいときに使う


    • 例: “Please consider the following points.” (以下の点を考慮してください)


  2. “on the following day” ⇒ 「翌日に」


    • 例: “On the following day, we continued our journey.”



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Let’s meet again the following week so we can finalize our plans.”

    (計画を最終決定するために、翌週にまた会いましょう。)


  2. “I’ll call you the following day to check on your progress.”

    (翌日、進捗を確認するために電話しますね。)


  3. “We visited the museum, and on the following morning, we went to the park.”

    (美術館を訪れ、翌朝は公園に行きました。)


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Please review the following document before the meeting.”

    (会議の前に、以下の資料をご確認ください。)


  2. “We’ll finalize the contract on the following business day.”

    (翌営業日に契約を締結します。)


  3. “The project manager sent the following instructions to the team.”

    (プロジェクトマネージャーはチームに対して以下の指示を送りました。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The following results were observed in the experiment.”

    (実験では以下の結果が観察されました。)


  2. “We analyzed the following data sets to test our hypothesis.”

    (仮説を検証するために、以下のデータセットを分析しました。)


  3. “The study yielded the following conclusions on climate change.”

    (その研究は気候変動に関して以下の結論をもたらしました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “next” (次の)


    • よりカジュアル。時間や順序の「次」を指すときに広く使われます。

    • 例: “See you next day.” (やや不自然だが「翌日会おう」というニュアンス)


  2. “subsequent” (後に続く)


    • ややフォーマルで、文章で使われやすい。「後に起きる」「次に来る」の硬い表現。

    • 例: “Subsequent events proved our theory.” (その後に起きた出来事で私たちの理論が証明された)


  3. “following” と “next” の違い


    • “following” はリストなどに続くものや、公式文書の「以下の〜」に多く用いられます。

    • “next” は会話で単に時間や順序関係で「次に来るもの」を言うラフな言い方。


反意語 (Antonyms)


  • 明確な対義語はありませんが、強いて挙げるならば「preceding」(前の) が対極的な意味になります。


    • 例: “The preceding chapter discusses the background.” (前章は背景を論じている)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈfɑː.loʊ.ɪŋ/

    • イギリス英語: /ˈfɒl.əʊ.ɪŋ/


  • アクセント(強勢)の位置: 語頭の “fol-” に強勢があります(/ˈfɒl/ の部分)。


  • よくある発音の間違い:


    • アクセントを後ろにずらしてしまう。

    • “o” の音をしっかり /ɒ/ (英) や /ɑ/ (米) で発音しない。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス:「follow*e*ing」と綴ってしまう誤りがないように注意。

  2. 動詞の “follow” と混同: “following” は形容詞として名詞を修飾する使い方が多いが、進行形の動詞として使われることもある。文脈で判断が必要。

  3. TOEICや英検などの出題傾向: 文章中の「the following statements」や「the following questions」のように、文脈上これから示す情報を指し示すパターンでよく登場する。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「following」は「フォローする (follow) ことの最中のイメージ」から「すぐ後に続く」または「次に来る」ニュアンスで覚えると理解しやすいです。

  • “follow” + “-ing” という形で、「後を追いかけてきている」という感覚をイメージすると記憶に残りやすいでしょう。

  • 文法問題では「the following …」という定型表現で、これから述べる具体的な内容を示す表現として頻出なので、そこを意識して覚えるのがおすすめです。


以上が形容詞「following」の詳細解説です。ぜひリスト表記や文章中で「以下の」というときの定番表現として活用してみてください。

意味のイメージ
following
意味(1)

《the following》(時間・順序において)次の,次に来る

意味(2)

《the following》次に述べる,下記の

意味(3)

同じ方向に動く

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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