最終更新日:2025/10/05

(音楽を聴くためなどに使う)コンパクトディスク

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

CD

名詞

(音楽を聴くためなどに使う)コンパクトディスク

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: CD

品詞: 名詞 (countable noun)

英語での意味: “compact disc” の略。

日本語での意味: データや音楽を保存再生するためのディスク。

「CD」は、音楽を入れたりデータを保管するときに使われる円盤状のメディアです。円盤がコンパクトな大きさで扱いやすいことから、「コンパクトディスク」という名前がつけられました。この「CD」はかつて音楽を聴く主流の手段でしたが、現代でも一部で使われています。


  • 活用形:


    • 単数形: CD

    • 複数形: CDs


  • 他の品詞形:

    通常「CD」は名詞形のみで使われますが、形容詞として「CD-based」(CDベースの〜)などの使い方がされることがあります。


  • CEFRレベル目安: A2(初級)

    「CD」は短い略語であり、初級レベルでも頻繁に目や耳にするため、A2程度の学習者でも理解・使用が可能です。



2. 語構成と詳細な意味

「CD」は “Compact Disc” を短縮した略語です。


  • Compact: コンパクトな、小型の

  • Disc: 円盤

関連語や派生語


  • CD-ROM: 音楽だけでなくデータを読み込むためのCD。

  • CD-R: 書き込みが可能なタイプのCD。

  • CD-RW: 何度でも書き換えができるタイプのCD。

よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選


  1. CD player (CDプレーヤー)

  2. burn a CD (CDを焼く / 作成する)

  3. CD collection (CDコレクション)

  4. CD drive (CDドライブ)

  5. insert a CD (CDを挿入する)

  6. rip a CD (CDを取り込む、楽曲をデータ化する)

  7. CD shelf (CDラック/棚)

  8. CD booklet (CDケースに入っている歌詞カードや小冊子)

  9. CD single (1曲や数曲入りの短いCD)

  10. CD jacket (CDのジャケット、パッケージ)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 1970〜80年代に、ソニーやフィリップスなどの企業によって開発された音楽メディア「Compact Disc」の略称として誕生しました。それ以前はレコードプレーヤーを使用するのが一般的で、「CD」はよりコンパクトで高音質な新技術というイメージでした。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 比較的カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使える言葉です。

    • 昔は音楽を聞くメイン手段だったが、MP3やストリーミングが普及した現在では少し古めのイメージがあります。

    • デジタルより一手間かかるメディアのため、レトロ感やアナログ的な温かさを感じられる場合もあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「one CD, two CDs」のように「CDs」と複数形になります。

  • 一般的な構文例:


    • “I bought a new CD.”(新しいCDを買った)

    • “He has a huge collection of CDs.”(彼は大量のCDコレクションを持っている)


  • イディオム的表現: 基本的に「CD」自体のイディオムは少ないですが、音楽やコンピュータ関係では頻繁に登場します。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “I still enjoy listening to my favorite albums on CD.”

    (お気に入りのアルバムはまだCDで聴くのが好きなんだ。)

  2. “Could you hand me that CD on the shelf?”

    (棚の上にあるCDを取ってもらえる?)

  3. “I found an old CD of classic rock in the attic.”

    (屋根裏でクラシックロックの古いCDを見つけたよ。)

5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “Please include a digital copy of the presentation on a CD.”

    (プレゼンのデジタルコピーをCDにも入れておいてください。)

  2. “We used to distribute our software on CD, but now we use online downloads.”

    (かつてはソフトウェアをCDで配布していましたが、今はオンラインダウンロードです。)

  3. “The promotional CD contains all our product brochures in PDF format.”

    (宣伝用のCDには、すべての製品パンフレットがPDF形式で入っています。)

5.3 学術的な文脈での例文


  1. “The data was stored on a single CD for ease of distribution.”

    (配布の容易さのため、データは1枚のCDに保存された。)

  2. “Researchers exchanged large experimental files via CD in the early 2000s.”

    (2000年代初期には研究者たちは大きな実験ファイルをCDでやり取りしていた。)

  3. “The archived information can be accessed by inserting the CD into the designated drive.”

    (アーカイブされた情報は、指定のドライブにCDを挿入することでアクセスできます。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. DVD(ディーブイディー): ディスクメディアの一種で、映像や大容量のデータに向いている。

    2. Blu-ray(ブルーレイ): 高画質・大容量のディスク。

    3. Record(レコード): アナログの円盤状メディア。

    4. Vinyl(ビニール): レコードと同義。レトロなイメージ。

    5. Cassette(カセット): 音声や映像をテープで記録したアナログメディア。


  • 反意語: 明確な反意語はありませんが、ディスク以外のデジタルストリーミングや配信サービス(例: “online streaming”)が対照的な存在です。


それぞれCDと比較すると、記録容量や音質、使用の手軽さ、発売時期などが異なります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌsiːˈdiː/


    • アクセントは “C” と “D” の両方にかかる感じで、二つの文字を強く発音します。


  • アメリカ英語 / イギリス英語での違い:


    • アメリカ英語: /siːˈdiː/

    • イギリス英語: /siːˈdiː/

      ほとんど同じ発音です。


  • よくある間違い: “C” と “D” の間を詰めすぎず、やや区切って言うと自然です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “CD” は頭文字2つのみなので、スペルミスはあまりないですが、大文字・小文字の混乱(cdやCdなど)に注意。

  • 同音異義語との混同: “seedy” (形容詞で“みすぼらしい”“いかがわしい”という意味) と音が似ているが、文脈が全く異なるので注意。

  • 試験対策での出題: TOEICや英検で直接「CD」が出題されることは少ないですが、リスニングや読解で「CD player」や「CD-ROM」などが文脈として出てくる場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “C” は “Compact”、“D” は “Disc” から来ていると覚えておくと簡単です。

  • かつて音楽やデータの保存に欠かせないメディアだったという歴史背景をイメージすると記憶に定着しやすいです。

  • DVDやBlu-rayとの違いもあわせて覚えると、ディスク系メディア全般の理解につながります。

CDに関しては、実際に古い音楽アルバムを引っ張り出してみるなど、実物に触れながら学ぶのがおすすめです。学習するときは「CD player とセットで」や「burn a CD」などのフレーズも同時に覚えておくと、より使いこなしやすくなります。

意味のイメージ
CD
意味(1)

(音楽を聴くためなどに使う)コンパクトディスク

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★